子供がいるのでカレーはいつも甘口です。
本当はピリッとした本格的なカレーが食べたいんだけど。
そんな大人に、お子様カレーを大人味に変える裏技を紹介します。
野菜たっぷりの甘口カレーでも美味しく変身しますよ。
子供用の甘口カレーを大人味に変える裏技!
それは、ある特殊なスパイスを入れるだけ。
そのスパイスとは「ピメントン」です!
ピメントンはスペイン料理で使うスモークの効いたスパイス。
これを入れると、スモークの効いた大人味のカレーになります。
燻製カレーを食べたことがあれば、なんとなくイメージできるかなと。燻製カレーよりもずっと美味しいですけどね。
子供向けの甘口カレーに入れると、その甘さがピメントンの香りと酸味をかえって引き立てます。もしスペイン風のカレーがあるとしたら、こんな感じかなって気がしますね。
とにかく美味しいので、是非試してほしいです。
ちなみに、その他にもいろいろなスパイスを甘口カレーに混ぜて試しました。
インドカレーを手作りしていたので、そのとき使っていたターメリック、クミンシードパウダー、コリアンダーパウダー、ガラムマサラなんかを入れてみたのですが、どれもイマイチでしたね。
ピメントンには到底およびません。
このピメントンについてもう少し説明しておきますね。
ピメントンとは?
ピメントンはスペイン料理で使われる、パプリカをスモークしたスパイス。
「ならパプリカで良くない?」
って思うかもしれませんが、使ってみると全然違いますよ。
なんていうか、パプリカよりももっと濃いんですよね。チゲ鍋に入っている、唐辛子粉に近い感じもします。
スペイン料理には必須で、タパスなんかにも振り掛けられてます。
スペイン料理で赤い粉がかけられていたら、それはだいたいピメントンかなと。
ピメントンには、「ホット」と「スイート」があるのでその違いについても説明しておきます。
ピメントンはホットとスイートの2種類の味がある
ピメントンの「ホット」と「スイート」の違いは、名前からも分かる通り辛さです。
でも実はそれだけじゃなくて、使ってる原材料が違うんですね。
「ホット」の方は赤唐辛子が使われていて、「スイート」の方はパプリカになってます。
どちらも唐辛子の一種ではあるんですが。
そして、当たり前ですが「ホット」のほうが断然辛いです。だから辛いのが好きな人には「ホット」がオススメ。
ちなみにもっと辛さだけを追求したいなら、カイエンペッパーがオススメですよ。
うちは「ホット」と「スイート」の両方を買っていて、気分によって使い分けてます。スモーク具合は同じですし、両方とも美味しいですよ。
ピメントンはカレー以外にも使えます。
スペイン料理には必須
スペインのスパイスですから、スペイン料理との相性はバッチリ。
既に説明したとおり、タパスにはよく掛かってます。
その他、アヒージョにもよく使われていますね。
絶対入っている料理としては、パエリアと”タコのガリシア風”があります。どちらも、ピメントンが必須なので、ピメントンを知らない人も、いつの間にか食べてたってことです。
というわけでいろいろ使えるので、買って損はないと思いますよ。
次は、野菜たっぷりのカレーも美味しくなるのかについて。
子供向けの野菜たっぷりカレーでも美味しい
子供向けのカレーって、野菜がメチャメチャ多くなりますよね。
カレーにすると子供が野菜をよく食べるので、これは仕方のないことだと思います。
うちの2歳の娘も、カレーだと好き嫌いなく野菜を食べるんですよね。
このようにたくさんの野菜を入れて、野菜多めの甘口カレーとなっても、ピメントンなら美味しく食べられます。
特に相性が良いのは夏野菜。ナスにトマトにインゲン、ピーマン、ズッキーニなどは、相性バッチリ。その他、ブロッコリーやじゃがいも、玉ねぎも美味しいですよ。
肉が少なくてがっかりの野菜嫌いのお父さんでも、美味しく食べられると思いますよ。
ただ、キャベツだけは微妙でした。
うちの嫁が野菜を処理するためにキャベツを入れたんですが、これはかなりブーイングでしたね。
でも作って貰っている立場ですからね、当然ブーイングはやんわりと。(^_^;)
次は、私がオススメしたい甘口カレーのルーについて。
大人も満足できる甘口カレーのルー
子供向けに甘口カレーというのは仕方ないんですが。
でもバーモンドカレーとか星の王子さまとか、ちょっと甘すぎて苦手。
そこで探してみて美味しかったのが、ムソーの「直火焙煎カレールゥ」です。
このムソーの「直火焙煎カレールゥ」は、なかなかコクがあって美味しい。甘さはわりと控えめで、ドッシリとしたルーです。
しっかりとコクがあるので、隠し味的なものを入れる必要がありません。フレーク状のルーを溶かせば十分美味しいカレーになります。
それにこのムソーという会社、自然食品を扱う会社として、そういったものが好きな人には有名。
だから内容物には、あまり変なもの入ってないと信じています。食材の産地を確認したわけではありませんけどね。
あくまでもブランドを信頼しての話です。というわけで私のオススメ↓
まとめ
子供用の甘口カレーを大人味に変える裏技について紹介しました。
大人味に変える秘訣は、「ピメントン」というスパイスを使うこと。
もともとは、”タコのガリシア風”が食べたくて買ったんですけどね。こんなに甘口カレーに合うとは思いませんでした。
むしろ”タコのガリシア風”はたいして美味しくなかったので食べてません。
その他にもパエリアを作るなら必須なので、レパートリーを増やす意味でも使えると思いますよ。
甘口カレーは好きじゃなかったんですが、「ピメントン」のおかげで最近は好きになりました。
これB級グルメとして君臨できるぐらい美味しいと思うので、気になった人は是非チャレンジしてみてください。
つくレポに載せたいぐらいですが、面倒だから。(^_^;
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