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チャイルドシートは助手席でもOK?危険性や死亡率についても

チャイルドシート 自動車

チャイルドシートを助手席に付けたいと思うこと、ありますよね。

子供を後ろの席に乗せていると、目が届かなくて不安です。

それに前に乗せたほうが、機嫌が良くなると聞きますし。

そこでチャイルドシートは助手席でもOKなのか、危険性や死亡率はどうなのかについて紹介します。

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チャイルドシートは助手席でもOK?

チャイルドシートを助手席に付けるとき、まず気になるのが法律の問題ですね。

チャイルドシートは助手席につけても法律違反ではない

チャイルドシートは助手席につけても、法律違反ではありません。

チャイルドシートについて定めている法律では、何処に付けるかまで触れていないんですね。だから法律上は、どこにつけても問題ありません。

チャイルドシートの法律について、詳しくは以下の記事にまとめました。

[kanren postid=”4128″]

ただし助手席に付ける場合は、エアバッグに注意する必要があります。

チャイルドシートを助手席に付けるときはエアバッグに注意

チャイルドシートを助手席につけたことで、幼児がエアバッグで死傷する事件が起きています。

エアバッグが開くときの衝撃は、かなりのもの。その速度は最大で300kmにも達するそうです。

以下の動画見てもらうと分かるんですが、エアバッグの衝撃ヤバイですよ。これは大人でも、かなりダメージがあるんじゃないかと。

というわけで、チャイルドシートを助手席に付ける場合は、できればエアバッグをオフにしたい。でも国内向けに販売されている車には、エアバッグをオフにする機能がついていません。

それもあって、助手席をギリギリまで後ろに下げることが推奨されています。そうすることによって、エアバッグからならべく距離をとるわけですね。

また、チャイルドシートは前向きにした状態で取り付けます。

回転式のチャイルドシートを使っている場合、後向きにしても取り付けられますね。

しかしこの状態で付けると、事故時にチャイルドシートがエアバッグによって跳ね上げられ、危険みたいです。

助手席にチャイルドシートを付けたときの注意点をまとめます。

[aside type=”warning”]助手席に付けるときの注意点

  • できればエアバッグをオフにする
  • 助手席はできる限り後ろに下げる
  • チャイルドシートは前向きにした状態で取り付ける

[/aside]

次はチャイルドシートを助手席に取り付けた場合の危険性について。

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チャイルドシートを助手席に取り付けたときの危険性

チャイルドシートを助手席に取り付けたらエアバッグに注意

先程も説明したとおり、チャイルドシートを助手席に取り付けたことで、エアバッグによる死傷事故が起きてます。

エアバッグの衝撃は、子供にとっては致命的な衝撃となりかねません。

チャイルドシートを助手席に付けるなら、エアバッグは最も注意すべきポイントです。

チャイルドシートを助手席に取り付けると気が散る

目の届く範囲に子供を置きたいから、チャイルドシートを助手席に取り付けたいわけなんですが。これがかえって危険をまねく可能性も。

携帯電話やカーナビは、それに見とれて事故を起こす人が多いから、運転中の操作が禁止になりました。

子供の面倒は、携帯電話やカーナビよりも、ずっと気を取られる可能性があります。というわけで、気を取られて事故に繋がる可能性があります。

チャイルドシートを助手席に取り付けるのはメーカーが推奨していない

国産の車とチャイルドシートの説明書には、必ずと言っていいほどチャイルドシートは後部座席に付けるよう書かれています。

ボルボなど一部の外国車のみ、チャイルドシートを助手席につけてもOKと説明があるらしいですよ。

こういったメーカーの勧告を無視するのも気が引けますよね。

さらに、助手席は後部座席よりも死亡率が高いって話を耳にしました。これは、本当なのでしょうか?

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助手席は死亡率が高いって本当か?

助手席は死亡率が高いという話を聞きましたが、実際は逆で、後部座席の方が高かったりします。

 これによると運転席は0.32、助手席は0.27、後部座席は0.36となっており、確かに後部座席の致死率が運転席を超えている。

出典:J-CASTニュース「後部座席は運転席より危ない? 死者数が横ばい状態」

ただし、これはシートベルトを着用していないケースも含まれています。

シートベルトを着用しているケースだけに絞ってみると。

この点も警察庁に確認したところ、着用時の致死率は運転席が0.18、助手席は0.2、後部座席が0.17で、各席とも着用することでほぼ同等の安全性となることがわかる。

出典:J-CASTニュース「後部座席は運転席より危ない? 死者数が横ばい状態」

今度は、助手席の方が死亡率が低いみたいです。

とはいっても、その差は微々たるもの。死亡率という面だけで見ると、助手席も後部座席もあまり変わらないようですね。

助手席の場合は、エアバッグによって助かっている人も多いのかなと思います。エアバッグが無ければ、きっと助手席の死亡率はもっと上がっていることでしょうね。

こういったことを総合的に考えると、やはりチャイルドシートは、助手席より後部座席のほうが良さそうです。

まとめ

チャイルドシートは助手席でもOKなのかと、その危険性や死亡率について紹介しました。

チャイルドシートは助手席に設置しても、法的に問題ありません。

ただしエアバッグが問題です。そのエアバッグの問題を避けるには、助手席をできるかぎり後ろに下げる必要があります。

でもそれで本当に大丈夫なのかは、分からないんですけどね。

というわけで総合的に判断すると、やはり後部座席のほうが良いのではと思います。

エアバッグを自己責任でオフにできると良いのですけどね。

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