ホワイトデーお返しの意味は嘘だらけ!本当の意味と起源まとめ

ホワイトデーのお返しに意味なんてあるのでしょうか?

ネットで調べてみると、

・クッキー=「あなたは友達です」乾いているから
・マカロン=「あなたは特別な人」他のお菓子より高級だから
マシュマロ=「あなたが嫌いです」すぐに溶けてしまうから
・キャンディー=「あなたが好きです」甘さを長く楽しめるから
・ハンカチ=「お別れ」涙を拭くものだから

なんて情報が出てきますが、実は全く根拠が見当たらないんですね。

せいぜい、ちびまる子ちゃんのネタに使われてたぐらいです(笑)

お返しの意味なんて聞いたこともないって人も多いと思います。私も知りませんでした^^;

ネットの情報は嘘も多いので鵜呑みにするのは危険ですね。

そこで今回は確かなソース元から、ホワイトデーのお返しの意味について調べてみました。

それに関連して、

・マシュマロの本当の意味
・ホワイトデーの起源
・東アジアの習慣になったホワイトデー
・バレンタインデーの起源

なんかも面白かったので紹介したいと思います。

まずはマシュマロの意味から見てみましょう。マシュマロには意味があったんですね^^;

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実はマシュマロには意味がある

 

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マシュマロ=「あなたが嫌いです」すぐに溶けてしまうから。

あまりにもそれらしく聞こえて、100回も聞かされたら真実だと思い込みそうですね。

でも、どんなに調べても「あなたが嫌いです」は誰が言い始めたのか分かりません。普通に考えて、お菓子屋さんが損するような意味は付けないと思います。

なんといってもホワイトデーを始めたのはお菓子屋さんですから。。

んじゃーお菓子屋さんはどう考えたのか言うと、それはホワイトデーの起源を自認している『石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)』のセールスレターを見るのが一番だと思います。

「バレンタインデーに君からもらったチョコレートを、
僕のやさしさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」

出典:石村萬盛堂WEBサイト『ホワイトデー誕生秘話』

なるほどマシュマロの柔らかさに注目した、ポジティブなアプローチです。恥ずかしくてちょっと口に出来ませんが、マシュマロ=「やさしさで包む」という意味になってますね。

その他にも石村萬盛堂は、マシュマロ=「あなたが嫌いです」に反論するため、新聞広告にホワイトデーのストーリーを載せてたりします。

ところで石村萬盛堂が、ホワイトデーの起源なのでしょうか?

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ホワイトデーの起源は?

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実はホワイトデーの起源を自認しているのは、石村萬盛堂の他にも「全国飴菓子業協同組合」があるんですね。ここでは一体どっちが起源なのか、考察してみたいと思います。

ホワイトデーの起源は石村萬盛堂なのか?

石村萬盛堂のHPを見てみると、ホワイトデーの起源について次のように解説されています。

ホワイトデーの起源は、
昭和52年に石村萬年堂の考えついた
「マシュマロデー」より由来しております。

出典:石村萬盛堂WEBサイト『ホワイトデー誕生秘話』

石村萬盛堂の社長が、仕事のヒント探しにパラパラと少女雑載を見ていたところ、次のような投稿が在ったのが起源なのだとか。

「男性からバレンタインデーでお返しがないのは不公平。
ハンカチやキャンディー、せめてマシュマロでも・・・」

出典:石村萬盛堂WEBサイト『ホワイトデー誕生秘話』

どうでもいいけど、マシュマロのイメージが悪いような(笑

この投稿を見て、バレンタインデーのお返しイベント「マシュマロデー」を思いついたワケです。

そしてマシュマロデーをいつにするか悩んだ挙句、福岡随一の百貨店であった岩田屋さんに相談したんですね。岩田屋さんは一番暇になる3月14日がベストということだったので、昭和53年3月からスタートしました。

なるほど昭和53年(1978年)に3月14日に、一番暇だから「マシュマロデー」としてスタートしたのが起源だったんですね!

しかし、当初は売上もあまり良くありませんでした。

そしてそのまま7〜8年程続けたある日、百貨店より申し出があったと書いています。昭和53年から7〜8年ですから、昭和60〜61年(1985〜1986年)のことですね。

「バレンタインデーのお返しにはマシュマロだけではなく、
もっと幅広くバレンタインデーのお返しの文化としてできないか?

「マシュマロの白」を想起させる
「ホワイトデー」に名称を変更できないか?

出典:石村萬盛堂WEBサイト『ホワイトデー誕生秘話』

こうして名前が「ホワイトデー」に変わり、それ以降お菓子業界以外にも広まって、日本中に定着したというお話です。

つまり石村萬年堂の「ホワイトデー」が始まったのは、昭和60〜61年(1985〜1986年)ということですね。

いろいろ確認できたので、次は全国飴菓子業協同組合を見てみましょう。

ホワイトデーの起源は全国飴菓子業協同組合なのか?

全国飴菓子業協同組合が「ホワイトデー(3月14日)はキャンデーの日」と決定したのが1978(昭和53)年6月のことでした。そして、80年3月には全飴協・関東部会が第1回のホワイトデー“愛にこたえるホワイトデー”を実施し、現在にいたっています。

出典:全国飴菓子業協同組合『ホワイトデー誕生秘話』

全国飴菓子協同組合のHPには、ホワイトデーは昭和53年(1978年)6月に決定したとあります。そして実施したのは昭和60年(1985年)3月からということです。

つまり決定したのは昭和53年(1978年)6月だけど、実際にホワイトデーを始めたのは昭和60年(1985年)からと言えますね。

またこんな情報も書かれていました。

69(昭和44)年ごろから、当時の全飴協の木戸脇太郎理事長が中心になって、組合参加の各メーカーとともに、「キャンデーの需要拡大をはかるには、どうしたらいいのか」ということで、いろいろな方法を模索していたんです。当時も、メーカーによっては、細々とホワイトデーのキャンペーンを行っているところもありましたが、単にバレンタインデーのお返しにチョコレートを返そうというくらいのレベルでした。しかし、結果的にはそれが我々に、「ホワイトデーキャンペーン」をはじめさせる、契機となったしだいでして‥‥。

出典:全国飴菓子業協同組合『ホワイトデー誕生秘話』

ここには、全国飴菓子業協同組合がホワイトデーを始める前から、細々とキャンペーンを行っているメーカーがあったと書かれています。

もしかしたら、この細々とホワイトデーのキャンペーンをやっていたメーカーには、石村萬盛堂が含まれていたのかもしれませんね。

で結局どっちが起源?

この2つの情報を比べてみると、ホワイトデーらしいものを始めにやっていたのは石村萬盛堂の「マシュマロデー」じゃないかと思いますね。理由は単純で、昭和53年3月から実施していたからです。

推測ですが全国飴菓子業協同組合は、石村萬盛堂が3月14日に「マシュマロデー」としてバレンタインデーのお返しイベントをやっているのを知っているうえで、その日と「ホワイトデー」として決めたのかも知れません。

実際、全国飴菓子業協同組合の引用にも、細々とホワイトデーのキャンペーンをやっていたところもあったと書かれていますしね。

ですので起源に関しては、石村萬盛堂なんじゃないかと。で、「ホワイトデー」と命名したのは全国飴菓子協同組合ということだと思います。

そういえば石村萬盛堂のHPには「ホワイトデー」を薦めた百貨店がどこなのか明記されていません。これは推測ですが、全国飴菓子協同組合のイベントには多くの百貨店が参加しますので、その流れから「ホワイトデー」を石村萬盛堂に申し入れた可能性も考えられます。

そう考えるとツジツマが合うかなぁと。

さて起源がなんとな〜く分かったところで、ホワイトデーの名前の由来を見てみましょう。

ホワイトデーの由来は?

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ホワイトデーの由来は、ホワイトデーの名付け親と言える全国飴菓子業協同組合のHPが詳しいです。

バレンタインデーのアンサーデーを、全飴協がホワイトデーとして定める以前は、欧米の習慣にならい「ポピーデー」「フラワーデー」「クッキーデー」など、いろいろなネーミングがありました。これを全飴協では「ホワイトは純潔のシンボル。ティーンのさわやかな愛にぴったり」との考え方のもとに、「ホワイトデー」と名づけたのでした。

出典:全国飴菓子業協同組合『キャンディーを贈る日』

なるほどホワイトは純潔のシンボルという意味だったんですね!それもティーン向けだったとは!!

ということで、成人した男子がいくら純潔を主張しても、本来ホワイトデーの対象外です!という衝撃の事実が分かりましたね。

ところで、このように日本のお菓子屋さんの陰謀で始まったホワイトデーは、このあと台湾・中国・韓国といった、日本の文化に近い東アジアにも浸透していきます。

そこで東アジアのホワイトデーはどんな感じになってるのか見てみましょう。

ホワイトデーが広まった東アジア

台湾と中国ではどうなっているのか

台湾と中国でホワイトデーは「白色情人節」と言うらしいです。

情人という響きに何やらエロスを感じますね。

ただしホワイトデーはかなりマイナーで、イベントを楽しんでいる人は限られているようです。

というのも中華圏では、旧暦の七夕にも「情人節」というバレンタインデーのようなものがもう一度あります。

知っている人も多いと思いますが、海外のバレンタインデーは、女→男に贈り物ではなくて、男→女に贈り物をします。

だから中華圏の男子にとっては、ホワイトデーは余計な仕事が増えるだけで全く歓迎されませんね。^^;

女→男に贈り物と決まっているのは、日本だけみたいですよ。

どうしてすぐガラパゴス化するのかな(笑

韓国での広がり方が面白い

https://twitter.com/baek_chani/status/708544560851341317

韓国では日本と同じようにホワイトデーがあります。

ホワイトデーの日は、コンビニ・スーパーなどにキレイに包装されたお菓子がビッシリ陳列しているとのこと。ただし贈り物は日本よりもずっと豪華になるみたいです。

そしてここらが面白いんですが、ブラックデーというのが4月14日にあります。

なんとこの日は、バレンタインデーやホワイトデーを寂しく過ごした人、4月14日なっても恋人ができない人が黒い服を来て集まって、黒いものを食べたり飲んだする、まさにブラックな日なのだとか。

そして、さらに恋人達のためにこんなに沢山のイベントが。

  • 1月14日  ダイアリーデー
  • 2月14日  バレンタインデー
  • 3月14日  ホワイトデー
  • 4月14日  ブラックデー
  • 5月14日  イエローデー
  • 6月14日  キスデー
  • 7月14日  シルバーデー
  • 8月14日  グリーンデー
  • 9月14日  ミュージックデー
  • 10月14日 ワインデー
  • 11月14日 オレンジデー
  • 12月14日 ハグデー

正直、メンドクサイだろこれ…

韓国の男は疲れそうだと思うのは私だけでしょうか。。

さて東アジアに広がったホワイトデーも確認できたところで、ここまできたらバレンタインデーの起源も簡単に確認しておきましょう。

ついでにバレンタインデーの起源は?

San_valentino

バレンタインデーは、聖ヴァレンティヌス(英語名バレンタイン)に由来します。

よかった。明治とか森永あたりの創作では無かったんですね(^^;

起源には諸説があるので、その中の一説を紹介します。

当時ローマでは2月15日にルペルカリア祭という祭日があり、その前日である2月14日に祭りの間のパートナーを決める習わしがありました。

パートナーとなった二人は、そのまま恋人となり結婚することが普通でしたが、当時のローマでは若い兵士の結婚が許されていませんでした。

そんな中、キリスト教の司祭ヴァレンティヌスは密かに二人を結婚させていたのです。

キリスト教はローマ帝国から迫害されていたこともあり、ヴァレンティヌスはその罪により2月14日に処刑されてしまいます。

その後、ヴァレンティヌスは聖人として加えられ、この日は恋人たちを祝うセント・バレンタインデーになったというお話です。

チョコは一切関係ありませんね^^;

まとめ

ホワイトデーお返しの意味と、その起源をまとめてみました。

振り返ってみると、ホワイトデーは完全にお菓子屋業界の陰謀だということが分かりました。それにティーンエイジャー向けのイベントだったということがちょい引きますね。(汗)

しかし、これだけ一般化して馴染んでいるところみると、“贈り物をされたら返す”という考え方が、日本人の感覚にあっていたイベントなんでしょうね。

なにか新しいイベントを作るときは、ターゲットの感覚や習慣にあったコンセプトで考えるのが良さそうです。

ところで、ホワイトデーの起源がお菓子屋の陰謀だとつまらないので、今からでもこじ付けで伝統のありそうな起源にした方が、ステキなんじゃないかと思ってしまいます。

今年のホワイトデーには、うんちくと一緒に由緒正しいマシュマロを送ってみてはどうでしょうか?

※長いうんちくは嫌われるので注意。

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