ますます、きな臭くなってきた北朝鮮のミサイル問題。
ちょっと前までは対岸の火事に思えたけど、いまではとっても身近な存在に(汗)
本当にミサイルが飛んできたり、特殊部隊が潜入してくるかは分からないけど、イザというときにパッと動けるよう、いまのうちに対応を考えておきます。
最初に考えることは、日本で危ない地域はどこ?ってことですよね。
日本で危ない地域はどこ?
日本にはミサイル迎撃システムが導入されています。
産経新聞の記事によれば、日本の迎撃システムは2段構えで、1段目の迎撃率は89.1%、2段目は新システムが導入されてから100%の迎撃率を誇るらしい。
これを考慮すれば実質37回。うち迎撃成功は33回で、成功率は89・1%にまで上がる。
特筆すべきは、ミサイル誘導に新ソフトウェアを導入した09年12月以降の成績だ。13年末までに14回実施し、失敗は一度もなく、100%の命中率を誇る。
しかしこの記事を鵜呑みにするのは危険で、実戦では何が起きる分からないし、一度に飛んでくるミサイルの数も違うはずです。
それに潜水艦からのミサイル(SLBM)も考えられるので、とても安心はできません。
あらかじめミサイルが飛んできそうな場所を把握しておきましょう。
在日米軍基地が危ない
北朝鮮国営メディアの朝鮮中央テレビや労働新聞で、2017年3月7日に次のような報道がありました。
「弾道ミサイル4発を発射する訓練において、在日米軍を攻撃する任務を担っている部隊が参加した」
つまり北朝鮮は「在日米軍を標的にする」と暗に言っています。
戦争になれば当然、敵の基地を叩きますから、これは当然といえば当然。すると危ないのは在日米軍基地の在る地域です。
主な在日米軍基地は、以下になります。
- 三沢基地(青森県三沢市)
- 横田基地(東京都多摩地域)
- 横須賀海軍施設(神奈川県横須賀市)
- 厚木航空施設(神奈川県綾瀬市・大和市)
- 岩国飛行場(山口県岩国市三角町)
- 佐世保基地(長崎県佐世保市)
- 嘉手納基地(沖縄県中頭郡嘉手納町・沖縄市・中頭郡北谷町)
- 普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
東京、神奈川の基地には在日米軍の司令部もあるので、このあたりは要注意ですね。
在日米軍基地の次に狙われそうなのが、なんといっても原発施設です。
原発施設が危ない
原発施設は北朝鮮のミサイル問題が起きる前から、テロの目標になりかねないということで、危険視されてきました。
いざ朝鮮半島で戦争がおきると、ミサイルだけでなく北朝鮮の特殊部隊が日本に上陸して、原発施設を狙う可能性が指摘されています。
稼働中の原発がコントロール不能に陥ったらと思うと…、福島の原発より遥かに深刻な自体となります(汗)
原発施設のある地域は以下になります。
- 泊発電所(北海道古宇郡泊村)
- 六ヶ所再処理工場(青森県六ケ所村)
- 東通原子力発電所(青森県下北郡東通村)
- 女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町)
- 東海第二発電所(茨城県那珂郡東海村)
- 柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市)
- 浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)
- 志賀原子力発電所(石川県羽咋郡志賀町)
- 敦賀発電所(福井県敦賀市)
- もんじゅ(福井県敦賀市)
- 美浜発電所(福井県三方郡美浜町)
- 大飯発電所(福井県大飯郡おおい町)
- 高浜発電所(福井県大飯郡高浜町)
- 島根原子力発電所(島根県松江市)
- 伊方発電所(愛媛県西宇和郡伊方町)
- 玄海原子力発電所(佐賀県東松浦郡玄海町)
- 川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)
※福島原子力発電所は再稼働しないので、外しました。
こうしてみると、日本の原発銀座とよばれる若狭湾周辺に、原発が集中していますね。位置的にも日本のほぼ中心なので、ここの原発がコントロール不能に陥ると、日本全土が危なくなりそうです。
とまぁ日本の危ない地域を見てきましたが、実は朝鮮半島において核兵器が使われた場合も、風向きを考えると絶望的です。
日本全土が危険に晒されるかも
あまり考えたくないけど、朝鮮半島で核兵器が使われた場合、放射性物質が日本まで届くことが想定されます。それ以外にも、韓国に点在する原発施設が狙われた場合などヤバイです。
とても残念なことに、日本には朝鮮半島方面(北西)から乾いた風が吹いてきます。そしてこの風は日本海で水蒸気を含んだ湿った空気になって、日本の山にぶつかって雨となって降り注ぐわけです。
この風は季節風と呼ばれ、特に冬に強まります。春から夏にかけては、中国大陸からのアジアモンスーンと南から風が強まります。実は平時であっても中国の沿岸にズラリとある原発がヤバですね(汗)
だから日本周辺の風向きは超大切。
季節によって傾向はありますが、その日の風向きをサッと調べる方法を、あらかじめ抑えておきたいところです。24時間以内の風向きを見る場合、以下のサイトが見やすかったのでリンクを貼っておきます。
さて、ここまで日本の狙われそうな地域と、朝鮮半島からの風向きを考えてきましたが、今度はミサイルが実際に飛んで来た場合の対処を考えてみます。
まずはミサイルが飛んで来るのをどうやって知るのか?についてです。
ミサイルが飛んで来るのをどうやって知る?
覚えておきたいことは「Jアラート」という政府公式のミサイル警報があることです。
Jアラートとは
Jアラートは弾道ミサイルが日本に向かって飛んで来る場合に、独特の警報を鳴らします。
手持ちの携帯やスマホがJアラートに対応していれば鳴り出します。大手キャリアやiPhoneなら対応しているらしいのですが、Androidだと機種ごとに対応していないことがあるようです。
独特の音がするので、一度聞いておくと良いと思います。
そして市町村の防災無線等などを通して屋外スピーカーから警報が流れるほか、携帯やスマホにエリアメールと緊急速報メールが届きます。
ところで北朝鮮からミサイルが発射されたら、どれぐらいで日本に到達するのでしょうか?
日本にミサイルが到達するのはなんと10分以内!
実は恐ろしいことに、北朝鮮で発射されたミサイルは、10分かからず日本に届きます。
平成28年2月7日に、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射されたミサイルは約10分後に、発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。
出典:内閣官房国民保護ポータルサイト「北朝鮮から弾道ミサイルが発射され…」
実際はミサイル発射からJアラートが鳴るまではタイムラグがあるでしょうから、残された時間は10分以下だと思います。
トイレで踏ん張っている最中や、お風呂に入っていたら最悪ですね(笑
死ぬ前に何かしたくても残り10分以下だと・・・ここは生き残る可能性に賭けるべきです(^_^;)
ですので、今度はミサイルが飛んできたら、どう対処すべきかを考えてみました。
ミサイルが飛んできたらどうする?
直撃の場合は、これはもうどうしょうもないとして・・・。
まずは外出時に、近くに落ちてきた場合を考えてみます。
近場の丈夫な建物に逃げ込む
一番良いのは、近場の丈夫な建物に逃げ込むことです。
丈夫な建物とは、鉄筋コンクリートでできた建造物のこと。地下鉄が近くにある場合は、そこが最も安全と言われています。それ以外にも地下駐車場など、とにかくコンクリートで囲われた地下のスペースがベスト。
そういったものがない場合は、鉄筋コンクリート製のビルなどに避難します。
次に自宅にいる場合を考えてみます。
自宅で避難する場合
自宅で避難する場合は、すぐにやるべきことがあります。
- ドアや窓を全部閉める
- ガス、水道、換気扇を止める
そしてそのあと、なるべくドア、壁、窓ガラスから離れたところに座ります。家の中で一番丈夫と思われる部屋で、伏せているのが良さそうです。
身近で爆発が起こった場合のことも考えてみます。
近い所で爆発が起こったときの対処
近い所で爆発が起きた場合、爆発の光を絶対見ないようにして、ハンカチやマスクで口と鼻を塞ぎます。
これは煙や粉塵だけでなく、アスベスト、放射性物質を吸い込まないようにする目的があります。効果の程は分かりませんが、ハンカチは濡らしたほうが良いみたいです。
もし準備できるのであれば、フィルターが細かいマスク(N95、DS2規格)がありますので、それを用意しておくのがベスト。
避難するときは風向きを考えて、風下を避けてなるべく早く逃げだします。
さて爆発をなんとかやり過ごしたとして、次にやるべきことを考えてみます。
情報収集をして被害状況を確認する
テレビ、スマホ、ラジオ、屋外スピーカーから情報収集をして、どんな攻撃を受けたのか知る必要があります。
できればテレビ、ラジオなどで最新の情報が手に入ると良いのですが、外にいる場合は携帯やスマホで受信できるエリアメール・緊急速報メールが便利。これは先に紹介したJアラートの一部です。
大手キャリアを利用していれば、ほとんどの機種では初期設定のままでJアラートを受信可能。格安SIM(MVNO)を使っている場合は、機種によるそうです。
参照:総務省消防庁「スマートフォンアプリ等による国民保護情報の配信サービスの活用 」
そういった場合も含め、以下のサイトで防災速報のアプリを登録しておくことを強くオススメします。
このアプリは登録した地点に関する災害情報をプッシュ通知で送ってくれます。有事の際だけでなく、地震や津波、噴火や台風など自然災害についても情報を送ってくれので、普段使いにも便利。
こうして情報収集をした結果、核兵器や毒ガス、生物兵器が確認された場合は、すぐ対応をしないといけません。
核ミサイルが使われた場合
核ミサイルが使われた場合、一番の問題は放射性物質による空気の汚染。その日の風向きや爆心地によって、すぐに逃げ出すか家の中で待機するか考えます。
爆心地までの距離と風速を考えて、避難している時間が足りない場合は、家の中で数日待機して、放射性物質を含んだ空気が吹き流されるのを待ってから行動します。
下手に移動を始めると、一番濃い放射性物質を含んだ空気を吸い込んでしまう危険も。
外にいる場合、車のフィルターを当てにしてはいけません。車のフィルターでは防げないし、高濃度の地域を通過した場合には、フィルターに付着するので、後で除染が必要になってきます(そうしないと後で吸い込むことに)。
避難するかどうか判断の決め手になる風速については、地上の風と上空の風の強さを予測する以下のサイトが便利です。
例えば風速が最小表示の5m/sだとすると、5×60×60=18km/h。爆心地まで180kmあるとすれば、10時間後には届くわけです。
その時間で安全圏まで避難できる場合は、サッと避難してしまう方がよいですね。遠くにいくほど空間放射線量も下がりますし。
家の中で数日待機する場合
避難までの時間が足りなくて、家の中で数日待機すると決めた場合は、すぐにお風呂やバケツ、ペットボトルに水を貯めます。放射性物質で水源が汚染されると、水道が使えなくなってしまうからです。
水を貯めている間に、今度は窓や扉のスキマを可能な限り塞ぎます。ですのでガムテープやビニールテープを、何本も用意しておいたほうがいいですね。こうして室内をなるべく密閉して、できれば家の中で一番内側にある部屋を使うようにします。
風向きや風の強さによって異なりますが、福島の事故のときは数日間、空間放射線量が跳ね上がってそこから下がっていきましたので、数日間は引きこもって空間放射線量を見張ります。
空間放射線量が下がったのを確認したら避難します。
次は原発施設が狙われた場合です。
原発施設が狙われた場合
原発施設にミサイル攻撃、あるいは特殊部隊によるテロが行われた場合は、これはもーなるべく早く遠くへ避難すべきです。
なんといっても攻撃により炉心がむき出しになると、放射性物質が際限なく飛び散って、誰も止めることができなくなります。
しかもそこから飛び散る放射性物質は、日本全国の水源と食物を汚染し、しばらくすると食料に困り始めるんじゃないかと思います。
この場合は風向きを考えつつ、なるべく遠くに避難して、どこかのタイミングで海外に避難するのがベスト。日本国内に居る限り、風向き次第で何処に行っても放射性物質が飛んでくる可能性があります。
この場合、日本に住めるところは・・・考えたくもないですね。でも何もしなくても、中国の原発が不安なんですが。
次に恐ろしいのが毒ガスを使われた場合です。
毒ガスが使われた場合
毒ガスがミサイルの弾頭に積まれた場合は、空中でミサイルが爆発して、広い範囲に散布される可能性があります。
毒ガスというと、ついこの間、北朝鮮が金正男を毒殺したときに使ってましたね。
それ以外にも、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」もまだまだ記憶に新しいです。
良く使用される有名どころの3つの毒ガスについて抑えておきたいと思います。
VXガス
金正男の毒殺に使われた、最強の神経ガス。これで北朝鮮が所有しているのは明らかですね。
無色透明で無臭。その上、化学的安定性の高い液体で、温暖な気候では散布から1週間程度、効果が残留します。
とてもやっかいなことに、呼吸器系からだけではなく、皮膚からも吸収するので、近寄っただけでも危険。しかも効果が残留するので、VXガスにさらされた物を触るもの危険。
水洗いでは除染できないので、科学的洗浄が必要になるなど、使われたら最悪のガスです。
主な中毒症状は、呼吸困難、意識喪失、痙攣、嘔吐、心肺停止。重度になると、数分以内に意識を失って痙攣が始まり、心肺停止します。
致死量は大気中濃度、たったの0.1mg・min/㎥。皮膚には一滴垂らせば十分、致死量です。
これ使われたらもうお手上げなじゃ・・・。ちなみに世界で始めて使われたのは、日本という不名誉を頂いています。使ったのはオウム真理教。
参考:青森県庁「化学テロ対策」
サリン
「地下鉄サリン事件」以外にも、最近ではシリアの紛争でも使われましたね。
サリンは揮発性が水と一緒で、比較的はやく揮発します。無色透明で無臭で、皮膚からも吸収するので非常に危険。しかも殺傷能力が非常に高く、吸い込んだ量によって数分以内に症状が表れます。
主な中毒症状は、軽度だと嘔吐、下痢、腹痛、発汗、頭痛、めまい。重度になると、痙攣、視力低下、言語障害、錯乱。さらに進むと、失禁、肺水腫、呼吸困難、昏睡となって死亡します。
致死量は大気中濃度、100mg・min/㎥。
参考:青森県庁「化学テロ対策」
マスタードガス
最近ではイスラム国や、イラク戦争のときにイラク軍が使用しました。
純粋なマスタードガスは無色無臭。不純物がまじっていると、マスタード臭、ニンニク臭、からし臭、ネギ臭などがします。
マスタードガスは遅効性のため、数時間後にダメージがきます。4時間以内に症状が現れた場合は重症。
マスタードガスは皮膚にダメージを与えるびらん剤の一種。中毒症状は、目は結膜炎あるいは失明。皮膚や筋肉は、出血、水疱、さらには壊死。皮膚にとても強力なダメージを与えるので、見た目に残酷な状態になります。
致死量は大気中濃度、1500mg・min/㎥。
参考:青森県庁「化学テロ対策」
毒ガスの症状を知ってしまうと、これはなんとしても避けないとって思いますね。被害にあった人の写真は酷いです。
毒ガスが使われたか確認する
毒ガスが使われたかどうか判断するには、とっさに外の様子を確認します。
- 鳥や動物の不自然な死
- 川に魚が浮き上がっている
- 毒ガスの被害にあった人たちの出現
- 草木の変色
このあたりを総合的に見て判断します。
毒ガスにさらされたら
毒ガスにさらされたら、なるべく早く医療機関に。そのとき汚染されている服などを脱いで二次被害を食い止めます。
毒ガスが散布された地域にいる場合は、風下に向かわないよう注意が必要で、また毒ガスは空気よりも重いため、低所に行くのを避けます。
最後に生物兵器が使われた場合です。
生物兵器が使われた場合
生物兵器がミサイルの弾頭に積まれて飛んできたときは、空中で爆発して細菌を散布します。
ただし弾道ミサイルに積まれた場合は、大気圏突入時に細菌が高熱で死んでしまう可能性が指摘されていて、北朝鮮の科学力がそれを克服できているとは思えません。
それよりも日本人を拉致したときのように、北朝鮮の特殊部隊が日本に潜入し、細菌を撒き散らす可能性のほうが現実的です。
生物兵器として使用されると特に怖い、炭素菌やボツリヌス菌を中心にみていきます。
炭疽菌
自然界では土の中に存在している菌。主に草食動物に感染しますが、それを食べた人間にも感染します。
主な感染経路は皮膚、肺、腸。
皮膚からは傷口を経由して感染しますが、命取りにはならないのでここでは除きます。腸からの感染も普通は考えられないのでこれも放置。
肺からの炭疽菌は、感染してから1〜7日後にインフルエンザのような症状ができます。その後一時的に良くなることも在るけど、高熱が続いて24〜36時間で死亡。
炭疽菌の判別はすぐにできるので、怪しいと思ったらすぐに医療機関に駆け込むのが大切。
抗生物質が良く効くので治療することができます。また人から人へは移らないので、二次感染を心配する必要はありません。
ちなみに湿度の高いところでは粒が大きくなってしまい肺まで届きません。日本は湿度が高いから、炭疽菌の使用には向いてなさそうです。
ちなみに以前オウム真理教が使ったときは、被害がでませんでした。
ボツリヌス菌
自然界ではやっぱり土の中に存在しているボツリヌス菌。
ボツリヌス菌が生みだすボツリヌス毒素は、地球上で最強の毒素といわれています。たった500gで全人類を殺せるほど強力。
ボツリヌス中毒になると、筋肉が麻痺して重症になると呼吸ができなくなり、窒息死します。意識はしっかり残ったままで、身体が動かせず呼吸も出来ずに死んでいきます。
ボツリヌス中毒の治療には、抗血清の早期投与が一番有効。ただし、呼吸管理などの対処療法でも治癒できて、今では致死率5%なので、病院に行けばほぼ助かります。人から人への感染はないので、二次感染を心配する必要はありません。
気をつけなければいけないことは、ボツリヌス菌は100℃で10分加熱しても死にません。ただし、ボツリヌス菌が生みだすボツリヌス毒素は、80℃で30分、あるいは100℃で10分の加熱により毒性が消滅します。
水道への流入も塩素によって20分間程度で滅菌されるので、心配する必要はありません。
最近では乳児にはちみつを舐めさせた「乳児ボツリヌス症」が話題になりました。はちみつは危ないと厚生労働省からも勧告がでていたんですがね。
ちなみにやっぱりオウム真理教が、何度か散布しました。被害は出なかったけど。。この平和だと思っていた日本に、とんでもないテロ組織がいたもんですね(汗
参考:厚生労働省「生物兵器テロの可能性が高い感染症について」
:北海道立衛生研究所「恐怖のボツリヌス菌」
いろいろな攻撃が想定できたところで、最後にイザというとき必要なものをピックアップしておきます。
イザというときに必要なものを揃えておく
防災の場合は3日間耐え忍べば、救助が来るといわれていますが、有事の際には当てはまらないと思います。
イザというときは、すぐに水道をひねってあらゆる容器に水を貯め、食料も追加で買えるなら買うべきだと思います。
うちでは普段から乾物やお菓子を多めに買うようにしているので、それをそのまま食料品にする予定でいます。
水と食料品以外で、最低限これだけは必要というものをピックアップしました。これらを1箇所にまとめて、いつでも運び出せるようにします。
雨合羽
百均で買えます。放射性物質が飛散した場合、雨の日には雨合羽が必須。
N95かDS2対応のマスク
ネットで買えます。これでどれぐらい防げるかは分からないのですが、イザというときに無いよりは合ったほうが絶対良いと思います。
卓上ガスコンロ&ガスボンベ
卓上ガスコンロは2000円ぐらい、ガスボンベは一本100円。これを持っていれば、お米も炊けるしラーメンも食べられる。ガスボンベは6本ほど備蓄しています。
ガムテーム&布テープ
ドアや窓の隙間を塞ぐのに必要。5本ぐらい要しておくと安心。
生理用品&オムツ&ティッシュペッパー
ないと相当不便です。そして有事の際は即売り切れると思うから、普段から多めに備蓄。
サランラップ
トイレの水が流れなくなった場合は、サランラップに包むと処理しやすいみたいです。100均で2パックほど予備を買ってます。
ホッカイロ&灯油
真冬に起きた場合は、暖房がないと厳しすぎます。ホッカイロは10個以上用意しているし、灯油タンク1本は、いつも満タンにしています。
万能ナイフ
何かと便利な万能ナイフ。昔もらったビクトリノックスのアーミーナイフを用意してます。
それ以外にも…
必要最低限と思われるものをピックアップしましたが、それ以外にも合ったほうがいいものって考えているより多いです。いちいち揃えるのが面倒な人は、楽天でも1位になった防災士が作った防災セットが便利です。
自分で揃えようと思っている人も、何が必要なのかとても参考にもなるので、一度見てみると良いと思いますよ。私もここで必要なものを確認して、追加で買い揃えました。
イザというときに必要なグッズを揃えたところで、日頃から備えておきたいことも考えてみました。
日頃から備えておくこと
車の準備
逃げ出すときには当然車があったほうがいいですね。ガソリンはなるべく多いほうがよく、日頃からガソリンをギリギリにしないよう気をつけています。うちではガソリンが残り半分になったら、入れるようにしています。
また、放射性物質が飛んできた場合に、外に放置しているとフィルターやすき間に入り込むので、車庫に入れるなりカバーをかけておいた方が良いです。
灯油の準備
真冬に家の中で閉じこもって過ごす場合、灯油は必須。灯油に関しては灯油缶一本が、必ず満タンになっているようにしているし、お風呂ボイラーの灯油タンクも半分以下にしないよう気をつけています。
避難ルート
福島の事故でもみられたように、放射性物質は風に乗って拡散しますが、山を超えられなかったりします。避難するときは、山を越えた道などを選んだほうが、より安全に避難できるかもしれません。
また高速道路は一旦事故が起きると降りることもできなくなってしまうので、下の道を使って避難する予定です。
まとめ
以上、かなり長くなりましたが、北朝鮮からミサイルが飛んできた場合、どういったことが起きるのか、どう対処するべきかを本気で考えてみました。
こういうのって問題が起きてから考えるのでは遅いので、いまのうちにどう対処すべきか考えておいたほうが良いかと思います。。
うちでは小さい子供が保育所に行っているので、よっぽど近くにミサイルが落ちない限り、すぐに迎えに行ってニュースの情報で判断して、避難するか家に篭もるか決める予定です。
その際、ガソリンスタンドが近所あるので、素早くガソリンを満タンにし、灯油缶を買ってガソリンを容れてもらおうと思ってます。
実際には問題は起きないと思いますが、イザというときに素早く動けるってのは大切ですね。
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