妊婦の風疹の抗体が低いと焦りますね。
うちの妻は、風疹の予防接種を3回も受けたのに16倍でした。
ワクチンを何回打っても、風疹の抗体が低い人っているらしく。
でもワクチン2回接種で99%OKとか聞きましたけど?
そのあたりの事情と、なぜ抗体検査は旦那も必要なのか、日常の予防策について書いてます。
妊婦の風疹抗体が低い!
風疹の予防接種って、なんていうか非常に勘違いしやすいところがあります。
風疹の抗体について
風疹の予防接種って、2回受ければ99%OKって聞きましたけど・・・?
1回接種した人に免疫ができる割合は約95%、2回接種した人に免疫ができる割合は約99%と考えられています。
で、ここで私も勘違いというか知らなかったんですが。
風疹の抗体ができても、一般に抗体価が32倍以上ないと意味ないみたいです。
つまり抗体価が8倍でも免疫がついたことにはなるんだけど、それじゃ感染を防げない。
まとめると、2回接種で99%の人に免疫がつくけど、抗体価が低い人は感染するってことです。
だから2回打って安心していたのに、なぜって感じだったんですよ。ネットで調べてみると、同じような人たくさんいました。
さらに風疹の抗体は、予防接種を受けても数年で消えたり下がることがあるそうな。
というわけで妊婦は必ず風疹の抗体検査をするんですね。
風疹は症状がでないこともある
恐ろしいことに、風疹は感染しても症状がでないことあるそうです。
ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15-30%程度いるようです。
症状は出ないのに保菌してるってことですよね。
そういうのホント止めてほしい。(^_^;)
というわけで、絶対に感染したくないわけですが。
それにはまず、旦那の風疹の抗体検査をした方が良いです。
風疹の抗体検査は旦那も必須
妊婦の夫は、風疹の抗体検査をした方が良いです。
先にも説明したように、予防接種を受けても抗体が低い人って結構いるので。
まぁ予防接種を受けようと思うと、抗体検査を受けさせられると思いますけどね。私がそうだったので。
さらに妊婦への感染経路で、一番危ないのは旦那です。
風疹が流行るのは職場
風疹の抗体を持たないのは、女性よりも男性の方がはるかに多いみたいです。
妊娠のための予防接種とか受けないからでしょうね。
そして今、働き盛りの40代は風疹の抗体を持っていない可能性が高い。1979年4月1日以前の誕生日の男性は特に危険。
だから職場で流行るみたいなんですね。
しかも感染ったからといって、必ずしも発病するわけではなく、保菌しているだけの人も。
風疹の予防接種への助成
私も風疹の抗体検査を受けたのですが、区の助成があったので無料でした。
たぶん、お住まいの自治体で助成があるんじゃないかと。ちなみに、私は風疹の予防接種を受けるつもりで行って、その前に抗体検査を受けさせられました。
だから風疹の予防接種が助成されていれば、たぶん抗体検査も受けられます。
おそらく風疹のワクチンってコストが高くて、抗体検査は安いんでしょうね。
血をとって1週間ぐらい待つと、結果を教えてくれます。
次は、妊婦が風疹を防ぐための日常の予防策について。
妊婦が風疹を防ぐための日常の予防策
風疹のリスクを少しでも減らすため、うちでは次のようなことに気を付けてました。
人の多い場所には近寄らない
これは風疹の予防だけでなく、妊婦さんがよく言われることですね。
風疹は、外国から運ばれて流行ることが多いので、次の場所には近寄らないようにしました。
[aside type=”warning”]近寄らないようにした場所
- 有名な観光地
- ホテルが併設されている場所
- デパート
- 国際空港
- 大きな駅
[/aside]
風疹が流行り始めたときは、スーパーへの買い物も気をつけました。
お買い物はなるべく通販か夫に任せる
便利なことに、お買い物はネットで済ませることができます。
この機会に子供にも良さそうな自然食品を、通販で買ってみるのも良いかなと。
あと肉や魚など生鮮品は、夫に頼むと良いと思いますよ。
もちろん通販でも買えますけどね。
風疹の流行具合をチェック
各都道府県ごとに、衛生研究所とか健康環境センターとかいった、感染症を取り扱う研究機関があります。
そういったところのHPで、都道府県内の感染症の流行具合がチェックできます。
地域ごとに感染人数を出していたりするので、遠くにお出かけするときは見ておくと良いですよ。
風疹以外の感染症の情報も載っているので、お出かけ前の参考になります。
まとめ
妊婦の風疹の抗体が低いと焦りますよね。
しかし世の中には、風疹の抗体価が低い人ってわりといるようです。
知らないうちに風疹を広げないように、旦那さんはぜひ抗体検査を受けておきたいですね。
お住まいの市町村で助成していることが多いので、調べてみてください。
あと、なるべく人の多い場所を避けたいですね。
はやく風疹の流行が、終わってくれるといいんですが。
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