子供が産まれた一週間後、病院から電話がかかって来て、
「ホルモン値が高く、再検査の必要があります。」
という連絡が。
右も左も分からない中、さっそく問題発生。
スクリーニング検査の内容なんて全く気にしていませんでしたが‥。
落ち着かない日々が始まります。
甲状腺機能低下症(クレチン症)の疑い
ホルモン値と関係があるのは、甲状腺機能低下症(クレチン症)です。
原因はなんであれ、甲状腺ホルモンが作られず、その結果発達が送れるという疾患です。
診断が確定した場合は、甲状腺ホルモン剤を飲むことで対処します。
症状は軽いものから重いものがあり、一過性で終わることもあります。
重い場合は一生付き合うことになりますが、薬を飲むことで問題なく発達するケースもあります。
症状が重い場合は、治療開始が早くなるようです。
取り敢えずこれが、疑いのある疾病となります。
再検査は割りと良くある話
スクリーニング検査でホルモン値が高くて、再検査になることは良くある話みたいです。
100人に1,2人ぐらいは再検査になるとのこと。
出典:こども健康倶楽部
ここでいうホルモン値とは、甲状腺刺激ホルモン値(TSH)です。
甲状腺ホルモン値(FT4)も関係してくるので間違わないでください。
甲状腺刺激ホルモン値は、産まれたとき高くて、時間の経過とともに減少します。
減少速度に個人差があること、検査までに経過した時間が短いと減少幅が少ないこと、が容易に想像できます。
うちの子は出生後4日目で採血したので、一般的な5日目よりは引っかかる可能性が高いです。
甲状腺刺激ホルモン値が10mIU/L(※全血値の場合)以上だと再検査になります。
※血清値の場合は16mIU/L以上
値がかなり高いと、再検査→精密検査の流れではなく、いきなり精密検査になります。
担当の先生の話では、スクリーニング検査は荒いチェックで、測定範囲を広げて値を拾っているとのこと。
ですので再検査自体は良くある話で、今の段階で深刻になる必要はない。
というお話でした。
再検査の流れ
スクリーニング検査に引っかかった場合は、出生した病院で再検査となります。
再検査の結果が来るまで大体1週間かかります。
まぁ落ち着かないですよね。
数値が高ければ電話で連絡がきて、問題がなければ手紙で来るだろうと予想してました。
1週間経って電話があるかないか気にしていました。
検査の結果
ドキドキの再検査から1週間以上過ぎたある日。
ポストに産院からの封筒が入っていました。
出かける予定でしたが、封筒を持って部屋に戻り、恐る恐る中身を確認します。
結果は‥『正常』。
はぁ〜心底ほっとしました。
再検査から1週間以上たっているので、大丈夫なんじゃないか?
と考えてはいたのですが、確証はありません。
正式に正常の結果が出て安心しました。
まとめ
スクリーニング検査で引っかかることは、良くあることみたいです。
ですのでここまでの段階で、まだ深刻になる必要はありません。
ドキドキしますが、再検査の結果を待ちましょう。
再検査で問題があると、精密検査になりますが、その結果問題ない事も少なくないようです。
参考:タンデムマス・スクリーニング普及協会
無事生まれて来るだけでも大変なことです。さらにスクリーニング検査を受けて、問題ないと言うことが、どれだけ貴重なことか実感しました。
私もそうだっただけに、心配する気持ちはよくわかります。
無事でありますように。