冬になると廊下が寒すぎて苦痛です。
むしろ、外の方が暖かいんじゃないかって思うほど寒い。
小さい子供と妊婦がいるので、流石にこれはまずいだろうと思い、廊下の寒さ対策を徹底しました。
貸家なので、どれも簡易的な方法ですけどね。
廊下の寒さ対策に、玄関からの冷気を防ぐ
廊下の寒さ対策で一番重要なのは、なんといっても玄関からの冷気を防ぐこと。
それには廊下と玄関の間にカーテンを吊して、仕切ってしまうのが効果的です。
うちは1歳半の子供がいるので、カーテンを吊るすのに突っ張り棒を使うのは、危ないかなと思いました。
天井の高さが2mぐらいあるので、突っ張り棒が落ちてきたら怪我しそうです。
そこで、子供がカーテンを引っ張っても大丈夫なように、“つっぱりカーテンポール”というアイテムを買いました。
この“つっぱりカーテンポール”は、Hみたいな形になっていて、床と天井で突っ張り棒を固定します。
そして、水平方向にポールがついているので、これを好きな高さで固定すれば、カーテンを吊るせるわけです。
うちではこの“つっぱりカーテンポール”に、断熱カーテンを2重にかけて玄関からの冷気を防ぎました。
カーテンを固定するのに、カーテンのフチに磁石を貼り付けて、ポールとの隙間が塞がるようにしてます。
しかし、どこからか隙間風が拭いてくるため、断熱カーテンが帆を張ったように膨らむことも。年季の入ったお家なので・・・(^_^;)
できればアコーディオンカーテンや、遮光カーテンなど、重みのあるものを吊るしたほうが良さそうです。
など、いろいろ試したんですが、最終的にはプラダンを吊るして簡易的な扉を作りました。
プラダンとは、プラスチックダンボールのことで、断熱性や遮音性に優れ、とっても簡単に加工できる優れた素材です。ホームセンターで、90cm×180cmのものが、2〜3百円で売ってますよ。
ちなみに、水平方向のボールのつなぎ目のところがネックです。
このまま使うと、つなぎ目のところのゴムに、リングが引っかかって扉が開きません。そこで針金を渡して、スライドしやすくしてます。
わりと廊下が長いので、“つっぱりカーテンポール”をもう一つ買って、よく使う空間だけを区切りました。おかげでその空間はとても暖かく使えていますよ。
最後にデメリットなんですが、見てくれが良くありません。
お客さんが来なければ問題ないでしょうが、頻繁に来客があるのであればカーテンを吊したほうが良さそうです。
うちは、めったにお客が来ませんので・・・これでイイや。
玄関からの冷気を防ぐことができたら、次は床からの寒さへの対策です。
廊下の床が寒い場合の対策
廊下を歩くと、足の裏が痛くなるほど床が冷たくなります。
築40年の廊下は、断熱材なんて入ってなくて、コンクリートと板だけで作られた床はキンキンに冷えていてます。
この床からの底冷えを防ぐには、ジョイントマットを敷くのがベスト。小さい子供のいるうちであれば、リビングなどに敷き詰めて、すでに使っていると思います。
ジョイントマットはウレタンで出来ているので、断熱性に優れてますね。
ネットでも安く買えますが、安く買うならダイソー。1cmの厚みがあるジョイントマットが2枚で100円と、かなり安く売られてます。
もっと安く済ませたい場合は、アルミシート+絨毯という手もあるらしいのですが、そちらは試していません。
ジョイントマットは一度敷き詰めると、2度とはがせ無くなるほど効果がありますよ。
これを敷いてからは、床からの冷たさが全く伝わって来なくなりました。
寒いと体力を消耗するし、寒い事自体がストレスになります。
体力を温存しストレスを避けてもらたい妊婦には、なるべく身体を冷やさないでいて欲しいですね。
これで床から伝わる冷たさは、なんとかなりました。
次は、防寒対策だけでなく、廊下を暖かくしたい場合について。
廊下が寒いので暖房を入れる
防寒対策をいくら頑張っても、暖かくなるわけではありませんね。
もし廊下を暖かくしたいのなら、暖房器具をいれるしかありません。
そこで廊下に石油ストーブを入れてみました。
廊下でストーブなんて勿体ないと思いますが、妊娠中は特別な期間。妊婦が身体を冷やしていると、むしろこっちが心配になりますから。
石油ファンヒーターは、12℃に設定して使っています。これぐらいの温度であれば、思ったより石油を消費しません。それに使うのは朝と夜だけですし。
うちで使ってるのは、ダイニチの石油ファンヒーター。最低温度を12℃以下にもできるし、ecoモードもあります。点火もとても早くて、すぐに暖まりますよ。
ところで、もし廊下に窓がついている場合は、窓の防寒対策をしたほうが良いです。窓からは、部屋の58%の熱が逃げていくみたいですから。
窓の寒さ対策については、以下の記事が参考になると思います。
その他、ドアの隙間には隙間テープを貼るといい感じです。
隙間テープは両面テープで貼るので、後で剥がれなくて大変かなと思ったんですが、案外スルッと剥がれましたよ。
まとめ
廊下の寒さ対策は、玄関からの冷気を防ぐことが大切です。
そのためには、カーテンを吊して空間を区切ってしまうのがオススメ。
そして子供がいるなら、普通の突っ張り棒より、縦に突っ張り棒がある間仕切り用の製品が安心です。
床からの冷たさは、ジョイントマットを敷くことでほとんど無くなります。ウレタンマットは断熱性に優れ、床の冷たさを伝えません。
最後に石油ストーブをつければ、廊下に出るのが苦痛でなくなります。石油代は掛かりますが、付けて良かったと思ってます。
ほんと寒いのは苦手です。はやく春、来ないかな・・・。
お家が寒い方は、次の記事もオススメ。
≫ 窓の寒さ対策に断熱ボード、断熱カーテン、プチプチを試してみた
コメント