市販のケーキはお砂糖たっぷり。
自分でケーキを作ると、お砂糖の量にビックリしちゃいます。
小麦と同じぐらい入れるの?
これを子供に食べさせるのは・・・
自分が小さい頃のイメージも重なり、ケーキは甘さ控えめを食べさせたい。
そこでエリスリトールを使って、手作りすることにしました。
何度か作ってるうちに、コツがみえてきたので手順とポイントを紹介してます。
エリスリトールでスポンジを作る準備♪
エリスリトールといっても、うちで使うのはラカントSかラカンカ。
『ラカントS』は99%以上がエリスリトール、1%以下で羅漢果が含まれます。羅漢果はお砂糖の300倍以上の甘さがある実。『ラカンカ』もエリストール+羅漢果で作られてます。
前回はラカントSで作ったのですが、今回はラカンカを使いました。
家にそれしかなかった^^;
スポンジの材料と道具を紹介
<スポンジの材料>
小麦粉:100g
ラカンカ:50g
ベーキングパウダー:大さじ1
バター:10g
牛乳:20g
卵:3つ *Lサイズ
<道具>
ハンドミキサー
粉ふるい
泡立て器
計量器
オーブン
ケーキ型
ラカントSだけだとスポンジケーキは膨らまない
前回はラカントSだけで作ったのですが、スポンジケーキの膨らみがイマイチでした。
まぁそれはそれで、ドッシリ重みのあるスポンジで美味しかったのですが。
やっぱケーキは高さがあった方が子供にウケそうです。
というわけで今回はベーキングパウダーを少し入れてます。
これで膨らみを水増しするつもり^^;
エリスリトールでスポンジ作り
1. 小麦粉を計量する
小麦粉100gを軽量して、粉ふるいにかけます。
今回使ったのは山口県産の薄力粉。
国産の小麦粉のほうが、しっかり粉の味があるので好きです。
※一番のお気に入りは『金沢大地の国産有機小麦粉』。
最後にベーキングパウダーを大さじ1杯いれました。
2. 卵を泡立てる
卵の泡立てには『共立て』と『別立て』がありますね。
それぞれメリットが違うらしい。共立ては泡がきめ細かくしっとりした生地に、別立てはコシがあって崩れにくい生地になるんだそうです。シフォンケーキはこっち。
今回はボリューム感を出したかったので別立てにしました。
※前回は共立てにしたが、それでも問題はなかった。
卵とボールは25〜30℃ぐらいに温まってた方が泡立ちやすいそうですよ。
まぁ僕は気にせず常温でいっちゃってますが^^;
ボールに白身をいれて・・・あっ!黄身がちょっと漏れた。
これぐらいなら大丈夫じゃね?
さぁ気にしないで、ラカンカ50gを入れて回しちゃいましょう。
10〜15分ぐらいハンドミキサーで掻き回したと思います。
リボンが描けるようになったので、黄身を追加して更に泡立てます。
かなりモッタリして、跡が残るようになりました。
これぐらいシッカリ泡立てればOKかなと。
※ここでシッカリ泡立ってないと、スポンジの膨らみがイマイチになる。
3. オーブンを予熱をしておく
オーブンの予熱をしておきます。
180℃で25分焼きますが・・・どうなんでしょうね。
170℃にしたり、焼く時間をもうすこし短くしたりなど、ベストは分かりませぬ^^;
4. 牛乳とバターを混ぜておく
牛乳20mlとバター10gを、一緒にして溶かしておきます。
牛乳とバターを小皿に入れて、レンジで10〜20秒チンすればおしまい。
5. 小麦粉を混ぜ込む
ここからスピードの勝負です。
どうやら泡立った卵に、小麦とか水分とか油脂は大敵らしいんですね。
だからノロノロやってると、どんどん泡立ちが死んじゃうわけです。
テキパキやろう!
まず小麦粉をドサーッと遠慮なく入れて、泡立て器で15回ぐらい混ぜます。
泡立て器を使うと、混ぜやすくていいですよ。
6. 牛乳とバターを混ぜる
牛乳とバターを溶かしておいた小皿に、生地をちょっとだけ入れます。
このように最初に少しだけ生地を混ぜておいた方が、全体へのダメージが少なくて良いのだとか。
そんでこの犠牲となった生地を、こんどは全体にすばやく混ぜます。
泡立て器で7回ぐらい混ぜました。
手際よくやっちゃいましょう。
7. ケーキ型に流し込む
シリコン製のヘラを使うと、ケーキ型に流しやすいです。
ダイソーで買ってきたケーキ型です。
今回は6号というサイズ(直径17cm × 高さ5.5cm)。
これに生地を入れます・・・が、やばいギリギリ。
なんとかギリギリで入りました。
8. オーブンで焼くだけ
冬なので180℃で25分に設定。
これがベストかどうかはよく分かりません。
あとは焼いてみるだけです。
焼き上がったら、竹串などを挿して先っぽに小麦粉がつかないことを確認します。
スポンジの仕上げ
焼き上がったケーキがこちら!
おーちょっと溢れてるww
でもなんか美味しそう。
竹串を挿してみると、すこしシットリしてる感じがします。
が、パサパサよりも良いので、こんなもんでオーブンから取り出しました。
ケーキ型から取り外す
ちょっと冷ましたら、紙のケーキ型を剥がしていきます。
ベリベリと剥がしにくいので、ハサミとかで切っちゃったほうが楽。
最後に底の方の紙を外すんですが、「パカッ」とやるとスポンジも結構とれちゃいます。
ゆで卵の殻を剥くときに白身が取れちゃう感じに似てる。
だから底辺の紙を剥がすときは、包丁をスーッと入れて切り離します。
はいこれでキレイなスポンジの出来上がり。
スポンジを冷やす
あとはスポンジの粗熱をとります。
このとき乾いちゃわないように、濡らした手ぬぐいを掛けておきます。
が、手ぬぐいが見つからない。^^;
のでいっつも、キッチンペーパーを濡らして掛けてます。
乾かなければOK♪
2時間ぐらいで粗熱が取れます。
あとはスポンジを横にスライスしてデコレートすれば出来上がり。
あとがき
何度もやってるうちに、エリスリトールでも上手に焼けるようになってきました。
ただエリスリトールで焼いたスポンジは、硬くてボソボソ気味になり、冷涼感のある仕上がりになります。
これは調理研究の論文でもそう書いてたので、避けられないんだと思います。
手作りっぽくて僕は好きですけどね。
すこし好みの分かれるところかもしれません。
このあとデコレートしていきますが、うちは生クリームをヨーグルトで割って、よりヘルシーにしてますよ。
別の記事で紹介できればと思います。
・・・需要があればね
コメント