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痔の診察は怖い?診察の内容や恥ずかしさ、手術の確率について

はじめての痔の診察は怖いですよね。

何をされるかイメージがつかないからだと思います。

恥ずかしそう、痛そうというのもあります。

あとは、手術という話にならないか心配ですね。

痔の診察を何回も受けてきた私が、その辺りの事情を詳しく紹介します。

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痔の診察は怖い?診察の内容とは

はじめての痔の診察は不安でいっぱい。

でも痔の診察は、内容が分かれば、そこまで怖いものではありません。

まずはどんなことをするのか、その内容を知りましょう。

痔の診察の内容

肛門科を受診した場合の話です。

診察室に呼ばれるところまでは、他の科と一緒。

診察室に入ったあとは、簡単な問診があります。で、このあと診察台に上がります。

ここで特有の体制をとるのですが、代表的なものは3つ。

[aside type=”boader”]痔の診察の体制

  • シムス体位:体育座りして横向きに寝そべるポーズ
  • 砕石位:あぐらをかいて後ろ周りして、お尻が上になるポーズ
  • 膝胸位:うつ伏せでお尻を上げるポーズ

[/aside]

どれもズボンとパンツを下ろして、お尻だけを出した状態。シムス型という横向きの体制を取る病院が多い気がしますね。

お尻を出すと、看護師さんがすぐにタオルで隠してくれます。

このあとは先生の出番。たいてい触診があり、そして肛門鏡をいれて視診していきます。肛門鏡の太さは、ワインボトルの首よりほんのちょい太いぐらいかな・・・。

それなりに痛いですが、なんというか我慢できないほどではない

この触診と視診は、時間にすると1分掛からないぐらいなので、わりと短い時間だと思いますよ。

私は今まで4件ほど、肛門科を巡っていますが、どこもかんな感じでした。

診察するときの体制や、肛門鏡がデジタルか古いタイプなのかは、病院によって違います。

次は、痔で病院に行って恥ずかしいと思うポイントについて。

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痔で病院は恥ずかしい?

痔で病院に行ったときに恥ずかしいと思うポイントについて。

実際のところどうなのかを解説します。

痔の診察で待合室で待つ間

「他の患者さんに、痔と思われるのが恥ずかしい」

と思う女性も多いと思います。

でもハッキリ言って、自分の痔のことで精一杯で、他人についてアレコレ考える余裕は無いと思いますよ。

慣れてくると「みんな痔で大変なんだろうな」ぐらいは思いますが。

女性がいることにも違和感はありません。

最近はネットで調べてから診察に行く人が多いので、年齢や性別に関係なく痔になること、妊婦さんは痔になりやすいことなど、知っている人が多いと思います。

クリニックにもよりますが、女性の患者さんもそれなりにいますよ。ほんと老若男女入り乱れて、あらゆる年代がいる感じです。

都内の有名なクリックはそんな感じでした。ちなみに平日の午前だと空いていることが多いです。

どうしても恥ずかしい場合は、マスクをすると良いかもしれません。マスクを付けていると一般化されて、目に入りにくい気がします。

診察のとき

診察のときお尻を出すのは、流石に何回行っても慣れませんね。

恥ずかしいのは、恥ずかしいですけど、でも恐らく医師と看護師さんは何も感じていません。

とても冷静に淡々と作業をこなしている感じがします。もうマネキンを見ているような感じ。これは何処の病院にいっても同じでしたね。

たぶん、気にしているのはこっちだけです。

考えてみれば、肛門科ですから一日に何十件もいろいろなお尻と症状を視るわけです。いちいち気にしていられないし、産婦人科と一緒で普通にマヒすると思いますよ。

痔の診察が終わって待合室で待つ間

診察が終わった後、お会計が終わるまで待ちます。

この待つ間が恥ずかしいのでは?と考える女性もいると思います。

この待ってる間は、お尻の検査が終わった開放感でいっぱいで、一刻も早く帰りたいので他人を気にしません。

あと、お尻にちょっと拭きそこなって付いているゼリーの感じが嫌で、やっぱり早く帰りたいので、他人について見ていません。

というわけで、他人は気になりませんので大丈夫です。

次は、痔の診察の痛みについて。

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痔の診察の痛みは?

痔の診察の痛みは、その症状しだいだと思います。

私の経験では、痔の症状がそこまで酷くなければ、診察もそこまで痛くありません。

切れ痔でもいぼ痔でも、それなりに痛みはありましたが、我慢できないほどではありませんでした。(切れ痔もいぼ痔も経験済)

これは診察の仕方も、すこし関係あると思います。

痔の診察の痛みについては、以下の記事でまとめていますので、良ければ参考にしてください。

[kanren postid=”4069″]

次は、痔の手術の確率について。

痔の手術の確率

痔の診察に行くと、すぐ手術という話にならいか心配ですよね。

私も最初はそれが一番心配でした。

「薬で治ります」と言われたときは、ホッとしましたよ。

ところで実際は、手術になる確率のほうが低いみたいです。

痔で手術が必要な場合はそれほど多くないのです。実際に、手術される方は全体の10〜20%くらいです。

出典:医療法人 彦坂医院

平田病院では、内痔核12%、裂肛と肛門狭窄10.5%、外痔核1.2%で、これもこの数年でどんどん減ってきている数字です。

出典:平田肛門科医院

日本の場合だと、恥ずかしいからと行って、症状が酷くなってから肛門科を訪れる人が多いようです。だから1〜2割も手術する人がいるのかも知れませんね。

海外の場合だともう少し、手術する確率が低いみたいです。

欧米諸国の痔核の手術率は、ドイツ7%、イギリス5.5%、アメリカ4%

出典:平田肛門科医院

それに今は、保存療法といって薬で様子をみるやり方が主流。よっぽど酷くない限り、直ぐ手術はないとのこと。一昔前はすぐ手術という話も多かったらしいですが。

私もこの薬での治療で、かなり良くなりました。症状に合わせて市販で売ってるよりも強力なものを処方してくれるので、治りが良いと感じました。

というわけで、よっぽど酷くない限り直ぐ手術はありません。ただし痔瘻の場合は、100%手術ということです。

まとめ

痔の診察はそんなに怖くありません。むしろ症状が悪化したほうが怖いですよ。

痔を放置しておくと、薬で治るはずだったものが、手術するハメに。

最悪のケースでは、人工肛門とか肛門を切って緩くなって漏れるとか・・・やっぱり早めに行きましょう。。

それに病院に言ったほうが、適切な薬を処方してもらえます。市販では売っていない強力なものもあるので、治りがいいですよ。

それに何より医師からの適切な生活指導が重要。生活を見直して、便の硬さを調整しないと、いつまでたっても治りません。

痔を治すには、処方してもらう薬と、自分にあった生活改善が必須なんですね。

治すのには根気がいるけれど、大事になる前に治療を始めましょう。

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