七五三の初穂料を入れるのし袋、
など結構迷いましたので、のし袋の書き方についてまとめました。
また、のし袋に入れるお札の向きにも決まりがあるので、あわせて紹介してます。
七五三の初穂料 のし袋の書き方
書き始めるまえに、のし袋の種類を確認しておきます。
七五三の初穂料に使うのし袋の種類
七五三の初穂料に使うのし袋は、以下のいずれかが相応しいとされてます。
ここでは、この3つのいずれかを使う前提で、書き方を解説しています。
まだのし袋を用意してない場合は、以下の記事を読んでみてください。
七五三の初穂料 のし袋の表書き
のし袋の表側には、2箇所ほど書くところがあります。
まず、のし袋の上部に「初穂料」あるいは「御初穂料」。
次に、のし袋の下部に七五三を迎える子供の名前を書きます。
子供の名前が難しい漢字であってもフリガナは振らなくてOK。
なぜなら神社で七五三の申込みをするときに、申込書に名前とフリガナを書くからです。
また地方によっては、名前のすぐ左隣に子供の年齢を書くケースもあるそうです。
七五三の年齢は「数え年」が伝統的ですが、最近は満年齢もOK。
表側に書くのはこれだけです。
次はのし袋に付いてる中袋(お金を入れる袋)の書き方について。
七五三の初穂料 のし袋の中袋(金額)の書き方
もしのし袋に中袋が付いてる場合は、表側の真ん中に金額を書きます。
一番上に「金」を付け、その下に大字で金額を書くのが正式です。
大字とは漢数字の代わりに用いられる漢字で、壱、弐、参など。
例えば一万円を包む場合は「金 壱萬圓」、五千円を包む場合は「金 伍阡圓」とします。
ちなみに、漢数字の「一万円」や数値の「10,000円」でもOKとのこと。
つまり以下の書き方であれば、どれでもOK。
あと、金額の最後に「也」は不要です。「也」を付けるのは、一円以下のお金が存在していた時代の名残りです。
大字の一覧を載せておきます。必要に応じて、組み合わせて使ってください。
数値 | 漢数字 | 大字 |
---|---|---|
1 | 一 | 壱 |
2 | 二 | 弐 |
3 | 三 | 参 |
4 | 四 | 肆 |
5 | 五 | 伍 |
6 | 六 | 陸 |
7 | 七 | 漆 |
8 | 八 | 捌 |
9 | 九 | 玖 |
ところで中袋の裏側には何も書かなくて良いのでしょうか?
中袋の裏側には、住所や子供の名前を書くケースもありますが、必須ではありません。
先にも触れた通り、七五三の祈祷を申し込むときに、住所や子供の名前を書くからです。
次は、のし袋の裏書きについて見ていきましょう。
七五三の初穂料 のし袋の裏書き
もし、のし袋に中袋が付いてなかった場合、のし袋の裏側の左側に金額を書きます。
金額の書き方は中袋に書いたときと同じ。「金 壱萬圓」のように書きます。
また、水引が印刷になっているのし袋では、裏側に金額を書くところが用意されていることも。その場合は、そこに書けばOKですね。
以上が、のし袋の表側と裏側、中袋に書くべきことです。
のし袋への記入が終わったら、最後にお札を入れていきます。
七五三の初穂料 お札の向きは?
お札を入れるときは、お札の向きに注意してください。
ここでは仮に、一万円札を入れる前提で説明していきます。
お札を入れるときは、肖像が描かれている面を表にします。一万円札であれば、福沢諭吉が書かれている方。
まぁ図を見れば一発ですね。
お札を取り出すときに、最初に肖像画が出てくればOKです。
お札は新札を入れる必要はありません。
ですがもし新札が欲しいなら、銀行や郵便局で両替して貰えますよ。
あるいはATMでまとめてお金をおろすと、新札が含まれていることがよくあります。
まとめ
七五三の初穂料を収めるのし袋。
久しぶりに筆ペンで書いてみたのですが・・・字が下手クソすぎる!
パソコンばっかり弄ってると、ほんと字が書けなくなりますね。
特に金額を漢字で書いた部分。失笑ものです。
包む金額については以下の記事を読んでみてください。
コメント