喪中のクリスマスって、どうすればいいか悩みますね。
盛大にクリスマスパーティをする気はないんだけど・・・
子供がすっごく楽しみにしてますので。
クリスマスツリーやクリスマスリースを飾るぐらいはOKなんでしょうか?
あと、プレゼントを贈るのはどうなんでしょうか?
その辺りについて書いてます。
ダメとは言えない・・・
喪中にクリスマスツリーを飾るのはOK?
喪中にクリスマスツリーを飾るのは、OKだと思います。
なぜOKだと思うのか。
やや屁理屈っぽくもあるんです、その理由はクリスマスツリーの由来にあります。
クリスマスツリーの由来
諸説あるのですが、有名どころの話だと、マルティン・ルターが森にロウソクを飾ったのが綺麗だったからとか。
キリスト教にゲルマン民族を広めるため、彼らの樹木信仰を利用したからとか。
いずれにしても、クリスマスとは関係のない話なんです。
だってクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭り。
ここで、クリスマスツリーはお祝いやお祭りと関係がないってことが、とても大切になってきます。
喪中にクリスマスは?
喪中の期間は、お祝いごとやお祭りなどへの参加を控えるべきとされています。
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りということで、微妙なラインというかアウトっぽい。
いくら外国の神様とはいえ、クリスマスはお祝い事やお祭りとなりますので。
喪中にクリスマスツリーは?
でもクリスマスツリーは、もともと関係なかったもの。
やや屁理屈っぽくはあるんですが、それならOKなんじゃないと思うわけです。
とまぁこれは建前で、本音としては子供が喜ぶからクリスマスツリーを飾りたいだけなんですけどね。(汗)
クリスマスツリーは子供が喜ぶ!なら故人も喜ぶ
こういう考えも良いんじゃないかと。
子供が喜ぶことなら、先祖も喜ばないはずがない。故人がジジババであれば、孫の笑顔が最高の贈り物。
というわけで、みんながハッピーになるなら、クリスマスツリーを飾るのはいいんじゃないでしょうか。もはや感情論ですけど。(^_^;)
次は、クリスマスリースはどうなのかについて。
喪中にクリスマスリースを飾るのは?
喪中にクリスマスリースを飾るのは、これは止めておいた方が良いんじゃないかと。
大きく2つの理由があります。
やはりクリスマスリースの由来からなんですが。
クリスマスリースの由来
クリスマスリースというか、リースはもともと祝いごとやお祭りの際に、男性が冠代わりに付けていたものだそうです。
「新年の幸福」や「永遠の神の愛」などを意味するんだとか。
これまた、イエス・キリストとは関係なさそうですけどね。
でも、お祝いごとやお祭りが絡んでますし、神様も出てきているので、喪中には相応しくない気がするんです。
喪中は近所の目もあるので
クリスマスリースは、玄関の扉の外側に飾るという人が多いと思います。
その場合、注意したいのがご近所さんの目。
喪中のはずなのに、クリスマスリースを飾って楽しそうにクリスマスをしている。
なんて思われるかも?なかには非常識と感じる人もいるかもしれません。
ご近所さんとの付き合いによっては、そのあたり気をつけたほうが良いかなと思います。
ついでに、クリスマススワッグについても。
喪中にクリスマススワッグは?
最近はスワッグも人気がありますね。
クリスマスリースの代わりに、クリスマススワッグを飾る人もいます。
クリスマススワッグについては、常緑樹・針葉樹を使うことから、絶えない緑色→エバーグリーン→「永遠の命」という意味合いと、「魔除け」という意味があるのだとか。
大した意味はなさそうなので、これは良いんじゃないかなと思います。
ただし玄関に飾るのは、クリスマスリースと一緒でご近所さんに気をつけたほうが良いかもしれません。
次はクリスマスプレゼントについて。
喪中にクリスマスプレゼントを贈るのは?
喪中にクリスマスプレゼントを贈るのはどうなんでしょうか?
やはり由来を確認してみます。
クリスマスプレゼントの由来
クリスマスにプレゼントを贈る風習は、もともと12月6日の聖ニコラウスの日のものでした。
聖ニコラウスが、子ども達にプレゼントを贈ったのが起源だそうです。
しかし、クリスマスツリーの由来にも出てきたマルティン・ルターが、クリスマスにやろうと言い出して、それが定番となったらしい。
というわけで、クリスマスプレゼントも、本来はクリスマスのお祝いやお祭りとは関係のないもの。
つまりただの贈り物ですので、喪中にクリスマスプレゼントを贈っても、差し支えないと思います。
喪中のご家庭にクリスマスプレゼントを贈る場合
しかし他人のご家庭であれば、話はちょっと違いますね。
「喪中なのに非常識な人」
なんて感じる人も、なかにはいるかもしれません。
よそのご家庭にクリスマスプレゼントを贈る場合は、確認してみてからのほうが良いんじゃないかなと思います。
あとがき
クリスマスツリーもクリスマスプレゼントも、もともとはクリスマスと関係なかったんですね。
というわけで、うちでは気にせずクリスマスっぽいものしてました。
喪中とは故人を偲んで、悲しみから立ち直るための期間。
であるならば、家族の笑顔をキッカケにして、悲しみから立ち直るのもありなんじゃないでしょうか。
その他、年末はイベントがたくさん。喪中の年末の過ごし方については、以下の記事が役に立つと思います。
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