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喪中におせち料理やお雑煮は本当にNG?代わりに食べるなら

喪中 - おせち - お雑煮 喪中

喪中のお正月は、何を食べて過ごせば良いか悩みますね。

普段なら『おせち料理』と『お雑煮』で決まりなんですが。

喪中におせち料理やお雑煮を食べることは、本当にNGなんでしょうか?

そのあたりのことと、おせち料理の代わりになりそうな食べ物について書いてます。

何食べよう・・・

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喪中におせち料理は本当にNG?

喪中におせち料理は本当にNGなんでしょうか。

それを探るためにも、まずは喪中のマナーについて確認しておきます。

喪中のマナーとは

『喪中はお祝いごとや華やかな席への参加を控え、静かに大人しく過ごすべき』

とされています。

また故人が亡くなって50日間は、忌中といって神事に関わってはいけません。

この辺りが一般的な喪中のマナーだと思います。

次はこのマナーを踏まえたうえで、おせち料理の意味を探ってみます。

おせち料理って何のため?

おせち料理とは、もともと節供(せっく)に用意される料理でした。

節供とは年に5回ある節日にあわせ、自然の恵みに感謝し神様へお供え物をする日。

七夕なんかも節供ですね。

そのうち節供のなかでも特に重要な、『お正月』に用意される料理のことだけを、『おせち料理』と呼ぶようになりました。

また、おせち料理は作り置きできることから、かまどの神様を休めたり、主婦に休んでもらうという意味もあります。

というわけでおせち料理はお供え物だったみたいですね。

忌中におせち料理はNG

おせち料理が神様へのお供え物だとすると、忌中の間はNGかなと思います。

ここ重要です。

喪中じゃなくて、忌中の間だけNGですからね!

忌中とは故人が亡くなってから間もない期間のこと。神事は控えるべきとされている期間です。

忌中の期間については、以下の記事に書いているので読んでみてください。

逆に言うと、忌中を過ぎれば良いんじゃない?

忌中は長い人でも50日。

まぁ喪中であれば、賑やかな席は避けるべきかもしれませんけどね。

家の内でやるイベントは、そこまで気にしなくても良いのかなと思います。

あるいは、やや強引にお正月っぽさを失くす方法もあります。

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喪中におせち料理を食べる方法

正月飾りをしなければOKかもしれません。

というのも正月飾りは、神様の依り代と言われています。

正月飾りをしない
  ↓
お正月の神様(歳神様)が来ない
  ↓
おせち料理もただの食べ物

屁理屈かもしれませんが、こんな考え方もありかもしれません。

それでも気になるという人は、おせち料理の中のおめでたい食材を抜く方法があります。

喪中のおせち料理で気をつける具材

喪中におせち料理を用意するときは、特定の食材を抜いて控えめにするという考え方もあります。

おせち料理のなかでも特におめでたい食材は以下。

  • 鯛(おめでたいの意味)
  • 昆布(よろこぶの意味)
  • くわい(芽がめでたいの意味)
  • かまぼこ(紅白を使わない)

これらの食材を抜いたりするそうです。

また重箱に詰めず直接お皿に盛ることで、賑やかな感じを抑えるという人も。

喪中用のおせち「もせち」もあった

最近では喪中用のおせち『もせち』というものも販売されてます。

も・せ・ち?

見た感じは、食材を変えただけのおせち料理に見えます・・・・

おめでたさを抜いたからOKということでしょうね。

というわけで、おせちっぽいものを食べる方法でした。

次は喪中のお雑煮について。

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喪中のお雑煮はNG?

喪中のお雑煮は、やはりNGなんでしょうか?

その理由を探るため、お雑煮にどんな意味があるのかを調べました。

お雑煮って何のために食べる?

お雑煮とは神様へお供え物をごった煮にしたもの。

お正月には歳神様が来ますので、ハレの日の食べ物である餅と、その土地で取れた収穫物をお供えします。

※年神様は穀物の神様でもあるから

そして新しい年の豊作や、家族の健康を願います。

その後、お供えしたお餅をお下がりとしていただくことで神様の力を分けてもらうそうですよ。

これがお雑煮を食べる目的です。

忌中にお雑煮はNG

お雑煮が神様へのお供え物であるなら、やはり忌中に食べるのはNGでしょうね。

しつこいようですが、あくまで忌中の期間だけ(最長50日)

忌中には神事を控えるべし。

しかし忌中を過ぎれば、豊作や健康祈願のためお供え物ですし、OKなんじゃないでしょうか。

忌中を過ぎたあとの喪中の期間なら、食べても良いのかなと思います。

そもそもお正月飾りをしなければ歳神様も来ないと思いますけどね。

次はおせち料理の代わりになりそうな食べ物について。

喪中におせち料理の代わりに食べるもの

おせち料理を食べないとしても、お正月ですので少しは贅沢なものを食べたいですよね。

おせち料理の代わりになりそうな食材をピックアップしました。

喪中でも問題なく食べられます。

カニ

おせち料理が食べられなくても、蟹が出るなら豪華な感じがしますね。

年末に蟹を食べる家庭って、実は結構多いです。

通販で買う場合は、早めに頼んだ方が良いですよ。年末ギリギリになると発送してなかったり、売り切れてしまうことがあります(経験済み)。

刺し身

おせち料理がなくても、お刺身の盛り合わせがあれば、それなりに豪勢な感じがしますね。

トロやウニで手巻き寿司などにすれば、おせち料理よりも良いかも。

生ハム&チーズ

おせち料理に飽きた頃に食べたりしますね。

生ハムやチーズの盛り合わせをツマミに、お屠蘇代わりにワインというのも良さそう。

オードブル

おせち料理があっても、オードブルを頼むという家庭は結構多いみたいです。

やはり正月の3日間は、かまどの神様と主婦を休ませてあげないと。

というわけで、おせち料理を食べなくても、このあたりの料理を用意すれば十分お正月っぽい感じになるんじゃないかと思います。

あとがき:喪中ではなく忌中に気をつけよう

喪中ではなくて、忌中におせち料理を食べるのは相応しくなさそうです。

忌中を過ぎれば、あとは考え方次第かなーと。

厳格にいえば、あんまり宜しくはないんでしょうけどね。

でもうちは、おせち料理っぽいものを作って食べましたよ。

喪中の場合は、新年の挨拶についてもチェックしてみてください。

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