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喪中はがきはいつまでに出せば良い?出す相手の範囲と購入場所も解説

喪中はがき 喪中

喪中はがきって、いつまでに出せば良いのでしょうか?

遅くとも、相手が年賀状を出す前には届けたいですね。

そして喪中はがきは、誰に出すべきか?出す相手の範囲も悩ましいです。

喪中はがきを用意するにあたり、最初に問題となる、この辺りのことについて紹介してます。

最後に、喪中はがきの購入場所についても書いているので、早めに買って準備を始めましょう。

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喪中はがきはいつまでに出せば良い?

郵便ポスト

喪中はがきはいつまで?

喪中はがきは、相手が年賀状を書き始める前に出しましょう。

具体的な時期はいつかというと、11月中になります。

こちらのリサーチ会社のアンケートによると、年賀状を11月中に書く人は3%未満。いっぽう12月以降に書くという人は70%以上います。

ということは、11月末日までに喪中はがきが届くようにすれば、たいていの場合は、間に合うわけですね。

しかし、もしそれまでに出せなかった場合は、いつがギリギリラインになるのでしょうか?

喪中はがきを出すギリギリラインは?

もし11月中に喪中はがきが出せなかったり、この時期に身内の不幸があったりした場合は、12月15日までに届くよう出すのがギリギリです。

というのも12月15日からは、郵便局で年賀状の引き受けを開始します。ですから早い人は、この日に年賀状を出してしまうかもしれません。

そして、喪中はがきを「12月15日までに相手に届くよう出すのであれば、日数に余裕をみて、12月11日には投函しておきたいところです。

次は、喪中はがきはいつから出せるのかについて。

喪中はがきはいつから出せる?

喪中はがきは、出そうと思えばいつでも出せます。

ですが普通は、11月中に出しますね。

この時期に出す理由は、喪中はがきをあまりに早く出してしまうと、相手が年賀状を書く頃には喪中だったことを忘れてしまう可能性があるからです。

ですので早く出したい場合でも、10月の中旬ぐらいが良いのではないでしょうか。

年賀状の販売開始は10月の末日ぐらいです。せっかく喪中はがきを早く出すのでしたら、相手が年賀状を買う前に届けたいですね。

次は喪中はがきを出す相手の範囲について。

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喪中はがきを出す範囲はどこまで?

喪に服す人々

喪中はがきとは、正確には年賀欠礼状のことです。

「今年は喪中なので新年を祝賀できません。だから年賀状による挨拶は欠礼させて頂きますよ」

という内容を相手に知らせるためのものです。

そういった意味を考えれば、基本的には毎年のように年賀状のやり取りをしていた人に、喪中はがきを送るべきですね。

でもそうはいっても、あまり親しくない人や、仕事上の付き合いの人もいるわけで。はたして全員に送るのが正解なのか、気になるところです。

ケースごとに妥協できる範囲を見定めましょう。

喪中はがきは仕事関係者にも出すべき?

その仕事関係者と毎年のように、年賀状のやり取りをしていたのなら、本来は喪中はがきを出すべきです。

が、最近では、仕事関係者には喪中はがきを送らない人が多いらしく。

その場合は、喪中はプライベートなことと考え、パブリックな関係である仕事には影響が及ばないと考えるのだとか。

というようなことが複数のマナー本に書いてあったりしました。どう考えてもこじつけですけどね。(^_^;)

しかし実際、仕事関係でしか付き合いのない人に、余計な気を使わせたくありません。これはこれで、気遣いのある考え方だと思います。私も個人的にはこの考え方に賛成。

ちなみにこの場合は、年賀状を出す人が多いようです。

別の方法としては、年賀状を頂いてから年明けに寒中見舞いを出す方法もあります。

葬儀に参列してくれた人には?

喪中はがきは、葬儀に参列した・してないに関わらず、毎年のように年賀状のやり取りしてきた人には、出したほうが良いです。

葬儀に参列してくれた人は、既に知っているから、わざわざ喪中はがきを出さなくても良いのでは?と思いますよね。

喪中はがきはあくまで「今年は年賀状による挨拶を、欠礼させて頂きますよ」という年賀欠礼状です。

ですから、喪中であるかどうかをお知らせするためのハガキではないんですね。

喪中はがきを出さないでいると、年賀状を出してもOKなのかなと思う人もいるかもしれません。喪中の範囲や期間は、人によって考え方が違うことがありますから。

そうした場合、寒中見舞いで改めて対応したりなど、年賀状を出す側も貰う側も、残念な気持ちになってしまいます。

喪中はがきは友人関係にも出すべき?

基本的には、毎年のように年賀状のやり取りをしている人に対して、喪中はがきを出します。

ですので、友人関係にも出したほうが良いのではと思いますが。

喪中はがきは親族間はどうするのか?

親族間の場合は、お互いに承知している前提で省略することがあります。

ただし、喪中の範囲や期間は人によって捉え方が違うことがあります。ですので、確認しておいた方が良さそう。

ところで喪中はがきを出すのって、自身が喪中だからですよね?

でも喪中の範囲や期間って、人によって考え方が違う可能性がありますよ。

あらためて自身が喪中なのか確認してみましょう。

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喪中の範囲と期間

喪中

喪中の範囲

喪中の範囲は、以下の2つの考え方が一般的です。

  • 2親等以内
  • 1親等+同居の2親等

後者のほうが現代の事情にあっている気がしますね。

《1親等+同居の2親等の表》

親等 続柄
0親等 夫、妻
1親等 父母、子供夫婦
2親等 同居の祖父母、同居の兄弟姉妹、同居の孫

ただし、必ずしもこの範囲だけが喪中というわけではなく、3親等でも同居であれば喪中にするなど、故人との繋がり次第で違ってきます。

もともと喪に服すとは、強制されることではありませんので、自分の気持ち次第です。

喪中の期間

喪中の期間は、1年間(亡くなった月から数えて13ヶ月)というのが一般的です。

ところが本来これは、続柄によって違います。

続柄 期間
父母 12〜13ヶ月
子供 3〜12ヶ月
祖父母 3〜6ヶ月
兄弟姉妹 3〜6ヶ月

さらに一昔前の喪に関する法律「服忌令」では、もっと細かく喪中期間が定められていました。

明治7年に施行されたこの法律は、昭和22年に廃止されるまで続き、今の喪に関する慣習の基礎となっています。

そしてもっと正確にいうと、喪中期間には『忌中期間』が含まれていて、年賀状など祝いごとを絶対に避けたいのは、この『忌中期間』だけだったりします。

『忌中期間』も続柄によって長さが違うのですが、長くても50日程度。ですので、年賀状だしても良かったかも、ってケースもあるわけです。

このあたりをもっと詳しく解説している記事がありますので、良ければ参考にしてください。

[kanren postid=”3102″]

自身が喪中かどうかは、考え方にもよります。ただし、一般論に合わせておかないと、面倒なことになりがちですね。

ここは大人しく一般論に合わせておくことをオススメします。(^_^;)

最後に喪中はがきの購入場所について確認しておきましょう。

喪中はがきの購入場所

はがき

喪中はがきを購入できる場所は、いくつかあります。

郵便局

一番メジャーなのが郵便局。郵便局では、毎年10月1日から喪中はがきを販売開始します。

1パック5枚入りで510円から売ってます。デザインは幾つかあり、挨拶文も印刷済み。数量限定のため、無くなり次第終了です。

また郵便局のオンラインサービスを利用すると、デザインを選択し住所や宛名を入力するだけで、喪中はがきを作成できます。

さらにそのまま投函することも出来て、実はとっても便利。

コンビニ

コンビニでも、店頭で喪中はがきを購入することができます。ただしお店によって扱ってなかったりするので、あまり確実ではありません。

またコンビニも郵便局と同じように、オンラインサービスで喪中はがきを作成することが出来ます。

Amazon・楽天

Amazonや楽天でも、喪中はがきを買うことができます。

既製品を買うなら通販で買うのが最安。もちろんインクジェット用の喪中はがきも最安で購入できます。

1枚から購入できる点もメリットですね。

官製はがき

喪中はがきに、官製はがきを利用しても問題ありません。

私製はがきでも問題ありませんが、この場合は弔事用の切手を購入して貼る人が多いです。弔事用の切手は、郵便局で手に入ります。

しかし、どうせ郵便局に行くなら、胡蝶蘭の切手が印刷されたタイプの官製はがきを買うのがオススメ。

お値段は62円から。

オンライン印刷サービス

オンライン上で、喪中はがきを作成してくれるサービスもあります。

カスタムで喪中はがきを作るのなら、こういったサービスが一番簡単で便利。お値段的にも郵便局やコンビニよりお得です。

喪中はがきを大量に作成する場合は、特にオススメ。

まとめ

喪中はがきはいつまでに出せばよいのかと、出す相手の範囲について紹介しました。

喪中はがきは、相手が年賀状を書き始める前に出すべきです。

年賀状は12月に書く人が圧倒的。ですので、11月末までに届けるのがベスト。

また喪中はがきを出す相手の範囲については、以下を参考にしてください。

[aside type=”normal”]喪中はがきを出す範囲

  • 仕事関係者には出さなくてもOK
  • 葬儀に参列した人でも出す
  • 友人関係には出す
  • 親族間では出さない

[/aside]

最後にもう一度、自分が喪中かどうかを確認したほうが良いと思いますよ。

そして喪中はがきを出すなら、早めの対応がオススメです。

<参考文献>
はじめての喪主 葬儀・葬儀後マニュアル 著者: 吉川美津子

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