私の親知らずは歯茎に埋没していたので、歯を抜くのに歯茎を切開する必要がありました。
ですので抜歯後は、口の中が縫われている状態です。口の中を縫っている糸は、後で抜く必要がありますね。
「糸を抜くのって痛くないの?麻酔とかするの?」と気になっていたんですが・・・。
親知らずを抜いてちょうど1週間。口の中の糸を抜くために再び歯科クリニックを訪れます。
糸を抜く前に抜歯の話と経過を相談する
親知らずを抜いた直後は、舞い上がっていて、いろいろ聞くのを忘れていました。
今回は気になっていたことを聞いてみます。
私:「大変な抜歯だったってことですけど、どんな感じで大変だったんですか?」
先生:「歯茎を切開して抜こうとしたところ、予想外に深く埋まっていて、引っ掛けるところがなかったんですね」「なので顎の骨を結構削って取り出したんですよ」
先生:「今年一番大変な抜歯でした。」
私:「寝てて良かったって感じですかね。」
先生:「寝ていなかったら(静脈鎮静法でなかったら)ヤバかったと思います。」
どおりで痛いと思ったんですよね。顎の骨を削ってればそりゃ痛みも2〜3日じゃ収まらないでしょうよ。親知らずの位置によっては、顎の骨を削ることもあると聞いていたけど、まさか自分がそうなるとは。。
他にも気になっていたことがあるので聞いてみます。
私:「抜いた場所が空洞になっている気がして、小さい穴から空気がポコポコ出たりしている様に思うんですが。」
先生:「それでいいんです。縫うときに一箇所穴を開けておいて、そこから溜まった血が出るようにしているんですね。そうしないと血が溜まっちゃうんで。」
これちょっと補足しますと、親知らずを抜いたところは、しっかり縫われているんですが、なぜか小さな穴が空いています。
どうやらその穴は、わざと開けていたようですね。上手く縫ってくれたからこそ空いている穴で、そこから血を出していたようです。ただし、この穴に米粒などが刺さって、いろいろ面倒でもあったんですが。
先生:「そのうち下の肉が盛り上がってきて空洞を埋めるので問題無いですよ。」
たしかに親知らずを抜いたところって、だんだん肉が盛り上がってきて、徐々に埋まってきています。
寝ているときに激しく痛むことも聞いてみます。
私:「寝ているときに猛烈に痛くなるんですが。」
先生:「寝ているときは体の神経が痛みに集中しやすくて、そうなるみたいです。」
寝ているときに痛くなるのは良くあることなんですね。聞いてみてすこし不安が和らぎました。
普段の仕事でも思っていたけど、相談しやすいというのも大切なことだなと改めて思いました。とても話しやすい先生で良かったです。
抜糸の体験
気になっていたことも確認できて、いよいよ抜糸スタート。
「ただでさえ痛いのに、抜糸って痛かったりしないんだろうか?」
口の中で、糸を切ったり糸を抜く感触があります。糸は分割してから抜くようです。
結果・・・・全然痛くないですね。
抜糸もすぐ終わって、消毒をしてもらってうがいをします。
口の中から異物がなくなったので、スッキリ気分爽快。口の中に何かあるのって、不快なもんですね。久しぶりに口の中に当たるものが無くなって気持ちいいです。
抜糸の作業は、ほんの数秒で終わりました。抜糸については心配するだけ損ですね。
まとめ
実は、ちょっと気掛かりだった抜糸。簡単に終わって、これで全て完了です。
口の中から異物もなくなり、すっきり爽快。だけど痛みはまだ続くので、痛み止めを追加で貰いました。
どれぐらいで完治するのかは分からないけど、歯茎に埋没した横向きの親知らずを抜くのは、思ったよりも大変ですね。
事前に仕事のスケジュールを調整しておいて正解でした。横向きの親知らずは、計画的に抜くことをオススメします。
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