秋の七草はいつ食べるの?種類と、春の七草との違いについて

いろり鍋

秋の七草って、いつ食べるんだろう?

それに、七草粥のような料理ってあるのかな・・・。

秋の七草を知ったときに、誰もがそう思いますね。

その辺りの事情と、秋の七草の種類、春の七草との違いについて紹介します。

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秋の七草はいつ食べるの?

秋の七草って、実は食べられません。

だから、七草粥のような料理も当然ないわけで。

私も食べられると思って興味を持ったんですが、食べられないと知って、とても残念な気持ちになりました。(^_^;)

秋の七草は、食べるものではなく見て楽しむもの。野山に七草を見て、秋の訪れを感じる風流なイベントです。

その始まりは、万葉集の山上憶良の歌から。

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秋の野に咲きたる花を指折り
かき数ふれば七種の花

萩の花尾花葛花撫子の花
をみへしまた藤袴朝貌の花

山上憶良

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この歌で詠まれている七種類の草が、秋の七草となりました。

また秋といっても、旧暦ですからだいたい今の7〜9月にあたるわけで。今でいったら秋というより夏ですね。

次は、七種類の草ついて、簡単に見ていきましょう。

秋の七草の種類は?

秋の七草は、次のような種類があります。

ハギ(萩)

萩の花

山野に自生してます。

ススキ(薄)

ススキ

最近は生えている場所が減ってるとか。

クズ(葛)

葛の花

山野に自生しています。

ナデシコ(撫子)

河原撫子

河原撫子(かわらなでしこ)

陽当たりの良い場所に自生してます。庭先でよく見かけます。

オミナエシ(女郎花)

女郎花

オミナエシは、自生している数が減ってます。庭先で見かけることも。

フジバカマ(藤袴)

沢藤袴

沢藤袴(さわふじばかま)

フジバカマは絶滅危惧種に指定されています。

キキョウ

桔梗

キキョウは、絶滅危惧種に指定されています。

秋の七草は見て楽しむものだけに、どの草もキレイな花を咲かせますね。

派手さはありませんが、侘び寂びを感じさせるセレクトです。ただ、全体的に自生してる数が減っているのが残念ですね。

以下の記事で、1つ1つの草について開花期や生息場所などもっと詳しく紹介しています。

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次は、春の七草と秋の七草の違いについて。

秋の七草と春の七草の違い

春の七草とは、1月7日に食べる七草粥に入れる7種の菜のこと。

七草粥には、お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を休めたり、野菜不足になりがちな真冬に栄養を摂るという目的があります。

ですの当然、春の七草は食べられる野菜です。

七種とは「セリ」「ナズナ」「ハハコグサ」「コハコベ」「コオニタビラコ」「カブ」「ダイコン」のこと。

いっぽう、秋の七草とは観賞するためのもので、和歌などの古典で詠まれてきました。

ですので、胃腸の調子を整えたり栄養を摂るための春の七草と、秋を感じて観賞するための秋の七草では、根本的に目的が違うわけです。

ただし観賞用とはいえ、秋の七草に挙げられる植物には、薬草として用いられるものが6種もあります。

うち5種は生薬としても使われるので、偶然にしては揃いすぎている感じがありますね。

もしかしたら薬草として使えるものを広めたいという、別の目的もあったのかもしれません。これは勝手な推測ですけどね。

まとめ

秋の七草は食べるものではありませんでした。

見て楽しむのが目的の風流な七草です。

しかし、最近では自生している姿が珍しくなっていて、絶滅危惧種となっているものがあります。

ハイキングなど山に行くときは、ぜひ覚えておきたい七草ですね。

しっかり覚えたいときは、以下の記事を参考にしてください。

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また、山まで行かなくとも、河原の土手などを散策すると見かけることがあります。もし見つけたら、じっくり観察しておきましょう。

次の機会にはないかもしれませんので。

たまには七草を巡る、ゆっくりとした時間を過ごしたいですね。

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