小学校・中学校の夏休みの長さって、誰がどう決めてるんでしょうか?
地域によって夏休みの長さには傾向があるのですが、もっと細かくみていくと、実は学校ごとに違ったりします。
自分が小学生の時は気にならなかったけど、親になったら気になるもんですね。(^_^;)
いったい誰がどう決めているんでしょうか。
夏休みを決めているのは誰だ?
夏休みを決めているのは学校の設置者です。
学校の設置者って誰だ?
と思いますよね。
学校の設置者とは主に地方公共団体、学校法人のことです。
また、一部地域では株式会社、非営利法人が設置者になってます。
校長が決めているわけではないんですね。(^_^;)
校長とは学校の指揮監督者になります。
ですので夏休みを決めているのは、
地方公共団体 → 教育委員会
学校法人 → 理事会
と考えればだいたいOKです。
夏休みはどうやって決めてるの?
誰が夏休みを決めているか分かりました。
ではどうやって決めているのでしょうか?
ま・さ・か、気分?(;´Д`)
だったらオモシロイんだけど、そんな面白さが日本で許されるはずがありません。
すぐにモンスターペアレンツが出現しますから。
■公立学校の場合
公立学校の場合は、地域の教育委員会が定める「学校管理規則」に従っています。
学校管理規則では地域の事情も考えて決めます。
北海道や東北は冬が長く夏が短くとか、地域の事情に合わせてるんですね。
それ以外にも校長からの申し出にあわせ、学校ごとに期間を変えることがあります。
■私立学校の場合
私立学校の場合は、学校毎に決めています。
学校管理規則に従う必要はありません。
地域ごとの夏休みの日数差
地域ごとに夏休みがどれぐらい違うのか見てみましょう。
●北海道
7月25日~8月18日
●宮城県
7月21日~8月25日
●東京都
7月21日~8月31日
●大阪府
7月21日~8月31日
●広島県
7月21日~8月31日
●高知県
7月21日~8月31日
●福岡県
7月21日~8月31日
思っていたとおり北海道・東北地方は夏休みが短いですね。
これは冬休みを伸ばすためなんだと思います。
まとめ
小学校・中学校の夏休みは、公立学校と私立学校で決めている人が違います。
公立の場合は、地方の教育委員会が学校管理規則に従って決めます。
ただし校長の申し出により、学校によって異なることがあります。
私立の場合は、学校法人が学校ごとに決めています。
全国の夏休みを比較すると、地域によって期間が違いますね。
夏は九州で、冬は北海道とかダメなんでしょうか。(^_^;)
あぁ夏休みって楽しいんですよね。
もう一度だけ休みたい。(;´д`)
参考文献
・内閣府「私立学校休業日の分散化事例の調査結果について」