東京に住んでいたとき、首都高沿いの分譲マンションを賃貸で借りてました。
住んでいたのは2階。
騒音とか排気ガスとか気になったんですが、いろいろ条件が良かったので決めちゃいました。
幹線道路沿いのマンションの騒音や排気ガス、メリットデメリット、どんな対策があるのか、決める前のチェックポイントについて書いてます。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/10/usagi-016.png)
騒音は部屋次第!
幹線道路沿いのマンションに住んだ感想
住んでいたマンションはこんな感じ
- RC造(鉄筋コンクリート造)のマンション
- 2階
- 築8年
- 1LDK
- 窓は二重
- 排気口と通気口は道路の反対側
- 8mほど離れて首都高4号新宿線沿い
- JR駅(代々木)まで6分
マンショッンはコンクリートの打ちっぱなしで、外壁に厚みがあるしっかりした造りでした。
防音に気を使っているため窓は二重です。
その窓から外を見ると、すぐ真下に高速道路。
首都高だけあって、交通量はかなりのものです。
幹線道路沿いのマンションの騒音
「高速道路沿いだから、うるさいだろうな」
と僕も最初はそう思ったんですが・・・そんなことありません!
窓を閉めている分には、外の音がほとんど聞こえないんです。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/10/usagi-020.png)
すっごく遠くで車が走ってる感じ。
救急車・パトカーが近くを通ると、ちょっと聞こえるけど気にならない程度。
都内にしては、かなり静かと思えるぐらいの部屋でした。
ただし、たまに「はっ」となったのが車両の衝突音。
「今ぶつかったよね?」
と別の面で心配です。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/11/usagi-006.png)
「ドーン」って音した・・・
どうやら家の近くの首都高のカーブが、事故多発ポイントだったみたいで。。
あと稀に道路工事があるんですけど、それもほとんど聞こえませんでした。
窓が二重だと騒音がかなり軽減されるっていうけど、これ本当ですよ。
マンションの外壁がしっかりしていて、厚みがあったのも良かったんだと思います。
幹線道路沿いのマンションの排気ガス
排気ガスは特に気になりませんでしたね。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/10/usagi-020.png)
窓、閉め切ってたしね。
気密性の高いマンションだったし、排気口や通風口が、道路と反対側にあったのも良かったんだと思います。
都内だったら、どこも空気はこんなもんかなーと。
それもあって最初は空気清浄機をつけていたんだけど、あんまり高架がない気がして止めてました。
ちなみに空気清浄機のフィルターが真っ黒・・・とかは一度もありません。
ただ窓とかベランダは薄黒く汚れてましたね。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/10/usagi-016.png)
道路沿いなら、こんなもんじゃない?
バリバリ仕事をしていた時代だったので、窓を開けない生活でも気になりませんでした。
幹線道路沿いのマンションの洗濯物
洗濯物を外に干す気にはなれなかったので、いつも中干しです。
急ぎのときは浴室乾燥機を使っていたけど、たいていは洗面所に干すだけ。
1人暮らしで洗濯量も少なかったですし。
と、僕の場合はあまり大きな悩みはなかったんですが、幹線道路沿いはふつうデメリットが多いもの。
幹線道路沿いのデメリットとメリットについて、私の経験を踏まえてまとめてみました。
幹線道路沿いのデメリットとメリット
デメリット
幹線道路沿いは、騒音と排気ガス以外にも問題があります。
マンションの構造によっては、大型トラックの通行時に振動を感じるかもしれません。
また低層階の場合は、外から車のライトが差し込んできたり、人から見られるなどのデメリットもあります。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/11/usagi-012.png)
やっぱデメリット多いよね。
今度はメリットについて。
メリット
幹線道路沿いの最大のメリットは価格です。
マンションの価格には必ず環境要因も含まれているので、 幹線道路沿いはデメリットが多い分、安くなっているわけです。
あとは、幹線道路沿いだけあって、交通の便がいいこと。
車を持っていないくても、バスやタクシーに乗りやすいというのがあります。
女性の場合は防犯面でのメリットも!
幹線道路沿いは、外灯も人通りも交通量も多いわけですから、夜道の独り歩きでも安心感があります。
次は幹線道路沿いに住むときの対策について。
幹線道路沿いに住むときの対策
防音カーテン
防音カーテンのあるなしで、騒音ってかなり違います。
お手軽ですし一番取り組みやすいハズ。
ただし防音カーテンは、お値段がちょっと高め。
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/11/usagi-017.png)
防音カーテンを二重にすると、さらに効果的でした。
窓を二重にする
リフォームできるなら、窓に防音サッシをつけて二重窓にするのが一番だと思います。二重窓だと全然違います。
換気扇にフィルター
こ排気ガスへの対策。換気扇や通風孔につける、専用のフィルターが売られています。
空気清浄機をつける
部屋の中をクリーンにするには、HEPAフィルター搭載の空気清浄機が役立ちます。
最後に幹線道路沿いを選ぶときのチェックポイントについて。
幹線道路沿いのマンションを選ぶときチェックポイント
騒音をチェック
騒音って部屋ごとに聞こえ方が違うので、戸を閉めきって聴き比べしたほうが良いですよ。あと換気扇を回した状態や、通風孔を開けた状態でもチェックした方が良いです。
空気をチェック
部屋の中で排気ガスを感じないかチェック。あとは排気口や通風孔の位置もチェックしておいた方が良いです。
振動をチェック
マンションの場合はまず揺れないと思いますけど。振動のチェックは床に寝そべったほうが感じ取りやすいですよ。
防音対策をチェック
窓が二重サッシ(二重窓)かどうかは、とても重要な部分です。あとは外壁が厚いほうが、外からの音が伝わりません。
浴室乾燥機のありなし
高層階でなければ、洗濯物を外に干せません。浴室乾燥機があったほうが便利ですよ。
階層の高さ
実はかなりの高層階(20階以上とか)であれば、幹線道路沿いでも静かみたいです。これは周りに高い建物がないなどの、条件も関係あるみたいですけどね。
暴走族のありなし
大きな通り沿いには、たまに出没します。防音対策がしっかりしてれば関係ないですけどね。
あとがき
幹線道路沿いのマンションの住心地は、ホント物件次第だと思います。
僕が住んだマンションは、造りがシッカリしていたので騒音や排気ガスをほとんど感じませんでした。
窓は開けられなかったけど。^^;
幹線道路沿いの物件を内見するときは、先ほどお伝えしたポイントをしっかりチェックしてみてください。
ハザードマップは確認しました?
![](https://e-concern.com/wp-content/uploads/2019/11/usagi-006.png)
最近の雨とか洪水ヤバいですよね。
特に「水」「川」「沼」「湖」「谷」などがつく住所は要注意。
ライフルホームの物件検索アプリを使えば、地図上でぱっとハザードマップを確認できますよ。
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さらに指でクルッとした範囲の検索ができたり、ARでの物件チェックもできます。
無料で使えるので、一度チェックしておくと安心かなと思います。
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