いつの間にか家の中に侵入している花粉。
せめて家の中では、気持ちよく過ごしたいのに。
花粉の掃除方法と、掃除に相応しい時間、侵入経路について紹介します。
花粉の掃除方法
花粉の掃除方法は、掃除する場所によってポイントが違います。
花粉が落ちた床を掃除する
床を掃除する場合は、水拭きを優先します。
掃除機をかけたい場合は、その後にするのが効果的。
先に掃除機をかけてしまうと、花粉が空中に舞い上がって、残ってしまいます。そのあたりは、以下の図を見るとはっきり分かります。
先に掃除機をかけると、結構な量の花粉が舞い上がって、残ってしまうんですね。
というわけで水拭きを先にしましょう。
私の場合はクイックルワイパーを利用してます。クイックルワイパーの「立体吸着ウェットシート」が便利。説明書きのところに花粉も取れると書いてますしね。
そのあと、水拭きがしにくい場所には掃除機をかけてます。
掃除機を掛けている間は、空気清浄機は付けっ放しにしておきましょう。
そうすれば舞い上がった花粉を吸ってくれるはずです。
花粉が落ちた畳を掃除する
畳は水拭きをすると、イグサの油がとれて痛みやすくなるそうです。
イグサは自然の草ですので、水拭きで痛むってのは何となく分かりますね。だから、水拭きはしたくありません。
そこで、クイックルワイパーの「立体吸着ドライシート」が、クイックルワイパー「ハンディ」を使います。
どちらも乾燥タイプだし、花粉を吸着するという説明書きがあるのでピッタリ。
そのあと、空気清浄機を付けっ放しにしながら掃除機を掛けます。
ただ最近は、そこまでしなくても大丈夫かなと思ったので、寝室以外は掃除機&空気清浄機だけにしてます。
花粉が落ちたカーペットを掃除する
カーペットの繊維には花粉が絡まりやすいそうです。
ですので、カーペットには掃除機をゆっくりとかけて、取りのぞきます。でも普通にやると排気口から花粉が抜けて、空中に舞い上がってしまいそう。
そこで掃除機を掛ける前に、花粉を固めるスプレーや、不活性化するスプレーをかけて、花粉を無効化しておきます。
このようにしておけば、舞い上がっても安心。
もちろん空気清浄機は付けっ放しにしておいて、舞い上がった花粉は残さずキャッチです。
花粉に触れたカーテンを掃除する
カーテンは窓際にあるので、どうしても花粉が付着しやすいです。
特にレースカーテンは内側にあるので、より付着しやすいかと。
このレースカーテンを掃除するときは、花粉を固めるスプレーか不活性化するスプレーをかけて、花粉を無効化しておきます。
そのうえで、カーテンを払って花粉を落とし、クイックルワイパーなどで拭きましょう。
順番的には床の掃除をする前に、カーテンの掃除をしておくと良いですね。
次は花粉の掃除に相応しい時間についてです。
花粉の掃除に相応しい時間は?
花粉の掃除に相応しい時間は、花粉が床に落ちていて、落ち着いている状態のとき。
生活のリズムでいったら、朝起きてすぐとか、家に帰ってきたばかりのタイミング。
つまり、人の動きがなくて、花粉が舞い上がっていないときに行います。
そういった時間が見つからない場合は、加湿することで早く花粉を落とすことができます。
花粉は加湿すると重くなって落ちてくるので、湿度を60%などにして30分も待てば、床に溜まっていると思います。花粉の落下速度は、1秒間に3cmらしいので。
花粉を掃除するのに換気したい場合はいつ?
掃除をするときは、できれば窓を開けて換気しながらやりたいですね。
でも花粉が飛んでいる時間に窓開けたら、掃除の意味がありません。
換気をしながら掃除をするなら、次のタイミングがオススメです。
[aside type=”boader”]
- 雨が降った後
- 早朝9時ぐらいまで
- 夜間20時以降
[/aside]
花粉の時期の換気について、やり方や時間帯をもっと知りたい場合は、以下の記事がオススメです。いつどのように換気をすれば良いのか、わかりますよ。
[kanren postid=”3861″]
次は、花粉がどこから入ってくるのか、その侵入経路について。
花粉の侵入経路はどこ?
花粉は窓から侵入
花粉は、窓を閉めていたとしても、サッシの隙間から入ってきます。
だから窓の付いている部屋であれば、いくら気を付けていても、花粉が侵入しているはず。
カーテンを閉めていれば、レースカーテンに付着しているか、その下に溜まっていることでしょう。
窓際付近は、花粉が溜まりやすいです。
花粉は通気口から侵入
通気口があれば、当然そこから入り込んできます。
通気口用のフィルターをつけると良いのですが。
通気口の近くも花粉が溜まりやすい場所です。
花粉は服に付着して侵入
花粉は服に付着して入ってきます。
髪の毛にもたくさん付いているそうです。
服に付着しているということは、ハンガーラックや、クローゼットの付近が要注意。あとは着替えをする脱衣所にも、多く落ちてそうですね。
身体に付着した花粉を玄関で払っていれば、玄関にも溜まります。
参考文献:花王株式会社 生活者研究センター 「花粉に関する生活者実態とその対策の検証」」
こういったところは、より気を付けて拭き掃除する必要があります。
まとめ
花粉の掃除方法と、掃除に相応しい時間、侵入経路について紹介しました。
家の中の花粉は、放っておくとドンドン溜まっていってしまいます。
定期的に掃除をしないと、外よりも家の中のほうが花粉が酷いということになりかねません。
家を閉め切っていても、窓の隙間や服に付着して、花粉は入り込んできます。
掃除をするときは、拭き掃除をメインにして、花粉をあまり舞い上げないように気を付けましょう。舞い上がった花粉は、空気清浄機でキャッチです。
毎日の掃除を考えると、花粉をフィルタリングできるダイソンの掃除機が欲しいですね。いつかは買いたいと思うのですが、なかなか・・・。
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