近所の知り合いからお祝いにいただいた松茸。
こんなに立派な松茸を見たのは初めてです。
どうやって食べようか家族で悩んだ末、いくつかの料理にチャレンジしました。
その中で美味しかった料理法2つと、美味しくなかった料理法、傘の開き具合について紹介します。
松茸の美味しい食べ方2選
いくつかの松茸料理を試して、一番美味しいと思ったのは松茸ご飯でした。
一番美味しかったのは松茸ご飯
松茸をかなり贅沢に入れた松茸ご飯を作りました。
作ったのは実家の母ですけどね。(^_^;)
炊飯器の蓋をあけると、そこら中に美味しそうな匂いが立ち込めます。ちょっと香ばしい、食欲をそそる松茸の香りです。
よく松茸は香りだけと言われますが、炊き込みご飯にしたときは味も良いと思いました。
ただ、そんなに濃い味がするわけではありません。表現が難しいんですが、薄いシイタケって感じです。
食感はエリンギよりも、もっとシャキシャキとした感じ。これは松茸ご飯にすると、松茸がいい感じに蒸されるからかもしれません。
松茸を焼いたときは、スカスカした感じになってあまり美味しくないと思いました。蒸したほうがよっぽど美味しい気がしますね。
うちで作った松茸ご飯のレシピは以下です。
このレシピは、「舞茸」で炊き込みご飯を作ったときの応用です。
松茸でご飯を作ったのは初めてだと思うんですが、それでもかなり美味しかったですよ。
松茸料理に迷ったら、舞茸ご飯がイチオシです。
松茸の土瓶蒸し
松茸の土瓶蒸しも作ってもらいました。
松茸の香りを楽しむなら、この料理が一番だと思います。
香りは松茸独特のちょっと香ばしさの残る感じ。スープの味は出し汁がメインですが、松茸の味も染み出しています。
本当は鱧を入れたかったんですが、時期が悪くて手に入りませんでした。
それでも松茸をたっぷり入れた贅沢な土瓶蒸しは、本格的な味を楽しめましたよ。
次は松茸の食べ方で美味しくなかったものについて。
松茸の美味しくない食べ方
松茸の食べ方で一番美味しくなかったのは、“網焼き”です。
七輪で炭を起こして、ジワジワと美味しそうに焼いたんですが。
でも食べてみると、なんていうか味の薄いキノコの柄を食べているような感じです。食感もイマイチで、ややスカスカというかパサパサしている感じ。。
これには家族の誰もが残念な気持ちになってましたね。一番立派な松茸を焼いただけに、すごく残念です。
もちろん料理の仕方が、良くなかった可能性もあります。あとは松茸の状態が悪かったのかも。採れたての新鮮なものではあったんですけどね。
ふだんから松茸を食べてないので、このあたりはよく分かりません。
というわけで、”網焼き”については、失敗する可能性があります。”網焼き”をするなら、すこしだけ焼いてみて、最初に味見をしたほうが良いですよ。
個人的には、”焼き”よりも蒸したほうが美味しいと思いました。
ホイル焼きは試せなかったのですが、恐らく美味しいんじゃないかなと想像します。
次は、松茸の傘の開き具合について。
松茸の傘の開き具合について
実は松茸って傘の開き具合によって、香りが違ってくるらしいんですね。だから本当は、それに合わせて料理を変えると良いとのこと。
まず傘が閉じている状態の「つぼみ松茸」といわれるもの。これが一番の高級品です。
食べたときに香りが良いのが特徴で、網焼きやホイル焼きが美味しいとのこと。
次につぼみが少し開いた形の「中つぼみ松茸」。松茸に詳しい人達の間では、この状態が一番美味しいという話も。
香りが引き立つので、土瓶蒸しやお吸い物、松茸ご飯にぴったりだそうです。今回うちで食べたのもこれだと思います。
そして最後が「開き松茸」と言われるもの。傘が完全に開ききっていて、シイタケみたいな形になってます。
松茸はこの状態になると、2日で香りが飛んでしまうんだとか。この状態になったら、なるべく早く食べる必要があります。
それ以外にも松茸を選ぶときは、柄が硬めで湿り気のあるものが美味しいらしいですよ。
まとめ
松茸の美味しい食べ方と、美味しくない食べ方について紹介しました。
あくまで私の感想ですが、食べ慣れてない家庭で作った松茸料理のうちでは、松茸ご飯が一番美味しかったです。
とても味が良かったので、嫁とおかわり合戦になりましたね。。
土瓶蒸しもなかなか美味しかったです。でも土瓶蒸しは作るの大変ですね。
意外と美味しくなかったのが、松茸の”網焼き”です。それも七輪で炭火焼きした本格的なやつね。
松茸なんて普段食べないから、これは料理法が悪かったのかもしれません。でも個人的には、“網焼き”は二度とやらないと思います。
そもそも二度と手に入らない気がしますけどね。(^_^;)
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