「パパもぅあっち行って!」
喋れるようになった2歳の娘が、父親を完全に拒否。
ママにべったりになりました。
このメチャメチャ可愛い娘から、まさか拒否されるとは。。
と激しく落ち込んでいたら、わりと良くあるケースみたい。
2歳の娘がパパを嫌がる体験と、考えられる理由、態度を改めた結果について書いてます。
2歳の娘がパパを嫌がるのが凹む
「パパもぅあっちいって!」
娘がママと遊んでるときは、わりと頻繁に拒否されます。
これはママを独占したいからなんでしょうけど。
「パパのお家あっちだよ(山の方を指差す)」
「えっ!?」
「ここ私とママのお家」
お出掛けから帰ってきて、車庫に車を入れるタイミングでたまに言われます。
酷すぎて笑えるw
「どーいーて(両手で押してくる)」
娘がママと寝室やお風呂場に入るとき。
「パパもう来ないで(バタンッ)」
ドアを閉めることも。
「アンパンチッ!(グーで)」
傍目には可愛いんですけどね、これは”こっち来るな”っていう意思表示。
このように毎日ちょっとずつ心をエグられ続け・・・だんだん傷が深くなっていきます。
俺、わりと面倒みてると思うけど?
私は自宅で仕事をしているし、妻は里帰りしていないので、娘とは生まれてからずっと一緒。
育児にしても、ミルクにオムツにお着替え、爪切り、お風呂と、妻と分担せずに何でもこなしてきました。
家事についても、お風呂掃除、ゴミ捨て、皿洗い、たまに料理もしてます。
家事も育児もやってる方だと思うんだけど。
しかもちょっと前までは、娘とふつうに仲が良かったのに。
拒否されるようになったのは、なぜなんでしょうか?
2歳の娘がパパを嫌がるのは良くある
調べてみると、同じような人がたくさんいました。
さすが魔の2歳児。ちょっとホッします。(^_^;)
でも、放っておけば娘との関係が改善するってわけでもないみたい。
女児との関係を諦め、2度と修復できなかったってケースをチラホラ見掛けました。
そこで、拒絶される原因を調べてみました。
2歳の娘が父親を嫌がる理由を調べた
妻や娘への暴言、DV、ひどい態度など、そういったものは当然ない前提で。
お酒臭い、タバコ臭い、髭が痛い、など生理的に嫌悪されることも、やってないので外して考えます。
それ以外で、次のようなことが嫌がられるという意見がありました。
- 短気でイライラしている
- 娘が一生懸命やってるときに邪魔をする
- しつこくちょっかいを出す
- 娘の行動をじっくり待たない
要するに大人げないほど、幼児には嫌われるってことですね。
あと、ママさんや娘さん達の意見で最も多かったのが、“妻の夫に対する態度”。
妻の夫に対する態度
妻が夫を尊敬してないとか、愛情がないとか、ひどい場合は嫌ってるとか。
そういったことがあると、娘は機敏に察してママに同調するみたいです。
でも我が家ではそんなことないはず。。なんですけど?
父親の役割は初めての他人?
2歳の娘の拒否反応について、妻と相談してみたところ、
「人間関係を試しているんじゃ?」
「男性とのコミュニケーションを鍛えるためにやってるんじゃ?」
というポジティブな話になりました。
うちではこんな意見にまとまったんですが。
でも実はこれ、子育て本にも同じようなことが書いてました。
「頭のいい子にする最高の育て方」という本。
その中で、ママと娘は出産後もしばらく一心同体で、パパは生まれて初めて会う”他人”という解説がでてきます。
だからパパとの関係は、そののまま他人と自分の関係のベースになるとか。
そしてママがパパを尊重すれば、子供も他人を尊重する子に育つという話がありました。
本の中では、その根拠として国立精神・神経医療研究センターの研究などが紹介されてます。
であれば、拒まれるのも仕方ないんですけどね。
それ以外にこんな説も
思春期とか反抗期の話ですけど、娘というのは遺伝子が近い父親を毛嫌いするとか。
これは近親者を避けるために起きることみたいです。
基本的に思春期での話だから、2歳児に当てはまるのかは分かりませんけどね。思春期こわすぎ・・・。
こういったことを踏まえて、娘への態度を改めてみました。
娘への父親の役割を考えて態度を改めたら・・・
試行錯誤したところ、効果があったのは次の2つの対処です。
娘と2人きりでお出掛け
もっとも有効だったのは、父親と娘の2人だけでお出掛けすること。
2人きりで海岸へ行きました。石を海に投げたり、砂をいじったり、貝殻を拾ったり、帰りにブランコに乗ったりなど。
正直、イヤイヤ期の2歳児を扱い兼ねていたんですが、結果的にこれが良かったですね。
この後から急速に仲良しに戻った気がします。
子供が父親に求めるのは、ドキドキ感や冒険なのかもしれません。
というわけで、よく2人きりで外出するようになりました。
仕事や休息を優先しない
これは非常に難しいと思いますが。
私は仕事の優先度を落としました。
好きでやってる仕事なんで、本当は年中パソコンを触ってたいんですけどね。
でも仕事は諦めて、娘と遊ぶのを優先してます。
おかげでイライラしたり、娘に素っ気ない対応をしてしまうことが無くなりました。
いつでも娘を受け入れるスタンスでいます。
生まれて初めて、自分優先から子供優先になったと思います。
努力の結果
「パパあっち行ってよ〜」
は今でも言うんですが、回数が減ったしマイルドにもなりました。
あと、
「ママあっち行って」
も言うようになりました。
父親の小さい勝利です。(笑)
まとめ
2歳の娘に嫌がられるのは、ほんとショックです。
しかし、ここで身を引いてしまったり拗ねてしまうと、娘との関係を修復できないケースも。
父親の虚像は守りつつ、本当の大人になることが、今求められているのかもしれません。
でも世の中には、ママよりもパパが好きな、パパっ子も多いみたい。
だから何がダメで何が良いかなんて、分かるわけありません。
一つ言えるのは、思考停止が一番良くないはず。試行錯誤を繰り返すしかなさそうです。
コメント