ベッドマットレスを畳の上に直置きして寝てます。
もう2年たちますが、全く問題ありません。
よくマットレスを畳に直置きすると、カビが生えるとか聞いたんですが・・・。
どういった状況で大丈夫なのか、カビや湿気対策、ベッドマットの選び方について書いてます。
いつも置きっぱなし・・・
ベッドマットレスを直置きで畳の上に!
地方に引っ越して、寝室が和室になりました。
捨てられなくて持ってきたベッドマットは、そのまま和室の寝室に運び込んで、今日まで使ってます。
たまにマットレスの裏側をチェックしてますけど、何の問題もないんですよね。
わずかな湿り気さえありません。^^;
このベッドは今現在は、妻と娘が使ってます。でも引っ越した当初は汗かきの私も使っていたので、わりと心配したんですけどね。
ちなみに、どんな環境で使っているのかと言うと。
家や地域の湿気は?
古い木造住宅なので、気密性はよくありません。
外気の影響を受けやすいです。
隙間風が吹くよ。
住んでいるところは富山県の沿岸沿い。
年間を通して、日本でもトップクラスに湿度が高い土地です。平均湿度70〜80%ぐらいで、カラッとした日はほとんどありません。
そんなところに2年も居るのですが、ベッドマットは特に問題ないんですよ。
湿気がひどすぎる夏場でも無事でした。エアコンを頻繁につけていたのが、良かったのかもしれませんけどね。
冬場も問題なし
子供が小さかったので、冬場は石油ファンヒーターで寝室を温めました。
部屋が温まった後は、加湿器とオイルヒーターをつけて寝てたんで、わりと湿気はあったと思うんですが。
やはりベッドマットは無事なんですよね。
冬場は、寝てる間ずっと部屋を温めてたのが良かったのかもしれません。こうすることで、ベッドマットと畳の間の温度差が小さくなり、結露が起きにくかったのかなーと。
その他、畳の調湿性が優れていたというのもあると思います。
でもそれ以上に優れていたのが、ベッドマットなんじゃないかと。
ベッドマットのタイプによっては湿気に強い
ベッドマットは構造によって、湿気の溜まりやすさが全然違います。
メジャーな構造としては、ボンネルコイルとポケットコイルがあるわけですが。
ポケットコイルは、ポケットとなる袋をたくさん内部に抱えているだけに、通気性はとても悪いです。
それに比べてボンネルコイルは、内部はバネだけですので通気性が良いです。
うちのベッドマットは、フランスベッドの高密度連続スプリング構造。
フランスベッドの独自技術なんですが、ようするにボンネルコイルの発展形です。だから内部の通気性は、とても良かったわけです。
フランスベッドは純日本ブランド
さらにフランスベッドは、名前にフランスって付いてるけど、実は日本の企業なんです!
いやーびっくりですね。
だから日本の環境にあったベッド作りを心得ています。
フランスベッドの高密度連続スプリングは、ベットマットレス内部の湿気と、外気との湿度の差を10%以下にする日本向けの作り。(参考文献1より)
だからマットレス内部には、湿気がほとんど溜まりません。
フランスベッドを使っていたことが、湿気への対策として良かったんだと思います。
次は、湿気を防ぐ対策について。
ベッドマットレスのカビや湿気を防ぐ対策
ベッドマットレスを畳に直置きする場合、カビや湿気対策を考えておきたいですね。
ベッドマットを定期的に立て掛ける
それにはベッドマットを定期的に、壁に立て掛けるのが良いそうです。
ベッドマットを壁に立てかけると、裏面を乾かすことができるし、ベッドマットを置いていた位置の畳を乾かすこともできます。
ベッドマットを立てかけた状態で、裏側にエアコンや扇風機を吹きかけるのも良いそうですよ。
とかいって、私はサボってましたけどね。
本当に極稀に、気が向いたときに、立て掛けてました。
敷きパッドで汗を吸収
汗対策としては、敷きパッドが便利です。
ベッドマットの一番上に、汗取り用の敷きパッドをかぶせます。
敷きパッドは、簡単に外せて洗濯しやすいから、扱いやすいですね。
除湿シートをはさむ
私も使っているのですが、湿り気を防ぐには除湿シートが欠かせません。
除湿シートをベッドに使う場合は、はさむ位置が大切。
はさむ順番は、上から敷きパッド→シーツ→汗パッド→除湿シート→ベッドマットレス。
これが正解みたいですよ。
畳を傷つけない除湿マット
帝人のベルオアシスという素材で作られている除湿マットは、評判がものすごく良いです。
この除湿マットは、まるでスノコのように使えるマット。軽くて薄くて調湿性に優れ、簡単に干すことができます。
そしてなにより、とっても柔らかい素材で出来てます。だから畳を傷つける心配がありません。
このあたりを組み合わせて湿気対策をすれば、より安心かなと思います。
あとがき
ベッドマットレスを畳の上に直接置くのは心配ですよね。
湿気がすごくて、カビてしまったという話をよく聞きますから。
恐ろしいことに、ベッドマットだけでなく、畳までカビてしまうこともあるらしいですよ。
ただ、そういったリスクはあるものの、畳の上にベッドマットって子育てには便利。ベッドマットから子供が落ちても心配いりません。
それにベッドマットなので、敷きっぱなしでOK。
床よりも高い位置で寝られるので、ホコリも吸い込みにくそうです。
というわけで、環境によってはベッドマットを畳を直置きしても大丈夫かなーと思います。
<参考文献>
1. フランスベッド:高密度連続スプリングマットレス
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