ほっけの旬は産地で違う!脂がノリまくる最も美味しい時期は?

ほっけ

スーパーで、いつでも買える「ほっけの開き」。

居酒屋でも定番のメニューで、年中食べられますね。

そういえば、ほっけの旬っていつだろう? 脂のノリまくった最高のほっけが食べたい!

なんて思ったので調べてみました。

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ほっけの旬は産地で違う

調べてみると、ほっけの旬は産地で違うことが分かりました。

ほっけは、日本海と茨城県より北の太平洋で穫れます。おもな水揚地は、北海道、石川県、秋田県、青森県、新潟県。あとは、ロシアからの輸入物。

農林水産省「海面漁業生産統計調査」によると、国内で水揚げされるほっけの99%が北海道産。国産のほっけ=北海道産と考えてOKですね。

そんな北海道産の中でも、“三大ほっけ”と呼ばれる3つの産地が特に有名です。

ほっけの旬を探るためにも、まずはこの3つの産地を確認してみましょう。

“三大ほっけ”の産地はどこ?

北海道で、“三大ほっけ”と呼ばるほっけの産地は、羅臼、礼文、積丹あるいは日高。

北海道周辺のほっけは、分布場所と産卵期の違いなどから、4つのグループに分けられます。“三大ほっけ”は、それぞれのグループの代表的な産地と見ることができます。

そして産地によって旬も違ってくるわけです。

図をみると、礼文と積丹は、同じグループとして扱えそうですね。

ですので今回は、“三大ほっけ”の産地を、羅臼、礼文(積丹)、日高として考えます。

<参考文献>
北海道ぎょれん「ほっけ」
横浜魚河岸「旬魚余話」

“三大ほっけ”、それぞれの旬は?

ほっけ

ほっけは、北海道の沿岸で5月~7月と11月に多く漁獲されます。

ただし、それは多く獲れる時期であって、旬とはちょっと違います。

知りたいのは、脂がのって一番美味しい時期ですよね。

そういった考えで調べてくいくと、“三大ほっけ”の旬は以下のようになりました。

“三大ほっけ”の旬

  • 礼文島は、7〜8月ごろ(夏)
  • 羅臼は、10〜11月ごろ(秋)
  • 日高は、11~12月ごろ(冬)

参考にしたのは、北海道でほっけを扱っている漁業関係者の情報です。

<参考>
惣万水産「手作りの逸品」
北の快適工房
花昆布本舗やまじょう「ほっけ雪氷一夜干し」
小松水産オフィシャルブログ

産地を定めず、北海道のほっけの旬と言うことであれば、春と秋が美味しいという意見が多いです。特に秋が多かったので、産地を選ばないのなら秋が良さそうです。

ところで近年、輸入量が増加しているロシア産のほっけの旬はいつでしょうか。

ロシア産のほっけの旬は?

ロシア産のほっけは、オホーツク海やベーリング海で獲れたものです。

オホーツク海で獲れたほっけの旬は秋。脂が一番のって美味しいそうです。ベーリング海で獲れたほっけの旬については分かりませんでした。

ロシア産のほっけは、種類で言うと全て縞ほっけ。国内で獲れるほっけとは、種類が違います。ほっけの種類については、次の項で説明します。

さて、ほっけの旬は分かったところで、ほっけの種類についても解説していきたいと思います。

ほっけは種類によって味が全く違うので、旬だけでなく種類も押さえておきましょう。

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ほっけの種類は3種類

ほっけの種類は、根ほっけ、真ほっけ、縞ほっけの3つです。

根ほっけ

根ぼっけ

Photo by WEB函館

ほっけの中でも、プレミアム感があるのが、この「根ほっけ」。

ほっけは本来、群れで回遊する魚。ところがその中には、近海の岩棚などに定着するほっけが出てきます。この根が生えたみたいに定着するほっけを「根ほっけ」と呼びます。回遊しない分、大きく育ち脂のノリが良いです。

「根ほっけ」は、分類学的には真ほっけのこと。なので簡単にいうと、真ほっけが根魚になったものです。

最近では商売っ気が先行し、近海で獲れるほっけを全て「根ほっけ」としているそうです。本物の「根ほっけ」は、大きくて脂のノリが良いという特徴があるので、買う時は注意しましょう。

真ほっけ

ほっけのスタンダードとも言えるのが、この「真ほっけ」。国内で獲れる多くのほっけが「真ほっけ」です。

適度な脂のノリと身の締り、味が濃いのが特徴。ほっけ本来の味を一番楽しめる魚です。

ちなみに「真ほっけ」は成長にあわせて呼び名が変わる出世魚。「あおぼっけ」→「ろうそくぼっけ」→「はるぼっけ」→「根ほっけ」と変わります。

縞ほっけ

居酒屋で「ほっけの開き」を頼むと出てくるのが、この「縞ほっけ」。

オホーツク海やベーリング海で獲れるロシア産の輸入物が多いです。名前の通り身体に縞模様があり、脂のノリが良くとってもジューシーなのが特徴。

さらに脂のノリの良いものを「とろぼっけ」として売っていることがあります。

最近では、とにかく脂がノッているものが好きという人が多く、「縞ほっけ」が一番人気です。

ちになみに標準和名だと、キタノホッケなのですが、誰もそう呼びませんね。。

ほっけの種類が分かったので、最後に特別美味しいとされるほっけについて、紹介します。

特に美味しいのは羅臼産のほっけ

ほっけ

ほっけの中でも、特に美味しいとされるのが、羅臼産のほっけ。

羅臼で水揚げされるほっけの99%は真ほっけです。

羅臼産のほっけは、既にブランド化されつつあります。その中でも、お腹の部分が赤くなっている「赤腹ホッケ」は別格。脂のノリが非常に良く、最高級のほっけと言われてます。

赤腹になるのは、体全体に脂が行き届いたほっけだけに見られる現象。「赤腹ほっけ」と普通のほっけでは、味わいがまったく違います。

普段スーパーなどで売られることは無く、北海道の地場で買うか、お取り寄せしないと手に入りません。

そしてそんな羅臼産の赤腹ほっけを、最大限に美味しく加工するのが、「吊し干し」という製法。“どっちの料理ショー”でも勝利を納めた製法です。

「吊し干し」で加工されたものは、ほっけがスマートに縦に伸びた形をしています。いっぽう普通の干し方だと、まとめて網で干すため、ほっけが丸っこい楕円形になります。

最高級に美味しいという羅臼産赤腹の吊る干しほっけ、一度は食べてみたいですね。

まとめ

ほっけの旬は産地で違うということを紹介しました。

国産ほっけ=北海道産で、その中でも代表的な“三大ほっけ”の産地と旬は以下でした。

“三大ほっけ”の旬

  • 礼文島は、7〜8月ごろ(夏)
  • 羅臼は、10〜11月ごろ(秋)
  • 日高は、11~12月ごろ(冬)

それ以外でポピュラーなのが、ロシアからの輸入物。その旬は「秋」でした。

また、ほっけの種類についても触れていて、国産の多くは真ほっけ、ロシア産の輸入物は、縞ほっけでした。

そして、ほっけの中でも別格といわれるのが、国産の最高級である羅臼産の「赤腹ほっけ」。製法は「吊し干し」が最高です。

普段よく食べているものは「縞ほっけ」で、これはスーパーでいつでも買えるし、居酒屋で年中注文できるやつです。「縞ほっけ」のなかでも上等な「トロホッケ」は、一度食べてみたいですね。

今年の冬はぜひ、羅臼産の最高級ほっけにチャレンジしてみたいと思います。

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