水道の凍結防止に水をちょろちょろ出す。適切な水量と料金の目安は?

蛇口

水道が凍結しそうな日は、水をちょろちょろ出して寝ますね。

なるべく出す量を減らしたいんですが、凍ってしまっては元も子もありません。

水をちょろちょろ出すときの適切な量、一晩出したときの水道料金、一箇所の蛇口から出すだけOKなのかを紹介します。

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水道の凍結防止に水をちょろちょろ出すときの適切な量は?

水道の凍結防止に水をちょろちょろ出すときは、流れ落ちる水が「エンピツぐらいの太さ」になるようにって話をよく聞きます。

でもエンピツぐらいの太さって、結構な量の水が流れます。なんか無駄に使っている気がするので、もう少し適切な量が知りたいですね。

適切な水の量は、その日の気温によって違ってきます。

なぜ水を出しっぱなしにするのかというと、水道管の中を冷やさないようにするため。地中を通ってくる水は、ある程度の温度があります。冬場でも5℃とか。

水を出し続けると、水道管の中に常に温かい水が流れ込みます。だから凍結しないんですね。

そこで、どれぐらいの量の水を流せば凍らないのか、自宅で試してみました。

水道が凍結しない水の量とは?

うちは古い一軒家。屋外に給湯器があり、そこにつながる水道管が一番凍結しやすいです。

この家でも−4℃ぐらいなら、蛇口から流れ落ちる水が爪楊枝つまようじぐらいの細さでも大丈夫でした。3分30秒で500ml流れるぐらいの水の量。

実際にはポタポタポタッぐらいの水の量でも大丈夫だったんですが、念のため爪楊枝ぐらいは出すようにしてます。

ただし屋外にある蛇口は、ポタポタポタッでは駄目でした。屋外の場合は、もっと水を出さないと凍結するみたいです。

うちの実家はもっと寒い地域にあって、そこでは−10℃以下にしょっちゅうなります。

−10℃になる環境では、ポッキーぐらいの太さで水を出してました。試しに爪楊枝ぐらいにしたところ、蛇口につららができて凍結してしまいました。

このように水を出す量は、どれぐらい冷え込むのかによって違います。

ちなみに水道が凍結する気温については、以下の記事でまとめていますので、良ければ参考にしてください。

水道が凍結する気温は?すぐできる凍結防止対策と、何度で溶けるのかも紹介

2018.02.04

次は一晩中、水を出しっぱなしにしたときの水道料金についてです。

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水道の凍結防止に水を出しっぱなしにすると料金は?

水道料金は環境によってかなり違ってくるので、あくまで参考程度にですが。

爪楊枝ぐらいの細さで水を流した場合

  • 1人暮らし:8円
  • 2人暮らし:16円
  • 3人暮らし:19円
  • 4人暮らし:19円
  • 5人暮らし:22円
ポッキーぐらいの太さで水を流した場合

  • 1人暮らし:12円
  • 2人暮らし:34円
  • 3人暮らし:43円
  • 4人暮らし:43円
  • 5人暮らし:54円

爪楊枝ぐらいの細い水であれば、一晩出しっぱなしにしても大したことありません。ポッキーぐらいの太さでも、気に病むほどの金額ではありませんね。

思っていたよりも安いです。

ちなみにこれは東京23区で、台所にある蛇口から7時間水を出しっぱなしにした想定。料金には上水だけでなく、下水の使用量も含まれています。

水道局による料金差ってかなりあるので、地域によっては倍以上掛かるかもしれません。

どのように計算したのか、簡単に説明しますね。

水を出しっぱなしにしたとき水道料金の求め方

まず流れた水の量を測るため、500mlのペットボトルを用意します。

そしてこの500mlのペットボトルが、何分でいっぱいになるかを測ります。

例えば、爪楊枝ぐらいの細さで水を出すと、ペットボトルがいっぱになるのに3分30秒かかりました。つまり7分で1リットルの水が流れることになります。

ってことは、7時間出しっぱなしにすると、420分(7時間)÷7分=61リットル。一晩で61リットル水を使うことになります。

で、水道の課金単位は1㎥(1000リットル)ずつ。1㎥あたりいくらするかというと、これは水道局と、契約単位によって違ってきます。

東京都を参考にしてみましょう。

■東京23区の水道料金表(平成17年以降)

契約単位 基本料金 1〜5㎥ 6〜10㎥ 11〜20㎥ 21〜30㎥ 31〜50㎥
13mm 860円 0円 22円/㎥ 128円/㎥ 163円/㎥ 202円/㎥
20mm 1170円
25mm 1460円
30mm 3435円 213円/㎥

参考:東京都水道局

各家庭がどれぐらい水道を使っているのかというと、次のようになります。

■家庭の1ヶ月あたりの平均水道使用量

  • 1人暮らし: 8.2㎥
  • 2人暮らし:15.9㎥
  • 3人暮らし:20.4㎥
  • 4人暮らし:24.3㎥
  • 5人暮らし:28.5㎥

参考:東京都水道局

1人暮らしを例に計算してみます。

1人暮らしは、ふつう20mm以下で水道を契約してます。1ヶ月に使う水の量は8.2㎥だから、1㎥あたりの料金は22円。

一晩で61リットルだと、61/1000リットル×22円=約1.3円。つまり一晩出しっぱなしでも1.3円・・・。

気にするのがバカバカしくなる金額ですね。(^_^;)

同じ条件で、他の家庭を計算すると以下になります。

爪楊枝ぐらいで出しっぱなしの場合

  • 1人暮らし:約1.3円
  • 2人暮らし:約8円
  • 3人暮らし:約10円
  • 4人暮らし:約10円
  • 5人暮らし:約13円

ポッキーぐらいの太さで、水を出しっぱなしにした場合も考えてみましょう。

ポッキーぐらいだと、500mlのペットボトルをいっぱいにする時間は約1分。7時間出しっぱなしにすると、210リットル水が流れることになります。

ポッキーぐらいで出しっぱなしの場合

  • 1人暮らし:約4.6円
  • 2人暮らし:約27円
  • 3人暮らし:約34円
  • 4人暮らし:約34円
  • 5人暮らし:約45円

やはり気にならい程度の金額ですね。

最後に、これら上水道の料金に、下水道の料金をプラスしていきます。

■下水料金

汚水の種別 0〜8㎥ 9〜20㎥ 21〜30㎥ 31〜50㎥
一般 560円 110円/㎥ 140円/㎥ 170円/㎥

参考:東京都水道局

蛇口から出した水を、そのまま排水したと考えると。

  • 1人暮らし:約7円
  • 2人暮らし:約7円
  • 3人暮らし:約8.5円
  • 4人暮らし:約8.5円
  • 5人暮らし:約8.5円

で、これらの下水料金を、上水道の料金と合わせると、先に載せたような金額になるわけです。

長くなりましたが、こんな感じで水道料金を求めました。

次は、水道の凍結防止に水をちょろちょろ出すのは、一箇所の蛇口からでOKなのかについてです。

水道の凍結防止に水を出すのは一箇所でもOK?

水道の凍結防止にちょろちょろ水を出すとき、一箇所の蛇口だけで良いのか悩みますよね。

これまた気温によって、使い分けるべきだと思います。

うちの場合は、最低気温が−4℃であれば、一箇所だけ水を出します。このとき水を出す蛇口は、台所にあるお湯口の方

というのもお湯口につながる水道管は、給湯器と一緒に屋外にあるので凍りやすいですね。それ以外の水道管は家の中を通っているので、−4℃ぐらいでは凍結しません。

また台所につながる水道管がうちの中では一番長いので、ここを流しておけば途中で分岐している水道管も凍りにくいだろうと考えてのことです。

ここからがポイントで、家の中は寝る直前までしっかり温めておきます。あとはタイマーをセットして早朝から暖めます。このようにすると、家の中が氷点下にならないので、お風呂やトイレ、洗濯機の蛇口なども凍ったりしません。

しかし、うちの実家だと−10℃ぐらいになることがあります。

実家では台所と洗面所の両方から、水を出すようにしていました。2箇所から出せば、それだけ水道管の中の温度も下がりにくくなりますね。

洗濯機とお風呂場の蛇口からは、水を出していませんでしたが、その近くにある洗面所の水を流すことで、どうやら凍結しなかったようです。トイレの水道管だけは、ヒーターを巻いています。

というわけで気温が−4℃ぐらいであれば、一箇所から水を出すのでOK。−10℃ぐらいになる場合は、複数から水を出した方が良さそう。

まとめ

水をちょろちょろ出すときの適切な量と、一晩出したときの水道料金、一箇所の蛇口から出すだけOKなのかを紹介しました。

水をちょろちょろ出すときの適切な量は、気温によって違います。-4℃程度であれば、流れ落ちる水の細さが爪楊枝ぐらいで問題ありません。

−10℃を超えるようであれば、最低でもポッキーぐらいの太さで水を出しましょう。

水道は一晩流しっぱなしにしても、そこまで料金が掛かりません。東京都の水道局であれば100円以下。

もちろん出す量と水道局によって、料金は違いますが、びっくりするぐらい高くなることはないと思います。

水を出しっぱなしにする蛇口の数と場所も、気温によって使い分けましょう。−4℃ぐらいであれば、1箇所出して家を温めておけば、凍結することはありません。

−10℃を超える場合は、複数箇所の蛇口を開けておいたほうが良いです。

万が一、凍ってしまったり、水道管が破裂したりすると、とても面倒なことになります。そのリスクを考えれば、これぐらいの出費は、高くないのではと思います。

ちなみに、お湯口から出すのを忘れると、給湯器まわりが凍結するので要注意。給湯器の電源を切ってから蛇口をひねれば、ガスや灯油は消費しません。

寒い日にお風呂に入れないと、絶望しますよ。。

 

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