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ひな祭りの食べ物とその意味。桜餅とちらし寿司は必要?

ひな祭り

ひな祭りの食べ物って、定番があります。

でもそれぞれ、どういった意味があって、どのぐらい大切なのか分かりません。

不要なものはなるべく買いたくないのですが。(^_^;)

そこで、ひな祭りの食べ物とその意味、どのぐらい重要なのかについてまとめました。

また、扱いが微妙な桜餅や、ちらし寿司についても書いてます。

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ひな祭りの食べ物とその意味

ひな祭りの食べ物について、歴史があって重要なものから紹介します。

白酒

桃の節句

ひな祭りの起源とも言える古代中国の「曲水の宴」。

盃を曲がりくねった川に流し、詩を歌った優雅な宴だったようです。

日本にも伝わり、お酒に桃の花を浮かべた「桃花酒」を、縁起物として飲んだそうです。

それが変化して、江戸時代には「白酒しろざけ」になったのだとか。

というわけで、歴史の深い「白酒」は、ひな祭りに必ず用意すべきものじゃないかなと。

ただ「白酒」は飲み慣れない人が多いと思いますので、もっと飲みやすい「甘酒」がオススメ。

「白酒」と「甘酒」は完全に別モノですが、見た目が似ているのでよく代用されます。

「甘酒」は、アミノ酸、ビタミンB、ミネラルなどが豊富で、飲む点滴と言われるほど。美容効果もあるので、祖父母・母・娘の3世代で楽しめますね。

お子様には、ノンアルコール甘酒がオススメ。うちの娘も、すごく気に入っていましたよ。

菱餅

菱餅ひしもちは3色の餅でできていて、それぞれに意味があります。

桃色は魔除け、白色は純血、緑色は健康・成長だとか。

また、菱餅の順番が上から桃色→白色→緑色になっているのは、「雪の下に新芽が出て、桃の花が咲いている」という情景を表しているのだそうです。

菱餅の歴史をみると、最初はよもぎ餅(草餅)だったのが、江戸時代に白い餅が加わり、明治になって桃色の餅が加わったとのこと。3色の菱餅になったのは、わりと最近だったんですね。

分かってみると、最近できた食べ物だけに、そんなに重要じゃない気がしてきました。

ただ見た目には綺麗なので、すこし用意できればいいんじゃないでしょうか。

はまぐりのお吸い物

はまぐりは、平安時代から「貝合わせ」として貴族の間で遊ばれていました。

大名家の婚礼でも「貝合わせ」が用意され、重要視されたぐらいです。

そんなはまぐりの貝殻は、ピッタリ閉じることから、夫婦円満の象徴とされてきました。

というわけで、重要度の高いはまぐりですが、最近ではあさりも代用として使われているようです。

確かに国産のはまぐりって見掛けないですし、中国産のはまぐりを買うのも微妙です。貝類は汚染されやすいですからね。

というわけで、あさりでも良いのではと思います。

ひなあられ

江戸時代のひな祭りでは、雛人形を持って見晴らしの良い景色を見せてあげる、「雛の国見せひなのくにみせ」という習慣があったそうです。

その際、持っていったのがひなあられ。

江戸時代の女の子は、お雛様と雛あられを持って、景色の良いところへピクニックに行ってたいんですね。

ひなあれれは、菱餅と同様に3色が基本。意味合いも同じみたいです。

ただ4食のバージョンもあって、こちらは四季を意味するという話もありました。

というわけで、「雛の国見せ」に行かないなら、別になくても良いんじゃ?と思うけですよ。

次は、扱いが微妙な桜餅について。

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ひな祭りの食べ物に桜餅は?

桜餅といえば、ひな祭りのシーズンに売り出される和菓子です。

しかし、ひな祭りにおいて、そのポジションは微妙。

その理由は、ひな祭りに食べるお餅にあります。

ひな祭りに食べるお餅とは?

ひな祭りに餅を食べる習慣は、さかのぼれば中国の母子草ははこぐさの餅がルーツと言われてます。

それが日本に伝わり、よもぎ餅(草餅)に変わり、江戸時代に白餅が、さらに明治になって桃色のお餅が加わり菱餅となったわけです。

ですので、桜餅とひな祭りは、まったく関係がありません。

ただ、見た目にはひな祭りにも合うし、あっても違和感はないと思います。ピンク色をしたお餅ですから。

ちなみに、桜餅って関東と関西では作りもルーツも違うんですね。知りませんでした(^_^;)

次は、ひな祭りの定番とも言える、ちらし寿司について。

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ひな祭りのちらし寿司の由来とは?

ひな祭りにおいて、ちらし寿司はどれぐらい重要なものなのでしょうか?

実は、ひな祭りのちらし寿司に、特に意味はないそうです。

というわけで、由来もありません。

ひな祭りのちらし寿司の由来

一説によると、平安時代のひな祭りで「なれ寿司」を貴族が食べていたからとか。

また、それが江戸時代に「ばら寿司」になって、現在では「ちらし寿司」になったという話があります。

しかし、あまり確かな話ではないみたいですよ。

ひな祭りのちらし寿司の具材

ひな祭りのちらし寿司には、以下の縁起物を入れるのはスタンダード。

[aside type=”boader”]

  • えび:長生き
  • れんこん:見通しがきく
  • 豆:まめに働く

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この他、春にふさわしい三つ葉を入れたり、見た目が鮮やかになる錦糸卵を入れたりするそうです。

でも、ひな祭りのちらし寿司に意味はないんだから、無理に用意する必要はないんですけどね。

というわけで、主食は何でもOKかなと思います。

個人的には、手毬寿司とか好きですね。

まとめ

ひな祭りの食べ物とその意味についてまとめました。

ひな祭りの食べ物として、由来の在る伝統的なものは次の4つ。

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  • 白酒
  • 菱餅
  • はまぐりのお吸い物
  • ひなあられ

[/aside]

これらを用意してあげれば、他は何でも良いと思います。

ひなあられも、意味を考えれば必須ではありませんしね。

また、桜餅やちらし寿司は、実は用意しなくても問題ありません。

ただ祖父母の視線がある場合は、ちらし寿司を用意したほうが、無難にひな祭りをこなせそうな気がします。

個人的には、手まり寿司のほうが・・・

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