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ホホジロザメは日本近海に生息する?その被害と、危険なサメの種類について

ホオジロザメ

海で怖いものといえば、サメですよね。

なかでもホホジロザメは、映画「ジョーズ」のイメージもあって、めちゃめちゃ怖いです。

そんなホオジロザメですが、まさか日本近海にも生息してたり?と気になったので調べてみました。

また、実際に被害はあったのか、その他に危険なサメはいるのか書いてます。

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ホホジロザメは日本近海に生息する?

残念ながら、ホホジロザメは日本近海にも、いらっしゃるようで。

沖縄から北海道にかけて、水温に合わせて回遊しているようです。

長距離を移動しつつも、決まった場所に戻ってくるのだとか。だから、ホホジロザメがよく目撃される場所などあったら要注意ですね。

日本の周辺ではどのぐらい目撃されてるんでしょうか?

ホホジロザメは日本近海で目撃されてる?

日本近海でホホジロザメは、多い年で15件ほど確認されていたりします。

でも、ほとんどの年では0〜3件ですけどね。それに同じ個体が何回も目撃されている可能性があります。

だからそれほど多くは住んでいないと信じたい。(^_^;)

どのぐらいの大きさの個体が目撃されているんでしょうかね。

そのサイズ感について、具体例を見てみます。

ホホジロザメが日本近海で目撃された例

1992年、瀬戸内海の播磨灘で、全長4.9メートルの雄のホホジロザメが底曳網にかかって引き上げられた。

1999年、山口県の海水浴場がある室積海岸に、全長5.3メートルのホホジロザメが出現。このサメはのちに捕獲された。

2005年、川崎港に全長4.85メートルの雄のホホジロザメが漂着した。東京湾にもいるということ。

2016年、三重県小浜町の沖合で、全長5メートルのホホジロザメが定置網にかかった。

2018年、沖縄本島南部のダイビングスポットで、全長5メートル近くのホホジロザメと遭遇。

いやー、なんか想定外に大きいのが、日本の周りにいますね。(汗)

ただ、日本周辺に出没するホホジロザメは、海外のものとは個体群が違う別の系統かもしれないとのこと。

海外で暴れまわっているホホジロザメのように、凶暴じゃないといいんですけど。

実際のところ、日本での被害ってあったのでしょうか?

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ホホジロザメによる日本での人的被害

ホホジロザメ

ホホジロザメによる死傷事故は、推察されているものを含めて2件ほどありました。

1992年3月、愛媛県松山沖で潜水漁をしていた男性が行方不明。切り裂かれたウェットスーツやボンベが見つかり、体長5メートル前後のホホジロザメに襲われたと断定されました。

1995年4月、愛知県伊良湖沖で潜水漁をしていた男性が襲われ死亡。引き上げられたときに、体長が6メートルほどのサメが噛み付いていたため、ホホジロザメと推察されてます。

この他に、ホホジロザメに船を攻撃された例なども。

というわけで日本の海にいるホホジロザメにも、凶暴なやつはいるんですね。

それに、サメの種類が特定されていないだけで、サメによる食害事故は他にも起きてます。

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次は、ホオジロザメ以外の危険なサメについて見ていきましょう。

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日本近海にいる危険なサメの種類

日本の周りには、ホホジロザメ以外にも危険なサメの仲間がいます。

ホホジロザメに次いで、危ないやつと言われているのがイタチザメ。

イタチザメ

イタチザメの恐ろしいところは、浅瀬にまで侵入してくること。

水深が数十cmで、海の底が見えるような浅瀬であっても油断できません。

実際に水深40〜50cm、海岸から5〜10mのところで被害にあった例が、2016年に高知県でありました。

性格は非常に獰猛なため、なんでも襲う雑食のサメです。食べれない物まで、食べちゃいます。

そんな獰猛なサメが、海岸近くまでくるとなると子供が心配ですね。

唯一の救いは夜行性であること。昼間はあまり活動してないみたいです。

オオメジロザメ

オオメジロザメの恐ろしいところは、淡水にも入り込むこと。

沖縄の川では、オオメジロザメを釣り上げた例が複数あるそうですよ。

また非常の獰猛な性格であることも、危険視されてます。

オオメジロザメによる事件は、沖縄で発生しています。沖縄に泳ぎに行くときは、十分注意したいサメですね。

まとめ

ホホジロザメは日本近海にも生息してました。

そして死亡事故を起こしています。

「ジョーンズ」なんて海の向こうの話と思っていたのに、そんなこと無いんですね。

しかも最近は温暖化の影響なのか、海水温度がどんどん上昇しています。

海が暖かくなるとサメの活動範囲も広がるわけで、今後ますます危なく鳴る気がしますね。

実際、日本のアチコチでサメが出没しています。

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人気のない海岸で泳ぐのが好きだったんですが、ちょっとねぇ。

<参考文献>
1. 水産庁 海洋漁業資源の現状「ホホジロザメ 日本周辺」
2. 水産総合研究センター「瀬戸内通信6号」

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