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花粉のない地域5選!北海道や沖縄、避粉地で有名な的山大島などの離島

自由 花粉症

花粉の季節は、毎日が地獄の一歩手前ですね。

2〜3日でいいから花粉のない地域に避難したいです。

花粉症の人が旅行をするなら、ぜひ花粉のない地域へ。

気軽に行ける範囲で、花粉のない地域6選を紹介します。

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花粉のない地域5選!

北海道

富良野花畑

花粉が少なくて有名な北海道。

実北海道はスギ・ヒノキの花粉がとても少ないです。

どれぐらい少ないのかは、次の数値を見てください。

■スギ・ヒノキの飛散量比較

都道府県個数/㎠
北海道(旭川)41
北海道(札幌)83
東京都3,714
神奈川県7,257
埼玉県15,061

参考:環境省「平成28年春におけるスギ・ヒノキ花粉の実測飛散量 (速報値)」

東京と比べると、北海道のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は0.01〜0.02倍。さらに神奈川や埼玉と比べると、もっと少ない。

北海道のスギ・ヒノキの花粉が、いかに少ないかが分かります。

花粉症の人の7割はスギ花粉なので、北海道だと反応しにくいんだと思います。

花粉症の患者さんの約70%はスギ花粉が原因

出典:厚生労働省「はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~」

しかし北海道には、次のような花粉も存在しています。

  • ハンノキ(春)
  • シラカバ(春)
  • イネ科の牧草(夏)
  • ヨモギ(秋)

というわけで、花粉が全くないわけではありません。これらの花粉に反応する人は、北海道に行く場所と季節に注意しましょう。

花粉だけ見ると、北海道の一番いい季節は冬。12月〜4月ぐらいまでは、花粉が飛んでません。

ちなみに私は今まで、春・夏・秋に北海道に行きましたが、花粉症に苦しんだことはありません。

イネとかブタクサにも反応するはずなんですが。それほど飛んでいないのかもしれませんね。

沖縄

沖縄ビーチ

沖縄は花粉がほとんどありません。

というのも沖縄にはスギ・ヒノキがほとんど自生していないから。

林野庁のデータによると、人工的に植えられたスギの面積はわずか0.2%。ヒノキにいたっては0%です。

参考:林野庁「スギ・ヒノキ林に関するデータ」

ブタクサによる花粉症も、ほとんどないようです。

ただし、リュウキュウマツの花粉が2〜3月に、イネ科の花粉が10〜11月、沖縄特有のモクマオウ科の花粉が4〜6月に飛ぶようなので、それらに反応する可能性はあります。

ただ個人的には、沖縄で花粉を感じたことはありませんけどね。いつも秋〜春に行くので、もしかしたら夏は違うのかも。

沖縄に移住して花粉症が治ったという人も多いので、花粉があったとしても本土よりかなり少ないんだと思います。

的山大島

長崎県の平戸市にある離島、的山あづち大島。

花粉を避けるための土地である「避粉地」として有名になりました。

的山大島におけるスギやヒノキの植林が占める面積は、島全体のわずか2%。

実際に島を訪れた人の感想として「マスクがいらなかった」や「体調が良くなった」などの声が聞かれたそうです。

的山大島としても、花粉がないことを積極的にPR中。避粉地ツアーなども組まれているので、一度は行ってみたいですね。

奄美群島

奄美大島

奄美群島とは、鹿児島県の南にある離島をまとめた呼び方。

奄美大島・喜界島・加計呂麻島・徳之島・沖伊良部島・与論島などが含まれています。その他にも島がたくさん。

奄美大島には、スギ・ヒノキが自生していません。

人工的に植林されたものも少しあるようですが、影響はほとんどないみたいです。

実際、奄美大島に元から住んでいる人で、花粉症になった人は1人もいないのだとか。

また、国土交通省による「奄美群島におけるスギ花粉等の飛散状況と活性化に関する調査」でも、スギ花粉がほとんど存在しないことが確認されてます。

「花粉症のない島」モニターツアーに参加した人も、全員花粉症の改善がみられたそうです。

私も奄美大島は、夏の終わりに訪れていますが、花粉症の症状は全く出ませんでした。

東京に帰ってからも、その夏はしばらく快適に過ごせたのを覚えています。

与論島ビーチ

その他の島に関しても、恐らく同じような環境かと。与論島も魅力的ですね。

小笠原諸島

東京23区から1000km離れた東京の離島・小笠原諸島も花粉がないそうです。

亜熱帯気候に属する小笠原諸島は、生えている植物が本土とは違い、いかにも南国的なもの。

ただし、モクマオウ科やイネ科などの花粉に反応してしまう人がいるようです。

このあたりは沖縄や、奄美群島とあまり変わりありませんね。南の島の花粉は、共通したものがありそうです。

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まとめ

花粉のない地域5選を紹介しました。

ないと言いましたが、実際には何かしろの花粉はあります。

ただ、花粉の量が少なかったり、スギ・ヒノキ・ブタクサ以外なので反応する人が少なかったりとか、そういうことみたいです。

ということで、あらかじめ耳鼻科などでアレルゲンの特定をしておくと、より自分にあった避粉地と季節が分かると思いますよ。

本州においても、スギが早く減るといいんですけど、未だに毎年1600万本ぐらい苗木が作られています。

近年では1/100以下に花粉を押さえるスギなども開発されているので、死に際には花粉が少なくなっているかもしれません。(笑)

今すぐ南の島に移住できたら最高なんですけどね。しがらみが・・・。

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