雷の激しい地域に住んでます。
雷が鳴り響くたびに、築40年の我が家は大丈夫なのだろうか。
いつも心配になります。
小さい子供もいるし、木造住宅の家屋は安全なのかハッキリしたいところ。
雷のとき家の中は安全なのか、お風呂は危険なのか、家電の扱いはどうすべきかを書いてます。
雷は家の中にいれば安全?
家の中にいれば、基本的には安全です。
鉄筋コンクリート製の家であれば、なお良し。もし落雷があったとしても、鉄筋が雷を地面へと流してくれるそうです。
雷がすっごく怖い人は、マンションに住むと良いかもしれませんね。
20m以上の建築物であれば、避雷針も義務付けられてますし。
雷で木造住宅は大丈夫?
で、木造住宅はどうかというと。
もし木造の家に落ちたとしても、雷は壁や柱を伝わって地面に流れるとのこと。
ただし壁や柱の近くにいると、感電するかもしれないので危険らしい。
それ以外にも電話線や配線、水道管など金属類に触れていると、電気が流れやすいのでリスクがあります。
ですから屋内にいるときも油断せず、雷が鳴っているときは、壁や天井から1m以上離れた部屋の内側が良さそう。
あと、雷が直撃したときに電灯が割れて飛び散った例もあるので、電灯の真下は避けたほうが良さそう。
木造住宅への落雷って頻繁にあるんでしょうか?
雷は木造住宅によく落ちてる
調べてみたところ、実はそれなりに落ちてます。
最近のニースだけでも、以下のようにたくさん出てきました。
雷って思ったより多く、木造住宅に落ちてますね。
死亡事故も起きてますが、雷によって起こった火事が原因。
家の中にいて、雷が直撃して死んだというわけではありません。
雷で木造住宅が気をつけたいのは火災
もし雷が木造住宅に落ちた場合は、火災に気をつけたいですね。
直接家に落ちてなくても、近くに落ちた雷が原因で出火している例がたくさんあります。
寝ている間に火事になったら、逃げ遅れることもありそうです。
次は、雷がゴロゴロしているときに、お風呂に入っても平気なのかについて。
雷が鳴っているときにお風呂は危険?
雷が鳴っているなかでの入浴は、どっちかというと控えたほうが良さそうです。
入浴だけでなく、洗濯や炊事など水を使うものを避けた方が良いらしい。(参考文献2)
これは雷が近くに落ちた場合、水道管など金属類を伝わる可能性があるので、そこから感電するリスクがあるんだと思います。
で、実際にそんな例があるのかというと。
調べた限りですが、入浴中に感電して負傷したという話はありません。
落雷の影響で窓が割れて、お風呂場で負傷というのはありましたが。
雷ってすこし待てば通り過ぎるので、余裕があるのであれば、すこし待ってからお風呂に入るのが良さそうです。
次は、雷で家電が壊れるかも知れないことについて。
雷で家電が壊れる?
雷が家や近くの電柱に落ちると、異常に高い電圧が電線に流れるそうです。
この現象を「雷サージ」と呼ぶそうな。
これにより、コンセントに繋がっている家電製品が故障したり、最悪の場合、そこから出火して火事になったりもするそうです。
電化製品はコンセントを抜くことで、これを防ぐことができますね。
私も稲光がすごいときは、ノートパソコンのコンセントを抜くようにしてます。あとスマホも充電器から外してますね。
この2つは仕事道具なので、万が一にも壊れると困りますから。
それ以外の家電については、なにもしてません。
壊れると取り返しのつかないものだけ、保護しておけばいいんじゃないかなと思います。
雷は火災保険の対象?
ちなみに、もし雷が原因で電化製品が故障した場合、火災保険で保証してもらえる可能性があります。
これは、家財を保険の対象に入れていればですけどね。
最近は異常気象で雷も増えてきてます。
そういった地域にすんでいる場合は、火災保険を見直したほうが良いかもしれません。
<参考文献>
1. 日本電気学会「雷から命を守るための心得」
2. 東京電気管理技術者協会「電気安全に関するQ&A」
あとがき
私が住んでいる地域は、ほんとうに雷が多くて、いつも戦々恐々しています。
しかも古いお家に住んでいるので、雷が直撃したら消し飛ぶんじゃないかなと。(汗)
「雷なんて滅多に落ちないでしょ?」
と私も思っていたんですが、そうでもありません。
山の中とか木とかに、落ちたあとがありますよ。
田舎道で家族が自転車やバイクに乗るようでしたら、以下の記事も一度読んでみてください。
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