ついに憧れのゴパンを購入しました。
パナソニックの2013年モデルです。もう随分経つんですが、ゴパンは未だに2013年製が最新なんですね。
しかし、生米から米粉パンを作れるのはゴパンだけですので、年式が古いのは我慢しました。
実際にゴパンを使ってみての感想や、入れる材料を変えてみたこと、動かしたときの騒音、作った後の掃除の手間などを紹介します。
まずは、ゴパンを使ってみてのレビューからです。
ゴパンのレビュー!
ゴパンには、パン焼きケースが2つ付属していて、これを使い分けることで米粉パンと小麦粉パンを焼くことができます。
米粉パンの作り方から見ていきましょう。
ゴパンで米粉パンを作る
ゴパンといったら米粉パンですよね。
米粉パンが目当てで、ゴパンを選んだ人が多いと思います。
実はこの米粉パンにも2種類あって、小麦粉グルテンを利用したものと、小麦粉を一切使用しないグルテンフリーなものがあります。
グルテンフリーの米粉パンについては、以下の記事を参考にしくてださい。
ここでは小麦粉グルテンを利用した米粉パンを紹介します。
作り方は簡単、材料を計量してゴパンにセッティングするだけ。材料にどんなものを入れるのか、参考までに載せておきます。
《お米食パン一斤の材料》
材料 | 分量 |
---|---|
白米 | 220g |
水 | 200mL |
バター | 10g |
砂糖 | 大さじ2(17g) |
塩 | 小さじ1(5g) |
小麦グルテン | 50g |
ドライイースト | 小さじ1(2.8g) |
小麦グルテンを入れなければ行けないので、ゴパン専用のものを買ってください。
さて、軽量が終わったら、ドライイーストと小麦グルテンを専用の容器に入れます。その他の材料は、米粉パン用の焼きケースに入れます。
あとは電源を入れて、4時間30分待つだけです。
「えっ?4時間30分?」
そうです結構時間が掛かります。
計量については、慣れてくると10分程度。準備は10分、出来上がるのは4時間30分後というのが残念ですね。
で、4時間30分待つと出来上がります。
出来上がりはフワフワのモチモチで、パン切り包丁でも潰れてしまうぐらいです。お米の粒は残っておらず、米粉パンかどうかは言われないとわからないと思います。
一斤のサイズは、2人で食べる分には十分ですが、3人だと足りません。美味しくてバクバク食べれるので、あっという間に無くなりますよ。(^_^;)
ゴパンで小麦パンを作る
ゴパンは普通の小麦粉パンも焼けます。
作り方は簡単、やはり材料を計量してゴパンにセッティングするだけ。
《小麦粉パン一斤の材料》
材料 | 分量 |
---|---|
強力粉 | 250g |
水 | 180mL |
バター | 10g |
砂糖 | 大さじ2(17g) |
塩 | 小さじ1(5g) |
ドライイースト | 小さじ1(2.8g) |
こちらも慣れてくると10分程度で計量が終わります。あとは4時間待って出来上がり。
「えぇ?4時間ですと?」
さっきもやりましたが(笑)、結構掛かるんですね。
ところで小麦粉パンの場合は、なんと“早炊き”ならぬ”早焼きパン”を選ぶことができます。分量が変わってきますが、これだと2時間で仕上がるんですね。
”早やきパン”でも十分美味しいので、時間がないときに便利です。
小麦粉パンも出来たてはフワフワで、パン切り包丁でも切るのが難しいです。
ゴパンはイロイロなものが作れる
ゴパンは米粉パンと小麦粉パン以外にも、いろいろ作れます。
ここに載せきれないぐらいレシピがあるんですが、ゴパンだけで仕上げることが出来るものとして、ぶどうパン・玄米パン・雑穀パン・フランスパン・天然酵母パン・ケーキ・ジャム・餅などがあります。
また。ゴパンのこねる機能だけを利用すると、パン生地・ピザ生地・饅頭生地・ナン・うどん・パスタなんかも作れます。
詳細なレシピが付いているので、パン以外のものでも上手に作れると思いますよ。
次は、ゴパンの材料を変えて美味しいものが作れるのか?についてです。
ゴパンは材料を変えてもOK
ゴパンに入れる材料は、レシピに載っているもの以外を使っても大丈夫。
むしろ自分なりに材料を工夫したほうが、美味しいものを作れます。
私の場合は、パンは甘くないほうが好きなので、砂糖の代わりにエリスリトールを入れて、しかも量を減らします。だいたい2/3ぐらいにしてますが、それでも十分ふっくら美味しく焼きあがってますよ。
レシピ通り砂糖を17g計量すると、かなり多くてビックリします。これを全部食べるのはちょっと気が引けますね。
またドライイーストはたいてい1袋3gなので、2.8gを測るのが面倒だから1袋そのまま入れてます。
あと塩5g入れたらしょっぱかったので2.5g程度に押さえ、その代わりと言ってはなんですが、無塩バターではなく普通のバターを入れてます(無塩バターが無かった)。
バターがないときは、オリーブオイルを入れましたが、それはそれで美味しいパンに仕上がりましたよ。
さらに小麦粉パンの場合は、国産のオーガニック強力粉を使ってます。美味しい小麦粉を使うと、小麦粉そのものにシッカリとした味と香りがあり、ほんとに美味しい。
国産のオーガニック強力粉で作ったパンは、作った翌日以降も味わいが全然違います。
試しに売っているホームベーカリー用のセットでパンを焼いてみたのですが、見た目は綺麗に仕上がったんですが、味が普通でしたね。これなら売ってるパンでも良い気がします。
とまぁそれぐらいおすすめの小麦粉なので、良ければ食べてみてください。
次は、よくクチコミで書かれている、ゴパンの騒音についてです。
ゴパンの騒音はそれなり
ゴパンの騒音は、思ってたほどではないですが、それなりにします。
まず生米をミルしているときの、ヴィーーーンという音。これはとても小さい音で、エアコンより静かです。
ただし、10分おきぐらいに30秒間ミルが高速回転するタイミングがあって、そのときだけはドライヤーぐらいの音がします。
また、小麦粉生地を練るときにガタッガタッガタッという音がしますが、これもそこまで大きくはありません。比べてみると洗濯機の方がよっぽど五月蝿いです。
どちらもそこまで大きい音じゃないので、よっぽど壁の薄い部屋でしかも静まり返った深夜じゃない限り、気にしなくてOKだと思います。
つまり騒音としては、気になるなら深夜を避ければOKなレベル。
次はゴパンでパンを作ったあとの、掃除について見ていきましょう。
ゴパンの掃除は意外と簡単
ゴパンでは、パン焼き用のケースが一番汚れます。
小麦グルテン・ドライイースト投入する容れ物もちょっと汚れますが、これは放置できる程度だし、気になるなら濡れたクッキングペーパーで拭き取れば十分。
パン焼き用のケースの掃除の仕方を見ていきましょう。
米粉パン用のケース
米粉パンを焼くケースの中には、生米を粉砕するようのミルと羽根が付いてます。
米粉パンを焼いた直後は、お米が乾いてこのミルと羽根がガッチリとケースにくっついているので絶対とれません。
なので水に十分浸けるわけです。
水にしっかり浸けた後は、ミルと羽根も簡単に取れるし、専用のブラシや歯磨きブラシなんかで磨くと、そんなに手間もかからず綺麗になります。
という感じで、そんなに手間ではありません。
小麦粉パン用の焼きケース
小麦粉パン用の焼きケースは、米粉パン用の焼きケースよりさらに簡単です。
ケースの中に取外し可能な羽根が付いているので、水に浸けて小麦粉がふやければ、後は外してブラシをかけるだけで簡単に落ちます。
多少の汚れというか、小麦粉が残ってしまっても、ケースは水洗いなので気にしなく良いかと思います。
というわけで、お掃除はどちらもそこまで手間ではありません。
まとめ
ゴパンの使い勝手を中心に、材料を変えたてみたこと、動かしたときの騒音、掃除の手間について紹介しました。
自宅でパンが作れることは、出来たてホヤホヤが食べられる意外にも様々なメリットがあります。
例えば国産の安全な小麦粉を使うことで、ポストハーベストも気にしなくていいし、何よりも既製品のパンより遥かに美味しいです。
自分なりに材料を調整して作ると、お砂糖や塩の量も加減できますね。
砂糖17gって実際に計量してみると、結構とんでもない量です。売っているパンはいったいどれぐらい砂糖が入っているのか・・・と考えると、ちょっと恐ろしい気が。
ゴパンはパンが好きな人だけでなく、家族に安心なパンを食べさせたい人にも向いています。
お掃除の手間もそこまで大変ではないので、毎日でも使えると思います。朝焼きたてのパンを食べるのは、ものすごく贅沢な感じがしますよ。
ゴパンで素敵なパンライフを♪
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