冬になると、暖房をつけているのに足元が寒いってことありますよね。
上半身は暖かくても、足元が寒いから、結局寒い。。
エアコンの温度を上げても寒い。
でもこれは、ちゃんと対策をすることで防げます。
冬に部屋で足元が寒い原因と対策、暖かくする方法について書いてます。
冬に部屋で足元が寒い原因
まずは部屋の中にいるのに、足元が寒くなる原因について。
冷たい空気は下にたまる
基本的なことですが、冷たい空気は下に溜まります。
暖かい空気はその逆で上へ。
ですから部屋を暖めると、自然と足元は寒くなるわけです。
コールドドラフト
コールドドラフトといわれる、空気の流れも原因の1つ。
冷たい窓に触れた空気は、冷えて下降気流となり足元に流れ込みます。
窓際に近づくと特に足元が寒く感じるのは、これが原因だったんですね。
床からの直接的な冷え込み
床から伝わる直接的な冷えもあります。
新しいお家や床暖のあるお家であれば、そんなこともないんでしょうけど。
築年数のたった古いお家だと、床はかなり冷たくなります。
というわけでまとめると、足元が寒い原因は3つ。
この3つを解決すれば、足元の寒さも改善されるわけです。
冬に部屋で足元が寒いときの対策
部屋の空気を循環させる
冷たい空気が下に溜まり、温かい空気が上に溜まるのであれば、空気を循環させれば良いですね。
一番簡単なのは、サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させること。
“弱”で使えば、どちらも電気代は1時間0.5〜1円ぐらい(1kWH27円の場合)。
電気代は意外と安いんです。
あるいは、気化式やハイブリッド式の加湿器でも良さそう。吹き出口からわりと勢いよく空気が吹き出るので、循環させる効果もあると思います。
それに部屋を暖めるには、加湿することも重要ですから。
暖房器具にエアコンを使っている場合は、風向きを真下にして空気が循環するようにすると、いくらか効果があるかもしれません。
窓からのコールドドラフトを防ぐ
窓からのコールドドラフトは、簡単に防ぐことができます。
窓の下の方に、何か板を立てかけるだけでOK。
この方法、簡単なわりには効果が高く、やらない手はないと思います。
窓に立てかける板に関しては、専用の発泡ボードが一番使いやすいですよ。
これで窓際に近寄って寒くないし、足元の冷え込みもかなり軽減されました。
また、窓からの隙間風を防ぐ効果もあるし、窓の結露も減るという、良いことずくめ。
お手軽なのに、効果抜群!
あと、石油ファンヒーターを使っている場合は、窓際に設置すると良いですよ。
こうすることで、石油ファンヒーターが冷たい空気を吸い込んでくれます。
床からの冷えを防ぐ
床からの直接的な冷えを防ぐには、ジョイントマットが便利。
子供のいる家庭では、当たり前に使ってると思いますが。
ジョイントマットはウレタン製で、厚みも1cmぐらいあります。これを床に敷くと、冬場でも床に寝転べたりしますよ。
問題点があるとすれば、永遠に敷きっぱなしになるってことですかね。あとはジョイントマットの隙間に溜まるゴミ掃除が面倒。
次は、足元を温めたい場合について。
冬に足元を温めるには?
足元の寒さを防ぐだけじゃ物足りない。
もっと積極的に足元を温めたい!
という人には、次のようなグッズがあります。
足先ヒーター
足先だけをスッポリ包み込むドーム型の足元ヒーター。
職場で同僚が使っていたんですが、これ凄く良いですよ。
もともと足をスッポリ包むような温め方は、蒸れるので嫌でした。
でもこれはドーム型だし、隙間があるので足が蒸れません。サッと動きやすいのもメリット。
気になる電気代は、130Wなので1時間3〜4円(1kWH27円の場合)ぐらい。これなら気になりませんね。
足元こたつ
足元専用の本格的なミニコタツ。
自宅で使う分には、こちらのが方が暖かそう。家族で使えそうなのも良いところ。
個人的には、こたつに入ると眠くなってしまうんですが、これなら足先だけだから大丈夫そうですね。
電気代も100Wなので、1時間2〜3円(1kWH27円の場合)ぐらい。
電気ひざ掛け
電気でぬくぬくと温かいひざ掛け。
うちの嫁は朝早く起きて仕事してるんですが、これを愛用してます。
どのメーカーのものでも、電気代はたいてい1時間0.5〜1円なので、気にせず好きなだけ使えるも良いところ。
ポカポカで眠くなってしまうのが弱点。
ミニ電気カーペット
僕が自宅で愛用しているのがこれ。
あぐらをかくことが多いので、こちらを使ってます。
お尻を乗せるとちょっと暑すぎるんですけどね。
椅子だけでなく、ちゃぶ台などで使うときも便利です。
ちなみに温度調節がついてたほうが使いやすいですけど、必須ではありません。
暑すぎるときは、座布団とか一枚挟めば大丈夫。
あとがき
足元が寒いと、何をするにしても集中できませんね。
しっかり対策をして、快適な環境にしたほうが作業の効率がいいです。
足元を温めたい人には、足元用の暖房製品がイチオシ。どれも電気代はたいしたことありません。
むしろ足元を温めたほうが、かえって暖房費の節約になると思いますよ。
その他、部屋の防寒対策については以下の記事でも書いてます。
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