親知らずの抜歯後は、歯磨きをどうするか悩みますよね?
家に帰った後「あれっ?歯磨きどうしよう?」と気になったので調べました。
親知らずを抜いた後の歯磨きで、気をつけるべきこと3つを紹介します。
親知らずを抜歯した当日は歯磨きを控える
親知らずを抜いた部分には、“血餅”という血が固まったゼリーの様なものが作られます。
“血餅”はかさぶたの様な働きをするもので、歯が抜けた穴を塞ぐのには欠かせません。
血が固まることで”血餅”になるので、固まりかけの状態では、うがいで取れてしまうことがあります。
血餅ができないと、骨が丸出しになってドライソケットや細菌感染になることも。
ドライソケットとは、骨が露出してしまう状態のこと。これ、かなりの激痛らしい。しかもあらためて”血餅”を作るために、歯が抜けた穴の周辺を傷つけて血を出すんだとか。(^_^;)
親知らずを抜いた後は、ただでさえ痛いのに・・・。
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というわけで抜歯当日の歯磨きは、歯医者から処方された消毒薬を、軽く口に含んで出すだけにしました。
予想通りなんですが、消毒薬は傷口にしみます。
ジーンと後からしみて痛い感じ。この痛みは10〜20分ぐらいで収まります。親知らずの痛みと比べれば、全然大したことありません。
親知らずを抜いた翌日からは、歯磨き後のうがいに気を付けます。
歯磨きの後は強いうがいをしない
歯を抜いてから数日たっても、強いうがいをすると血餅が取れてしまうことがあるそうです。
私の場合は、歯茎に親知らずが埋没していたので、歯茎を切って抜歯しました。そのため歯茎が縫われている状態です。
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歯茎を縫って、穴を塞いでいる場合は大丈夫な気もします。でも、念のため強くうがいをするのは避けました。
歯磨きの後は、ガラガラとした強いうがいではなく、ブクブクと優しいうがいをします。歯を水に一瞬だけ浸す感じです。歯磨き粉を付ける量もかなり控えめ。
抜歯後は水といえど傷口にしみます。しみないようになったのは、一週間たった頃でした。
歯磨きのとき患部に触れない
歯磨きのとき、患部に触れてしまうと刺激になります。
当たり前ですが、触らないほうがいいですね。
それ以外にも歯茎を縫合している場合は、歯ブラシに糸が絡みついて、ほつれてしまうことがあります。
「そんなに簡単に、ほつれるの?」と思うかもしれません。
でも歯茎が治っていく途中で傷口が変化し、その影響で糸がほつれてしまうのは良くあることみたいです。
私は抜歯後6日目に、歯茎を縫合している糸の汚れが気になって、歯ブラシをちょっと当ててしまいました。すると糸がほつれてしまう事態に。
もしかしたら歯茎が治ってきたことで、ほつれてしまったのかもしれませんが。
翌々日には縫合している糸を抜く予定なので、ほつれた糸はそのまま放っておきました。
もし抜歯後2〜3日のときに解けてしまっいていたら、大変だったと思います。
ということがあるので、歯茎を縫合している糸は抜糸するまで触らないほうが良いですよ。
まとめ
親知らずを抜歯した当日は、歯磨きを控えます。
処方されているうがい薬を軽く口に含んで、出すだけにしましょう。
歯磨きは翌日以降にします。歯を磨いたら強いうがいをしないよう注意。固まりかけた”血糊”が、取れてしまったら酷いことになります。
また、強くうがいをしなくて済むよう、歯磨粉の量は減らしておきましょう。
いつも通りに歯を磨けるようになったのは、抜歯後7日目以降。歯茎を縫っていた糸を、抜いてもらった日からです。
糸を抜くときに傷口の状態を確認してもらえるので、そこでOKが出るとより安心して歯を磨けますね。
それまでは、歯磨きは控えめにしておくことをオススメします。
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