花粉症が雨の日に酷くなります。
「花粉は雨の日に飛ばないはずじゃ?」
そう思っていたから不思議です。
花粉症が雨の日にひどくなるのはなぜか、花粉は雨の日に飛ばないのは本当か書いてます。
花粉症が雨の日にひどいのはなぜ?
花粉症が雨の日にひどくなるっていう人、一定数いるみたいですね。
なぜ雨の日なのでしょうか?
どうやらそれには、雨の日=低気圧というのが関係してそうです。
というのも低気圧って、身体へさまざまな影響があります。それが花粉症にも影響してるっぽい。
思い出してみください。
雨の日に身体の調子が悪くなったり、ダルくなったりすることってありません?
実はこういったことも、低気圧の影響みたいなんです。
低気圧になると、身体にどんな影響があるのか見ていきましょう。
低気圧になるとヒスタミンが増加する
ヒスタミンとは、花粉症の諸症状の原因となっている物質。
花粉症の薬はこのヒスタミンを抑えるためにあります。
で、ヒスタミンって低気圧になると増加するらしんですよね。
このあたりはネットを検索すると、いっぱいそういう話が出てきますよ!
だから花粉症の症状がひどくなるんですね。
低気圧になると副交感神経が優位になる
また雨の日など、気圧が下がると副交感神経が優位になるそうです。
副交感神経が優位になると、身体がリラックス→休眠モード→眠くなったりダルくなったり日頃の疲れが出たりするわけです。
このように副交感神経の働きによって、身体の調子が悪くなる可能性があります。
参考文献:安保徹著,「安保徹の免疫学講義」, 三和書籍(2010)
実はそれ以外にも一つ可能性があるので紹介しておきます。
花粉を吸った翌朝に症状がでることも
花粉を吸い込むことで、6〜10時間後に鼻詰まりなどの症状が出ることがあります。
これを「遅発相反応」と言うそうです。
つまり前日に吸い込んだ花粉によって、次の日の朝に影響がでたりすることがあるわけですね。
朝起きて鼻詰まりがひどい場合などは、「遅発相反応」かもしれません。
参考文献:厚生労働省「的確な花粉症の 治療のために(第2版)」
次は、雨の日に花粉が飛ばないのは本当なのか見ていきましょう。
花粉は雨の日に飛ばないはずじゃ?
花粉が雨の日には飛ばない、あるいは少ないというのは本当みたいです。
これは、雨の日=湿度が高いことが関係します。
単純な話で、雨の日には湿度が高くなるので、花粉が重くなって下に落ちます。
湿度80%以上だとほとんど飛ばないとか。
それ以外にも、花粉を内包するスギやヒノキの雄花が、水に濡れると開かないということも関係しています。
だから、雨の日に花粉が飛び始めることは、ほとんどないわけですね。
でも花粉って、風に乗って飛んでくるもの。
雨の降っていない地域から飛んできたり、濡れていない花粉が風で舞い上がったりなど、多少は飛んでいると考えたほうが自然です。
あとがき
今日は久しぶりの雨の日。
なのにクシャミ酷いな!
っていう日ありますよね。
どうやら低気圧が悪さをしていた様子。
まー雨の日って、身体の弱っているところが痛くなったりしますからね。
雨の日ぐらいは花粉を忘れてゆっくり過ごせると思っていたのにあんまりです。
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