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ほっけの栄養と効能が凄い!今夜ほっけが食べたくなる5つの理由

ほっけの開き 魚介類

ほっけは、ふっくらした身と、身離れの良さが魅力のお魚。

焼きたてのほっけに、レモンをかけて食べるのが最高ですね。

そんなほっけですが、思ったよりも栄養豊富なことに気付きました。

今夜ほっけが食べたくなる5つの理由を見ていきましょう。

お腹すいた〜♪

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カルシウムが意外なほど豊富

ほっけ

ほっけは、カルシウムが意外なほど豊富です。

どのくらい豊富かというと、アジやさんまの3倍。

骨ごと食べる小魚や缶詰には及びませんが、骨を外して食べる魚の中ではトップクラス

食品名カルシウム(mg)
ししゃも360
さば缶260
ほっけ開き180
さんま開き60
あじ開き57

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

魚以外の食べものと比べてみても・・・

食品名カルシウム(mg)
アーモンド210
ほっけ開き180
こまつな170
牛乳110
木綿豆腐86

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

カルシウムが豊富なアーモンドや、こまつなと比べても見劣りしません。

カルシウムの代名詞ともいえる牛乳より、ずっと多いんです!

(牛乳って、実はそんなにカルシウム摂れるわけじゃない)

ところで、

「ほっけにカルシウム?カルシウムって骨の部分なんじゃないの?」

って思いませんでしたか。

魚の身にはカルシウムが含まれている


これに関しては、私も常々疑問に思っていました。

でも魚のカルシウムって、実は身の部分にも多く含まれています。正確には筋隔っていう、魚の筋肉を包んでいるも白い膜のような部分に含まれてます。

イメージしにくいと思うので、マグロの大トロの握りを思い浮かべて下さい。

マグロの大トロって、白い筋がたくさん入ってたりしますよね。あと、カツオなんかも木の年輪みたいな輪がありますよね。

それらが筋肉を包んでいる筋隔になります。

ほっけの場合は、焼いてしまって分かりにくいですが、身がポロポロと取り外しやすいのは、筋隔に包まれているからだそうです。

ですので、身を食べているだけでも、しっかりカルシウムを摂れるわけです。

ちなみにカルシウムが不足すると・・・

カルシウムが不足すると

カルシウムが不足すると、骨がスカスカになり骨粗鬆症の原因となるほか、様々な症状や病気の原因となりかねません。

カルシウム不足による症状

骨粗鬆症、動脈硬化、高血圧、糖尿病、アルツハイマー病、変形関節症

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、日本人は全年代でカルシウムが不足しています。

<参考文献>
公益財団法人 骨粗鬆症財団
オーソモレキュラー.jp「カルシウム」

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ナイアシンが豊富

ほっけは、ナイアシンも豊富です。

ナイアシンは普通に食事を摂っていれば不足しませんが、お酒を飲むなら必ず取りたい成分。

というのも、ナイアシンはアルコールの分解に必要で、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解もサポートします。

酒の肴に「ほっけの開き」を食べるのは、とっても良い組み合わせなんですね。

その他にも、冷え性や中性脂肪、悪玉コレステロールを減らす働きも期待できます。

中年には、最高のおつまみですね。(笑)

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DHA・EPAが魚の中でも豊富

DHA(ドコサヘキサエン酸)

ほっけはDHAが豊富。

魚介類の中でも多い方で、ごまさばやニシン、ムロアジと同じくらい。

DHAって言うと、頭がよくなる成分として有名ですよね。(実際に頭が良くなるわけではない)

これは「日本の子供のIQが高いのは魚を食べるから」というイギリス人博士のレポートが発端みたいですが。

その他、血液をサラサラにしたり、コレステロール値の上昇をおさえたり、中性脂肪を減らす効果も指摘されています。

DHAの効果まとめ
  • 血液をサラサラにする
  • 中性脂肪を減らす
  • 脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化を防ぐ

EPA(エイコサペンタエン酸)

ほっけはEPAも豊富です。

いわし・さば・あじなど青魚に多く含まれるといわれるEPAですが、ほっけも負けてません。

魚介類の中でもかなり多い方で、日常的に食べる魚としてはトップクラス。

EPAには血液サラサラにする効果があり、中性脂肪を減らしたり動脈硬化を防ぐのに役立ちます。

EPAの効果まとめ
  • 血液をサラサラにする
  • 中性脂肪を減らす
  • 血管を若く保つ
  • 脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化を防ぐ
  • 紫外線によるダメージを減らす
  • ドライアイの改善

これらDHA・EPAは必須脂肪酸なのですが、体内ではほとんど作られません。

どちらも不足すれば様々な身体のトラブルとなります。

積極的にほっけを食べて補充したいですね。

ビタミンDもまーまー含まれている

ほっけの刺身 – 北海道で食べられる

ほっけには、ビタミンDもまーまー含まれています。

ビタミンDを多く含む食品は、魚介類、卵類、きのこ類などに限られているので、ぜひ摂取したい成分。

ちなみに、日光を浴びることで皮膚からも生成されます。

ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助けたり、血液中のカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。

その他、免疫力アップや糖尿病に効果があるかもしれないと期待されてます。

ふだん日光を浴びない人は、意識して食品から摂りましょう。

またビタミンDは脂溶性なので、脂と一緒にとると吸収率が高まります。

そういった意味でも、脂のノッたほっけは最高ですね。

亜鉛が含まれている

ほっけのフライ

ほっけには亜鉛も含まれています。

亜鉛はタンパク質やコラーゲン合成に関わる大事な成分。

平成 27 年 国民健康・栄養調査」によると、日本人はやや亜鉛不足です。

ほっけに含まれている亜鉛は多くはないのですが、大切にしたいところ。

主な亜鉛の働き
  • 皮膚の健康を維持する
  • 味覚を正常に保つ
  • ビタミンAを活性化させ抗酸化作用
  • 免疫力アップ
  • 髪や肌を健康に保つ
  • 生殖機能アップ
  • 新陳代謝を高める

亜鉛は汗とともに流出するので、身体を多く動かす人ほど必要です。

あと、よくお酒を飲む人も、アルコールの代謝に亜鉛が使われるので、積極的にほっけを食べましょう。

亜鉛が不足すると、様々な症状に悩ませられるそうですよ。

亜鉛が不足したときの症状
  • 味覚障害
  • 発育不全
  • 男性不妊
  • 皮膚の病気や脱毛
  • 免疫力の低下
  • 情緒不安定、うつ病など

亜鉛は水溶性なので水に溶けて流出してしまいます。

そういった意味でも、焼いて食べるのが良さそう。

さらに亜鉛の吸収率は30%と低いのですが、動物性たんぱく質と一緒に食べることで吸収率が上がります。

ほっけの身は、亜鉛の食べ方としてもバッチリですね。

まとめ:ほっけの栄養は豊富!

ほっけは思ったよりもずっと栄養豊富です。

身体にも良いと聞けば、ますます美味しく食べられますね。

ちなみに『縞ほっけ』より『真ほっけ』の方がずっと美味しいです!

特に北海道産の大きめの真ほっけは、脂が乗っていて身が上品で・・・(*´﹃`*)ジュルリ♪

最高級の真ほっけ

あと魚焼きグリルが汚れるのが気になる人は、ぜひグリルプレートを検討してみてください。

このグリルプレートで楽にお魚を焼けるようになりました。

コメント

  1. Mr.KJ より:

    ホッケ爆釣りしてきたばっななので、非常に勉強になりました!
    ありがとうございます!
    釣り友達からリンク送られてきて、拝見しました。
    これで、バクバク楽しくホッケを食べれます(笑)

    • 関心タロウ より:

      ホッケ良いですね〜!
      爆釣って、そんなに釣れるものなんですね。
      釣れたてのホッケ、一度食べてみたいです。(^_^;)

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