部屋を暖かくすると、窓の結露に悩まされますね。
放っておくと一面びしょびしょで、窓枠が腐らないか心配になります。
でも、結露対策するのも面倒くさい。
そんな私でもできた窓の結露対策3つと、寝る前にやるべきことを紹介します。
面倒なのは嫌!
窓の下半分にボードを立て掛ける
この方法はとても簡単で、窓の下半分にボードを立てるだけ。
えっ、それだけ?
「こんなんで本当に効果あるの?」
って私も最初は疑問に思ったんですが、これがビックリするほど効果的。
このボードが立て掛けられている窓の下半分は、結露がとても少ないです。
それなら窓の上半分が結露するかと思ったんですが、そうでもない。もちろん結露するけど、以前ほどではありません。
ボードの効果が分かるように、ボードの切れっ端を窓のフチにおいて、何も無いところと比較してみました。その写真が以下↓
右端のボードの切れっ端があったところだけ、結露していないことが分かります。
隙間風も防ぐ
この結露対策の優れているところは、窓の結露を防ぐだけでなく、窓の隙間からの冷たい風も防ぎます。
そそもそも防寒用の対策だしね。
窓の近くに居るとヒンヤリ感じるのは、サッシの隙間から冷たい風が入ってくるのが原因。
ボードに付いていた説明書きによれば、サッシの隙間から入る冷たい空気は、窓とボードに挟まれた空間に滞留して、それ以上侵入しないそうです。
という説明なんですが、実際のところどうなのか測ってみました。
すると室温21℃のところ、窓とボードの間は12℃。確かに冷たい空気が滞留していることが分かります。
結露が発生する一番の原因は、空気の温度差。
だからこうやって、暖かい空気と冷たい空気の間に層を作って、温度差を小さくしてやれば結露しにくくなるわけです。
これだけで結露が減るなんて。
このボードは使わない間は、小さく畳んでおけるので、なかなか使い勝手が良いですよ。
唯一のデメリットは、外からみるとボードが丸見えな点。
ボードを設置するときの注意
もしボードを設置するときに、ボードが反り返ってきて倒れてしまうようでしたら、次の方法を試してみてください。
窓枠に隙間テープを短く貼ります。
こうすると、隙間テープのスポンジにボードが引っ掛かって、前のめりに倒れなくなります。
ちなみに100均で発泡スチロールのボードを買ってきて、同じ様に設置してみたのですが、購入した発砲ボードほどは効果がでませんでした。
素材による違いも多少あるようですね。
扇風機を窓に当てる
さらに簡単なのは窓に扇風機を当てること。
車のフロントガラスにエアコンを当てるのと一緒で、窓に風を当てると結露しません。
車のデフロスターと一緒。
これは暖かい空気が冷やされて水分が凝固する前に、空気そのものを動かしてしまうから。
しかも扇風機は一ヶ月ずっと使い続けても数百円レベルの電気代なので、電気代はそんなに気になりません。
ただし風が窓にあたって反射すると、その風が冷たくなります。寒いのも嫌なので、結露のひどい日にしか使ってません。
部屋を暖めるのにも使える
ちなみにうちで使っているサーキュレーターは、普段は部屋の空気を循環させるために使ってます。
天上が高い部屋は、暖かい空気が上に溜まってしまいがち。
天井付近だけ暖かくなってない?
サーキュレーターでかき混ぜることによって、部屋全体が暖かくなりますよ。
FF式のストーブを使っている場合は、特に効果的です。
プチプチを貼る
これもプチプチを貼るだけなので簡単です。
近所のスーパーで300円で売っていたので購入しました。
断熱シートって書いてるけど、ホントただのプチプチ。ただし梱包材のプチプチと違って、水に濡らすだけで貼れるので、そのあたりは便利でした。
効果のほどは・・・イマイチ。(^_^;)
プチプチを窓に貼ると、プチプチの表面が結露してしまいます。でも無いよりはマシかなぁ。
う〜ん、ないよりは。
他の結露対策の補助として使うと効果があると思います。
うちでは特に結露のひどい窓にだけ、ボードと併用して使ってます。
次は、朝起きたときの窓の結露を防ぐため、寝る前にやるべきことを紹介します。
結露を防ぐため寝る前にやること
朝起きてカーテンを明けると、窓がびっしょり濡れていたというのは、よくある光景ですね。
日中に温かく使っていた部屋ほど、そういったことが起こりやすいかと思います。
窓の下に水溜りが・・・
この朝の結露を防ぐには、寝る前に換気をしておきます。
一番良いのは寝る前に窓を開けて、しばらく換気すること。でもそれは、ちょっと寒い。
ですので換気扇をしばらく回す、あるいは換気扇をつけたまま寝るというのが楽ですよ。
換気扇をつけると部屋の中の温まった空気と、外の冷たい空気が入れ替わります。換気をすればするほど部屋は寒くなりますが、その分次の日の朝、結露する量は少なくなります。
結露を防ぐには、要するに部屋の温度と湿度を下げればOK。
もし除湿機を持っていれば、除湿するのも有効です。
あとがき
うちは日本海側の海沿いで、湿度は高く雪が降る地域。
木造の古い一軒家に住んでいて、隙間風と家の寒さには自信があります(笑
隙間風で24時間換気されてる。
冬の間、外気は3〜8℃ぐらい。暖房は石油ファンヒーターで21℃に設定。加湿器をフル稼働させているので、湿度70%以下になることはありません。
このような環境ですが、今のところ結露には悩まされていません。
寒さもきっちり対策して、前よりも暖かく過ごせています。
結露と寒さ対策は同時にできるものなので、以下の記事も読んでみてください。
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